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公開番号
2025036378
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2024150158
出願日
2024-08-30
発明の名称
口内炎発症抑制組成物
出願人
アース製薬株式会社
,
国立大学法人広島大学
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
A61K
8/44 20060101AFI20250306BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】口内炎の発症を抑制するための口内炎発症抑制組成物を提供すること。
【解決手段】有効成分としての(A)グリチルリチン酸及び(B)トラネキサム酸のうちの少なくとも1種と、(C)スギナの抽出物とを含有する口内炎発症抑制組成物とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
有効成分としての(A)グリチルリチン酸及び(B)トラネキサム酸のうちの少なくとも1種と、(C)スギナの抽出物とを含有する口内炎発症抑制組成物。
続きを表示(約 87 文字)
【請求項2】
(C)スギナの抽出物を有効成分として含有する、(A)グリチルリチン酸及び(B)トラネキサム酸のうちの少なくとも1種の口内炎発症抑制効力増強剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、口内炎の発症を抑制する(予防する)口内炎発症抑制組成物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
口内炎は、口腔粘膜に生じる炎症の総称であり、原因によってカタル性口内炎、アフタ性口内炎、薬剤性口内炎、放射線性口内炎等に分類される。カタル性口内炎は、義歯や矯正器具の接触、不正咬合等の物理的な刺激により発症する口内炎である。アフタ性口内炎は、主に心理的なストレスにより発症する口内炎であるが、その発症のメカニズムは不明である。薬剤性口内炎は、抗がん剤等が誘発する口内炎であり、強い痛みを伴い、広範囲に広がる重度の難治性口内炎である。放射線性口内炎は、主に口腔がん、咽頭がん等の治療に用いる放射線によって発症する口内炎である。
【0003】
口内炎の主要な病態の一つとして強い接触痛が挙げられ、摂食・嚥下時や発語時、ブラッシング時等に困難を伴うことが大きな問題となっている。
【0004】
従来、発症した口内炎に対して、組織修復剤や抗炎症剤を含んだ口腔用製剤が用いられ、軟膏や貼付剤、スプレー剤等を口内炎に直接作用させることや、内服薬により体内から口内炎にアプローチすることが行われている。例えば、特許文献1には、アラントイン又はその誘導体と、ビタミンB
5
又はその誘導体とを含有する口腔用組成物が提案されている。特許文献1の口腔用組成物は、口腔内の創傷治癒作用を奏し、口内炎治療に有効であることが示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-8831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このように、これまでは口内炎に対しては発症後の対症療法が行われているが、口内炎の発症そのものを抑制したいという要望がある。
そこで、本発明は、口内炎の発症を抑制するための口内炎発症抑制組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、グリチルリチン酸((A)成分)及びトラネキサム酸((B)成分)のうちの少なくとも1種を含有する組成物を継続的に口腔内に適用すると、口内炎発症抑制効果が得られ、その効力はスギナの抽出物((C)成分)によって高められることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち本発明は以下の(1)~(2)によって達成される。
(1)有効成分としての(A)グリチルリチン酸及び(B)トラネキサム酸のうちの少なくとも1種と、(C)スギナの抽出物とを含有する口内炎発症抑制組成物。
(2)(C)スギナの抽出物を有効成分として含有する、(A)グリチルリチン酸及び(B)トラネキサム酸のうちの少なくとも1種の口内炎発症抑制効力増強剤。
【発明の効果】
【0009】
本発明の口内炎発症抑制組成物は、グリチルリチン酸((A)成分)及びトラネキサム酸((B)成分)のうちの少なくとも1種と、スギナの抽出物((C)成分)とを含有することにより、優れた口内炎発症抑制効果を有する。また、グリチルリチン酸((A)成分)及びトラネキサム酸((B)成分)のうちの少なくとも1種により口内炎発症抑制効果を得ることができる。またスギナの抽出物((C)成分)を有効成分とする口内炎発症抑制効力増強剤を、グリチルリチン酸((A)成分)及びトラネキサム酸((B)成分)のうちの少なくとも1種と併用することで口内炎発症抑制効力を増強させることができる。これにより優れた口内炎発症抑制効果を有する口内炎発症抑制組成物を得ることができる。
本発明の口内炎発症抑制組成物を継続的に口腔内に適用することで口内炎の発症リスクを低減できる。また、簡便且つ安全に使用できる口内炎発症抑制組成物を提供できる。本発明の口内炎発症抑制組成物は、液体歯磨剤、うがい薬(含嗽剤)や洗口液、マウススプレーとして使用するのに適している。
【図面の簡単な説明】
【0010】
試験例1の口内炎発症抑制効果の評価結果を示すグラフである。
試験例2の口内炎発症抑制効果の評価結果を示すグラフである。
試験例3の口内炎治癒効果の評価結果を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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