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公開番号2025159456
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-21
出願番号2024062014
出願日2024-04-08
発明の名称クランプ、ワイヤハーネス及びクランプセット
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F16B 19/00 20060101AFI20251014BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】クランプにおける係止爪を交換しやすくできる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】クランプは、ハーネス側部品と爪部品とを備える。前記ハーネス側部品は、ワイヤハーネスに固定されるハーネス固定部と、前記ハーネス固定部から突出する柱部と、前記柱部に形成された取付受部とを含む。前記爪部品は、前記取付受部に取付けられる取付部と、前記車体に係止する係止爪とを含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ワイヤハーネスを車体に固定するクランプであって、
前記ワイヤハーネスに固定されるハーネス固定部と、前記ハーネス固定部から突出する柱部と、前記柱部に形成された取付受部とを含むハーネス側部品と、
前記取付受部に取付けられる取付部と、前記車体に係止する係止爪とを含む爪部品と、
を備える、クランプ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載のクランプであって、
前記取付部と前記取付受部との取付方向は、前記柱部の突出方向と交差する方向である、クランプ。
【請求項3】
請求項2に記載のクランプであって、
前記取付受部は、前記柱部の側面から内部に向けて形成された取付孔と、前記取付孔の内面に形成された係止凹部とを有し、
前記取付部は、前記柱部の前記側面に沿って広がるベース部と、前記ベース部から突出して前記取付孔に挿入されている挿入部と、前記挿入部から突出して前記係止凹部に係止する係止片とを有する、クランプ。
【請求項4】
請求項3に記載のクランプであって、
前記係止爪は、前記ベース部のうち前記挿入部が突出する面とは反対側の面から突出して、前記車体に形成された係止孔の周縁に係止する、クランプ。
【請求項5】
請求項4に記載のクランプであって、
前記爪部品は、前記ベース部のうち前記係止爪が突出する端部とは反対側の端部から突出して、前記係止孔の前記周縁のうち前記係止爪が係止する面とは反対側の面を覆うフランジを含む、クランプ。
【請求項6】
請求項3に記載のクランプであって、
前記係止爪は、前記ベース部のうち前記挿入部が突出する面から突出して、前記車体における係止板部に係止する、クランプ。
【請求項7】
請求項2から請求項6のいずれか1項に記載のクランプであって、
1つの前記柱部に一対の前記爪部品が取付けられ、
前記取付方向は一対の前記爪部品が並ぶ方向であり、
一対の前記爪部品は互いに同じ形状を有する、クランプ。
【請求項8】
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のクランプと、
前記ハーネス固定部に固定されたワイヤハーネス本体と、
を備える、ワイヤハーネス。
【請求項9】
ワイヤハーネスを車体に固定するクランプセットであって、
複数種類の爪部品と、
前記複数種類の爪部品のうちいずれか一種が選択的に取付けられたハーネス側部品と、
を備え、
前記ハーネス側部品は、前記ワイヤハーネスに固定されるハーネス固定部と、前記車体に形成された係止孔に挿入される柱部と、前記柱部に形成された取付受部とを含み、
前記複数種類の爪部品のそれぞれは、前記取付受部に取付けられる取付部と、前記車体に係止する係止爪とを含み、
前記複数種類の爪部品において、前記係止爪の大きさ又は前記取付部に対する前記係止爪の突出方向が互いに異なる、クランプセット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、クランプ、ワイヤハーネス及びクランプセットに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、取付孔に差し込み固定されるクリップ部材と、取付部材に取付けられるバンド部材とが別体に設けられるバンドクリップを開示している。かかるバンドクリップでは、クリップ部材とバンド部材とを固定する際、バンド部材のバンド部をクリップ部材に挿通させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-124061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のバンドクリップでは、バンド部材のうち取付部材に巻かれるバンド部がクリップ部材にも挿通されているため、クリップ部材の交換がしにくい。
【0005】
そこで、クランプにおける係止爪を交換しやすくできる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のクランプは、ワイヤハーネスを車体に固定するクランプであって、前記ワイヤハーネスに固定されるハーネス固定部と、前記ハーネス固定部から突出する柱部と、前記柱部に形成された取付受部とを含むハーネス側部品と、前記取付受部に取付けられる取付部と、前記車体に係止する係止爪とを含む爪部品と、を備える、クランプである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、クランプにおける係止爪を交換しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかるクランプを示す正面図である。
図2は同クランプを示す分解斜視図である。
図3は図1のIII-III線に沿った断面図である。
図4はハーネス側部品に爪部品を取り付ける様子を示す説明図である。
図5はハーネス側部品に爪部品を取り付ける様子を示す説明図である。
図6は実施形態2にかかるクランプを示す断面図である。
図7は実施形態3にかかるクランプセットを示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のクランプは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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