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公開番号
2025164002
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-30
出願番号
2024067704
出願日
2024-04-18
発明の名称
スイッチ付き同軸コネクタおよび該スイッチ付き同軸コネクタを備える同軸コネクタセット
出願人
株式会社村田製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
24/38 20110101AFI20251023BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】可動端子において金属疲労が発生することを抑制するスイッチ付き同軸コネクタを提供する。
【解決手段】可動端子は、保持部材で保持される可動基部と、可動基部に連なる弾性変形部と、弾性変形部に連なる連結部と、連結部に連なる可動接触部と、を有し、固定端子は、保持部材で保持される固定基部と、固定基部に連なる固定接触部と、を有し、可動接触部は、高さ方向に弾性的に変位することによって固定接触部に対して離接動作を行うとともに長手方向に弾性的に伸縮するように構成され、弾性変形部は、長手方向に弾性的に伸縮するように構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
導電性を有する可動端子および固定端子と、電気絶縁性を有する保持部材とを備える、スイッチ付き同軸コネクタであって、
前記可動端子は、前記保持部材で保持される可動基部と、前記可動基部に連なる弾性変形部と、前記弾性変形部に連なる連結部と、前記連結部に連なる可動接触部と、を有し、
前記固定端子は、前記保持部材で保持される固定基部と、前記固定基部に連なる固定接触部と、を有し、
前記可動接触部は、高さ方向に弾性的に変位することによって前記固定接触部に対して離接動作を行うとともに長手方向に弾性的に伸縮するように構成され、
前記弾性変形部は、長手方向に弾性的に伸縮するように構成されている、スイッチ付き同軸コネクタ。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記可動基部は、前記弾性変形部の長手方向の位置に設けられる、請求項1に記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
【請求項3】
前記可動接触部が前記固定接触部から離れることによって、前記可動接触部が長手方向に延伸するとともに前記弾性変形部が長手方向に延伸する、請求項1に記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
【請求項4】
前記可動接触部は、前記固定接触部に向けて突出した板形状を有する、請求項1に記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
【請求項5】
前記可動接触部は、側面視で、傾斜した一側傾斜部および他側傾斜部を有する、請求項4に記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
【請求項6】
前記固定端子は、前記固定接触部を2つ有し、
前記固定接触部のそれぞれは、前記一側傾斜部および前記他側傾斜部に当接する、請求項5に記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
【請求項7】
前記可動接触部は、前記可動接触部の高さ方向において最も高く突出した接触凸部を有し、前記接触凸部は、前記保持部材の中心に位置する、請求項1に記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
【請求項8】
前記可動接触部は、その長手方向の両端において、可動端を有する、請求項1に記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
【請求項9】
前記可動端は、前記可動接触部が前記固定接触部に当接する場合、前記保持部材に当接する、請求項8に記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
【請求項10】
前記弾性変形部は、前記可動接触部と同じ向きに突出した板形状を有する、請求項1に記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、スイッチ付き同軸コネクタおよび該スイッチ付き同軸コネクタを備える同軸コネクタセットに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1は、可動端子および固定端子と、保持部材と、を備え、可動端子が、高さ方向に弾性的に変位することによって固定端子に対して離接動作を行うように構成された、スイッチ付き同軸コネクタを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平1-265761号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された可動端子では、バネ可動部の中央部が上方に膨らんだ円弧形状を有することによってバネ可動部がバネ性を有する。そして、バネ可動部の両端が2つのバネ支持部によって支持固定されるとともに、2つのバネ支持部がケースの端子ガイド部で位置決めされ且つ固定されている。バネ可動部への押圧力は、固定されたバネ支持部と可動のバネ可動部との境界部分に集中して作用するため、金属疲労を引き起こすおそれがある。特に、スイッチ付き同軸コネクタの小型化によって、可動端子におけるバネ部分の長さが短くなるため、バネ部分に集中する応力が増加して、可動端子の金属疲労が発生しやすくなる。
【0005】
そこで、この発明の課題は、可動端子において金属疲労が発生することを抑制する、スイッチ付き同軸コネクタおよび該スイッチ付き同軸コネクタを備える同軸コネクタセットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、この発明の一態様に係るスイッチ付き同軸コネクタは、
導電性を有する可動端子および固定端子と、電気絶縁性を有する保持部材とを備える、スイッチ付き同軸コネクタであって、
前記可動端子は、前記保持部材で保持される可動基部と、前記可動基部に連なる弾性変形部と、前記弾性変形部に連なる連結部と、前記連結部に連なる可動接触部と、を有し、
前記固定端子は、前記保持部材で保持される固定基部と、前記固定基部に連なる固定接触部と、を有し、
前記可動接触部は、高さ方向に弾性的に変位することによって前記固定接触部に対して離接動作を行うように構成され、
前記弾性変形部は、長手方向に弾性的に変形可能に構成されている。
【発明の効果】
【0007】
この発明によれば、押圧力が可動接触部に加えられた場合、可動接触部および弾性変形部のそれぞれが、長手方向に弾性的に延伸するので、可動端子において金属疲労が発生することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係るスイッチ付き同軸コネクタの上面図である。
図1に示したスイッチ付き同軸コネクタを一側から見た斜視図である。
図2に示したスイッチ付き同軸コネクタにおける接続構造を一側から見た斜視図である。
図3に示した接続構造の上面図である。
図3に示した接続構造の底面図である。
図1に示したスイッチ付き同軸コネクタを他側から見た斜視図である。
図6に示したスイッチ付き同軸コネクタを上面側から見た分解斜視図である。
図6に示したスイッチ付き同軸コネクタを底面側から見た分解斜視図である。
図3に示した接続構造を反対側から見た斜視図である。
図3に示した接続構造における可動端子の斜視図である。
図10に示した可動端子の側面図である。
図9に示した接続構造における可動端子の斜視図である。
図12に示した可動端子の側面図である。
図3に示した接続構造における可動端子の斜視図である。
図9に示した接続構造における可動端子の斜視図である。
図1に示したスイッチ付き同軸コネクタのXVI-XVI線に沿った断面図である。
図16に示したスイッチ付き同軸コネクタの断面斜視図である。
実施の形態に係る同軸コネクタセットが装着状態にあることを示す断面図である。
図18に示した装着状態にある同軸コネクタセットの断面斜視図である。
変形例1に係るスイッチ付き同軸コネクタにおける可動端子を模式的に説明する図である。
変形例2に係るスイッチ付き同軸コネクタにおける可動端子を模式的に説明する図である。
変形例3に係るスイッチ付き同軸コネクタにおける可動端子を模式的に説明する図である。
変形例4に係るスイッチ付き同軸コネクタにおける可動端子を模式的に説明する図である。
変形例5に係るスイッチ付き同軸コネクタにおける可動端子を模式的に説明する図である。
変形例6に係るスイッチ付き同軸コネクタにおける可動端子を模式的に説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、この発明に係るスイッチ付き同軸コネクタ2および該スイッチ付き同軸コネクタ2を備える同軸コネクタセット1についての実施の形態を説明する。なお、各図には、便宜上、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を示している。この明細書においては、スイッチ付き同軸コネクタ2の長さ方向、幅方向、高さ方向のそれぞれを、X軸、Y軸、Z軸で定義している。
【0010】
〔スイッチ付き同軸コネクタ〕
図1から図17を参照しながら、この発明の実施の形態に係るスイッチ付き同軸コネクタ2を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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