TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025030796
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023136397
出願日
2023-08-24
発明の名称
異物除去装置、光ファイバ製造装置、及び光ファイバ製造方法
出願人
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B08B
1/20 20240101AFI20250228BHJP(清掃)
要約
【課題】本開示は、光ファイバの表面から異物をより確実に除去できる異物除去装置を提供する。
【解決手段】光ファイバの走行経路上に前記光ファイバを挟んで対向配置され、相互の距離が接近する方向に移動して前記光ファイバと接触して、前記光ファイバの表面の異物を除去する一対の接触部と、前記一対の接触部の移動のための駆動力を発生する駆動源と、を備える異物除去装置。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
光ファイバの走行経路上に前記光ファイバを挟んで対向配置され、相互の距離が接近する方向に移動して前記光ファイバと接触して、前記光ファイバの表面の異物を除去する一対の接触部と、
前記一対の接触部の移動のための駆動力を発生する駆動源と、
を備える異物除去装置。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記光ファイバがテープファイバであり、前記一対の接触部のそれぞれは前記テープファイバの主面と対向して配置される、
請求項1に記載の異物除去装置。
【請求項3】
前記一対の接触部のそれぞれが前記光ファイバに接近するよう移動可能であり、同一の押圧力で前記光ファイバと接触する、
請求項1または請求項2に記載の異物除去装置。
【請求項4】
前記駆動源がエアー駆動アクチュエータであり、前記一対の接触部のそれぞれが前記光ファイバと接触する際の押圧力を前記エアー駆動アクチュエータの空気圧で個別に変更可能である、
請求項1または請求項2に記載の異物除去装置。
【請求項5】
前記空気圧の範囲は0.3MPa以上0.5MPa以下である、
請求項4に記載の異物除去装置。
【請求項6】
前記一対の接触部は、少なくとも前記光ファイバと接触する接触面の表面にタッククロスが配置される、
請求項1または請求項2に記載の異物除去装置。
【請求項7】
前記タッククロスの付着率は30%以上60%以下である、
請求項6に記載の異物除去装置。
【請求項8】
前記一対の接触部は、少なくとも前記接触面に弾性変形可能な弾性部を有する、
請求項6に記載の異物除去装置。
【請求項9】
前記弾性部は、反発弾性が35%以上、硬さが80N以上150N以下、引張強度が65kPa以上の条件を満たす材料で形成される、
請求項8に記載の異物除去装置。
【請求項10】
外力を加えることにより前記一対の接触部を取り外し可能な脱着部を備える、
請求項1または請求項2に記載の異物除去装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、異物除去装置、光ファイバ製造装置、及び光ファイバ製造方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
光ファイバの製造過程において、光ファイバは誘電体でもあることから帯電しやすく、ごみやほこり等の異物が付着しやすい。光ファイバの表面に塵埃等の異物が付着した状態で、その外側に次の被覆等を形成すると、信号の伝送特性に悪影響を与えたり、強度の低下や着色層剥がれを引き起こすことがある。
【0003】
このような点を防止するために、例えば、特許文献1には、走行中の光ファイバを先細ノズル状の貫通孔に通し、貫通孔内にガスを吹き付けて、光ファイバ表面に付着している塵埃等の異物を除去する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平05-011155号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、異物の付着状態が比較的軽い場合は除去できるとしても、時間が経過するなどして異物と光ファイバ間の付着状態が強くなると、ガスの吹き付けでは異物を光ファイバから除去しきれない場合がある。
【0006】
本開示は、光ファイバの表面から異物をより確実に除去することが可能な異物除去装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、光ファイバの走行経路上に前記光ファイバを挟んで対向配置され、相互の距離が接近する方向に移動して前記光ファイバと接触して、前記光ファイバの表面の異物を除去する一対の接触部と、前記一対の接触部の移動のための駆動力を発生する駆動源と、を備える異物除去装置である。
【発明の効果】
【0008】
本開示の異物除去装置によれば、光ファイバの表面から異物をより確実に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る光ファイバ製造装置の一例であるスクリーニング試験装置の全体構成の一例を示す図である。
図2は、クリーニング部を拡大視した模式図<1>(開状態)である。
図3は、クリーニング部を拡大視した模式図<2>(閉状態)である。
図4は、図2、3中の接触部と光ファイバの概略形状を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
CKD株式会社
除塵装置
3か月前
キヤノン株式会社
清掃装置
3か月前
株式会社桜川ポンプ製作所
風管洗浄装置
3か月前
GOLDEN通商株式会社
灰バンカの清掃方法
2か月前
大和ハウス工業株式会社
泥回収容器
3か月前
有限会社アサヒライフ企画
2WAY水切りワイパー
14日前
株式会社マキタ
作業機
2か月前
株式会社ナカガワ エフ エム テイ
除水機及び除水方法
1か月前
株式会社ブリヂストン
配管清掃方法
3日前
株式会社PFA
異物除去装置、異物除去方法およびプログラム
3日前
株式会社スギノマシン
洗浄機
2か月前
トヨタ自動車株式会社
異物除去装置
3か月前
株式会社神鋼環境ソリューション
洗浄装置、容器および洗浄方法
2か月前
株式会社バルカー
スプレー回転体
3か月前
バンドー化学株式会社
クリーニング装置
24日前
ガイヘキメンテナンス株式会社
洗浄方法及び洗浄ブラシ及び洗浄装置
2か月前
株式会社ディスコ
洗浄機及び洗浄方法
2か月前
ウエダ産業株式会社
敷板の清掃方法、載置用台座、及び、敷板清掃装置
1か月前
株式会社ブルー・スターR&D
超音波照射装置
2か月前
株式会社ブルー・スターR&D
超音波照射装置
8日前
個人
排水管洗浄システムの高圧ホース供給機
1日前
国立大学法人九州工業大学
砂状粒子除去装置及び砂状粒子除去方法
9日前
株式会社ブリヂストン
洗浄ノズル補助部材及び洗浄ノズル
1日前
日本電気硝子株式会社
シート支持具、シート材の洗浄装置及び洗浄方法
1か月前
多摩火薬機工株式会社
氷嚢を含むゴム製又はプラスチック製袋乾燥機
3か月前
三菱重工機械システム株式会社
残渣回収装置およびケース製造装置
2日前
光洋機械産業株式会社
壁面洗浄装置
1か月前
バンドー化学株式会社
クリーニング装置およびクリーニング方法
1か月前
アイリスオーヤマ株式会社
清掃装置
3か月前
ジャパンマテックス株式会社
洗浄器及び洗浄器を含む洗浄装置
1か月前
株式会社キョウデンプレシジョン
洗浄機監視システム
20日前
個人
押圧式の圧力調整洗浄スプレーヘッド、容器洗浄器及びその洗浄水槽
1か月前
PACRAFT株式会社
洗浄装置及び吐出装置
29日前
イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド
接触クリーニングシステム
3か月前
国立大学法人 長崎大学
清掃ロボット及び清掃ロボットユニット
1か月前
ジャパンマテックス株式会社
洗浄用部品、および洗浄用部品を含む洗浄装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る