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公開番号
2025058638
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023168689
出願日
2023-09-28
発明の名称
液体入り組合せ容器
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
81/26 20060101AFI20250402BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】容器内の液体の酸素濃度を低減しつつ、液体に含まれる水の減少量を小さくすること。
【解決手段】液体入り組合せ容器は、収容部に水を含む液体を収容し、酸素透過性を有する透過部を含む第1容器と、第1容器を収容し、酸素バリア性を有する第2容器と、第2容器内の酸素を吸収する酸素吸収剤と、を備える。第1容器の水蒸気透過量は、温度20℃で且つ湿度85%RHの雰囲気において2.75(mg/day)以下である。第2容器内の湿度が80%RH以上に維持される。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
収容部に水を含む液体を収容し、酸素透過性を有する透過部を含む第1容器と、
前記第1容器を収容し、酸素バリア性を有する第2容器と、
前記第2容器内の酸素を吸収する酸素吸収剤と、を備え、
前記第1容器の水蒸気透過量は、温度20℃で且つ湿度85%RHの雰囲気において2.75(mg/day)以下であり、
前記第2容器内の湿度が80%RH以上に維持される、液体入り組合せ容器。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第2容器の内部に水を放出する水供与剤を備える、請求項1に記載の液体入り組合せ容器。
【請求項3】
前記水供与剤は、前記第1容器の外部であって前記第2容器の内部に位置する、請求項2に記載の液体入り組合せ容器。
【請求項4】
前記水供与剤は、温度20℃で且つ湿度80%RHの雰囲気において前記第2容器の内部に水を放出する、請求項2に記載の液体入り組合せ容器。
【請求項5】
前記水供与剤は、前記第2容器の内部の雰囲気を温度20℃で且つ湿度80%RHとして6時間放置した場合に、前記第2容器の内部の湿度を1%RH以上上昇させる、請求項2に記載の液体入り組合せ容器。
【請求項6】
前記液体は、医薬品である、請求項1に記載の液体入り組合せ容器。
【請求項7】
前記第2容器の内部における水蒸気量が平衡に達している状態における、前記第1容器を通過して前記第1容器の内部から外部へと移動する水蒸気の1日あたりの質量であるB2(mg/day)が、0.14(mg/day)以下である、請求項1に記載の液体入り組合せ容器。
【請求項8】
温度を20℃とし、前記第1容器の内部の湿度を100%RHとし、前記第2容器の内部の湿度及び前記第2容器の外部の湿度を40%RHとした初期状態から、前記第2容器の内部における水蒸気量が平衡に達するまでの、経過時間であるDA(day)が、3(day)以下である、請求項1に記載の液体入り組合せ容器。
【請求項9】
温度を20℃とし、前記第1容器の内部の湿度を100%RHとし、前記第2容器の内部の湿度及び前記第2容器の外部の湿度を40%RHとした初期状態から、前記第2容器の内部における水蒸気量が平衡に達するまでの、経過時間であるDA(day)と、
前記初期状態から経過時間DA(day)が経過するまでに、前記第1容器を透過して前記第1容器の内部から外部へと移動する水蒸気の質量であるE(mg)と、
前記第2容器の内部における水蒸気量が平衡に達している状態における、前記第1容器を透過して前記第1容器の内部から外部へと移動する水蒸気の1日あたりの質量であるB2(mg/day)とが、以下の式(1)を満たす、請求項1に記載の液体入り組合せ容器。
TIFF
2025058638000009.tif
9
170
【請求項10】
前記第2容器の水蒸気透過度は、温度40℃で且つ湿度90%RHの雰囲気において15(g/(m
2
・day))以下である、請求項1に記載の液体入り組合せ容器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体入り組合せ容器に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
液体を収容する容器が知られている(例えば特許文献1)。液体の種類によっては、容器内で液体が酸素によって分解する。この不具合に対処するため、容器内の液体の酸素濃度を低減する処理を行うことが考えられる。例えば、容器内の酸素濃度及び容器に収容された液体の酸素濃度は、窒素バブリングによって低減できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-212366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
容器内の液体の酸素濃度を低減しつつ、液体に含まれる水の減少量を小さくすることが求められている。特に、容器内に収容する液体が医薬品である場合に、医薬品に含まれる水の減少量を小さくすることが求められている。本開示は、容器内の液体の酸素濃度を低減しつつ、液体に含まれる水の減少量を小さくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施の形態は、以下の[1]~[14]に関連する。
【0006】
[1]
収容部に水を含む液体を収容し、酸素透過性を有する透過部を含む第1容器と、
前記第1容器を収容し、酸素バリア性を有する第2容器と、
前記第2容器内の酸素を吸収する酸素吸収剤と、を備え、
前記第1容器の水蒸気透過量は、温度20℃で且つ湿度85%RHの雰囲気において2.75(mg/day)以下であり、
前記第2容器内の湿度が80%RH以上に維持される、液体入り組合せ容器。
【0007】
[2]
前記第2容器の内部に水を放出する水供与剤を備える、[1]に記載の液体入り組合せ容器。
【0008】
[3]
前記水供与剤は、前記第1容器の外部であって前記第2容器の内部に位置する、[2]に記載の液体入り組合せ容器。
【0009】
[4]
前記水供与剤は、温度20℃で且つ湿度80%RHの雰囲気において前記第2容器の内部に水を放出する、[2]又は[3]に記載の液体入り組合せ容器。
【0010】
[5]
前記水供与剤は、前記第2容器の内部の雰囲気を温度20℃で且つ湿度80%RHとして6時間放置した場合に、前記第2容器の内部の湿度を1%RH以上上昇させる、[2]~[4]のいずれかに記載の液体入り組合せ容器。
(【0011】以降は省略されています)
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