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公開番号2025050261
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023158954
出願日2023-09-22
発明の名称部品用容器
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B23P 19/00 20060101AFI20250327BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】シャッターの移動を案内するガイドを容易に形成することが可能な、部品用容器を提供する。
【解決手段】部品用容器10Aは、本体開口11を有する本体10と、本体10に対してスライド可能であるとともに、本体開口11を開閉するシャッター60とを備えている。本体10は、第1容器部材20と、第1容器部材20に組み付けられる第2容器部材40とを有している。第1容器部材20は、第1表面部分21と、第1表面部分21の周囲に設けられた第1側壁部分22と、第1側壁部分22の内側に設けられた第1内壁部分30とを含んでいる。第2容器部材40は、第1表面部分21の反対側に位置する第2表面部分41と、第2表面部分41の周囲に設けられた第2側壁部分42と、第2側壁部分42の内側に設けられた第2内壁部分50とを含んでいる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
多数のチップ部品を収納する部品用容器において、
本体開口を有する本体と、
前記本体に対してスライド可能であるとともに、前記本体開口を開閉するシャッターとを備え、
前記本体は、第1容器部材と、前記第1容器部材に組み付けられる第2容器部材とを有し、
前記第1容器部材は、第1表面部分と、第1表面部分の周囲に設けられ、前記第1表面部分から前記第2容器部材に向かう側に突出する第1側壁部分と、前記第1側壁部分の内側に設けられ、前記第1表面部分から前記第2容器部材に向かう側に突出する第1内壁部分とを含み、
前記第2容器部材は、前記第1表面部分の反対側に位置する第2表面部分と、第2表面部分の周囲に設けられ、前記第2表面部分から前記第1表面部分に向かう側に突出する第2側壁部分と、前記第2側壁部分の内側に設けられ、前記第2表面部分から前記第1容器部材に向かう側に突出する第2内壁部分とを含み、
前記第1側壁部分、前記第1内壁部分、前記第2側壁部分及び前記第2内壁部分により、前記シャッターの移動を案内する第1ガイドが形成されており、
前記第1側壁部分は、第1低側壁部と、前記第1低側壁部よりも高さが高い第1高側壁部とを含み、
前記第1内壁部分は、第1低内壁部と、前記第1低内壁部よりも高さが高い第1高内壁部とを含み、
前記第2側壁部分は、前記第1高側壁部に接合される第2低側壁部と、前記第2低側壁部よりも高さが高く、前記第1低側壁部に接合される第2高側壁部とを含み、
前記第2内壁部分は、前記第1高内壁部に接合される第2低内壁部と、前記第2低内壁部よりも高さが高く、前記第1低内壁部に接合される第2高内壁部とを含み、
前記第1低側壁部の高さと前記第2高側壁部の高さとの合計高さ、前記第1低内壁部の高さと前記第2高内壁部の高さとの合計高さ、前記第1高側壁部の高さと前記第2低側壁部の高さとの合計高さ、及び、前記第1高内壁部の高さと前記第2低内壁部の高さとの合計高さは、互いに等しく、
前記第1低側壁部、前記第2高側壁部、前記第1高内壁部及び前記第2低内壁部により、前記第1ガイドの一部分が構成され、
前記第1高側壁部、前記第2低側壁部、前記第1低内壁部及び前記第2高内壁部により、前記第1ガイドの他の部分が構成されている、部品用容器。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記第1低側壁部の高さと前記第1表面部分の高さとの合計高さ、前記第1低内壁部の高さと前記第1表面部分の高さとの合計高さ、前記第2低側壁部の高さと前記第2表面部分の高さとの合計高さ、及び、前記第2低内壁部の高さと前記第2表面部分の高さとの合計高さは、前記部品用容器の高さの半分未満であり、
前記第1高側壁部の高さと前記第1表面部分の高さとの合計高さ、前記第1高内壁部の高さと前記第1表面部分の高さとの合計高さ、前記第2高側壁部の高さと前記第2表面部分の高さとの合計高さ、及び、前記第2高内壁部の高さと前記第2表面部分の高さとの合計高さは、前記部品用容器の高さの半分よりも高い、請求項1に記載の部品用容器。
【請求項3】
前記第1低側壁部の高さは、0.3mm以上4.0mm以下であり、
前記第1高側壁部の高さは、3.5mm以上7.5mm以下であり、
前記第1低内壁部の高さは、0.3mm以上4.0mm以下であり、
前記第1高内壁部の高さは、3.5mm以上7.5mm以下である、請求項1に記載の部品用容器。
【請求項4】
前記第2低側壁部の高さは、0.3mm以上4.0mm以下であり、
前記第2高側壁部の高さは、3.5mm以上7.5mm以下であり、
前記第2低内壁部の高さは、0.3mm以上4.0mm以下であり、
前記第2高内壁部の高さは、3.5mm以上7.5mm以下である、請求項1に記載の部品用容器。
【請求項5】
前記第1低側壁部の高さは、前記第1低内壁部の高さと同一であり、
前記第1高側壁部の高さは、前記第1高内壁部の高さと同一である、請求項1に記載の部品用容器。
【請求項6】
前記第2低側壁部の高さは、前記第2低内壁部の高さと同一であり、
前記第2高側壁部の高さは、前記第2高内壁部の高さと同一である、請求項1に記載の部品用容器。
【請求項7】
前記第1内壁部分及び前記第2内壁部分により、前記チップ部品の移動を案内する第2ガイドが形成されている、請求項1に記載の部品用容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、部品用容器に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
セラミックコンデンサ等のチップ部品(電子部品)を収納する包装体が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、内部に複数対の板状の羽根を有する羽根車を回転可能に設けたバルクケースが開示されている。このようなバルクケース(部品用容器)には、チップ部品が収容される収納部の内外を連通させる開口が形成されており、シャッターによって当該開口が開閉されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-150518号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、シャッターによって開口を開閉する場合、部品用容器には、シャッターの移動を案内するガイドが形成され得る。この場合、例えば、ガイドは、板状の部材によって形成され得る。すなわち、シャッターは、部品用容器の内部に設けられた板状の部材間を移動するようになる。
【0005】
また、このような部品用容器の容器本体は、射出成形によって作製されることが一般的である。このため、上述した板状の部材間の距離が短くなりすぎる場合、容器本体を作製することが困難になり得る。また、上述した板状の部材間の距離が短くなりすぎる場合、容器本体を作製するための金型において、強度が弱くなる部分が発生し得る。このため、シャッターの移動を案内するガイドを容易に形成できる部品用容器が求められている。
【0006】
本開示はこのような点を考慮してなされたものであり、シャッターの移動を案内するガイドを容易に形成することが可能な、部品用容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の実施の形態は、以下の[1]~[6]に関する。
【0008】
[1]
多数のチップ部品を収納する部品用容器において、
本体開口を有する本体と、
前記本体に対してスライド可能であるとともに、前記本体開口を開閉するシャッターとを備え、
前記本体は、第1容器部材と、前記第1容器部材に組み付けられる第2容器部材とを有し、
前記第1容器部材は、第1表面部分と、第1表面部分の周囲に設けられ、前記第1表面部分から前記第2容器部材に向かう側に突出する第1側壁部分と、前記第1側壁部分の内側に設けられ、前記第1表面部分から前記第2容器部材に向かう側に突出する第1内壁部分とを含み、
前記第2容器部材は、前記第1表面部分の反対側に位置する第2表面部分と、第2表面部分の周囲に設けられ、前記第2表面部分から前記第1表面部分に向かう側に突出する第2側壁部分と、前記第2側壁部分の内側に設けられ、前記第2表面部分から前記第1容器部材に向かう側に突出する第2内壁部分とを含み、
前記第1側壁部分、前記第1内壁部分、前記第2側壁部分及び前記第2内壁部分により、前記シャッターの移動を案内する第1ガイドが形成されており、
前記第1側壁部分は、第1低側壁部と、前記第1低側壁部よりも高さが高い第1高側壁部とを含み、
前記第1内壁部分は、第1低内壁部と、前記第1低内壁部よりも高さが高い第1高内壁部とを含み、
前記第2側壁部分は、前記第1高側壁部に接合される第2低側壁部と、前記第2低側壁部よりも高さが高く、前記第1低側壁部に接合される第2高側壁部とを含み、
前記第2内壁部分は、前記第1高内壁部に接合される第2低内壁部と、前記第2低内壁部よりも高さが高く、前記第1低内壁部に接合される第2高内壁部とを含み、
前記第1低側壁部の高さと前記第2高側壁部の高さとの合計高さ、前記第1低内壁部の高さと前記第2高内壁部の高さとの合計高さ、前記第1高側壁部の高さと前記第2低側壁部の高さとの合計高さ、及び、前記第1高内壁部の高さと前記第2低内壁部の高さとの合計高さは、互いに等しく、
前記第1低側壁部、前記第2高側壁部、前記第1高内壁部及び前記第2低内壁部により、前記第1ガイドの一部分が構成され、
前記第1高側壁部、前記第2低側壁部、前記第1低内壁部及び前記第2高内壁部により、前記第1ガイドの他の部分が構成されている、部品用容器。
【0009】
[2]
前記第1低側壁部の高さと前記第1表面部分の高さとの合計高さ、前記第1低内壁部の高さと前記第1表面部分の高さとの合計高さ、前記第2低側壁部の高さと前記第2表面部分の高さとの合計高さ、及び、前記第2低内壁部の高さと前記第2表面部分の高さとの合計高さは、前記部品用容器の高さの半分未満であり、
前記第1高側壁部の高さと前記第1表面部分の高さとの合計高さ、前記第1高内壁部の高さと前記第1表面部分の高さとの合計高さ、前記第2高側壁部の高さと前記第2表面部分の高さとの合計高さ、及び、前記第2高内壁部の高さと前記第2表面部分の高さとの合計高さは、前記部品用容器の高さの半分よりも高い、[1]に記載の部品用容器。
【0010】
[3]
前記第1低側壁部の高さは、0.3mm以上4.0mm以下であり、
前記第1高側壁部の高さは、3.5mm以上7.5mm以下であり、
前記第1低内壁部の高さは、0.3mm以上4.0mm以下であり、
前記第1高内壁部の高さは、3.5mm以上7.5mm以下である、[1]又は[2]に記載の部品用容器。
(【0011】以降は省略されています)

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