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公開番号2025067268
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177136
出願日2023-10-12
発明の名称布製身の回り品
出願人プリントメモリアル株式会社
代理人個人,個人
主分類D06Q 1/08 20060101AFI20250417BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】この発明は、場所や時間を限定することなく、手軽にステレオグラムによる立体視が体験できるようにすることを目的とする。
【解決手段】
上述の課題を解決するため、この発明の布製身の回り品1は、布地よりなる本体部2の少なくとも一つの面において印刷によってステレオグラムが表された図柄部2を有し、ハンカチなどとして持ち運びが容易であり、日常生活の一部として好きな時にステレオグラムを楽しむことができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
少なくとも一つの面に印刷によってステレオグラムが表された図柄部を有する布製身の回り品。
続きを表示（約 110 文字）【請求項２】
少なくとも一つの面に印刷によってステレオグラムが表された図柄部を有するハンカチ。
【請求項３】
少なくとも一つの面にパイル面を有するパイル生地より成る請求項１に記載の布製身の回り品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
この発明は、印刷が付された布製身の回り品に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１や特許文献２などには、ステレオグラムとは、平面的な画像でありながら、両眼で見ることにより立体的な形状を認識できるように仕組んだ画像表現である。人は両眼で立体形状を見る場合、視差などによる左右の眼の取得する画像情報の差により、立体形状を認識する。この認識作用を利用し、一種の錯覚を生じさせ、立体的な形状を見ているかのような感じを生じるように設定するものである。
【０００３】
ステレオグラムとしては、同一のものを左右それぞれの眼で見た場合に認識されるような画像を並べて表示する方法がある。これを交差法または平行法で見ることにより、立体を認識することができる。また、同じ図形の繰り返しパターンを持つ画像は、焦点の合わせ方で異なった距離に見えることを利用したウォールペーパー・ステレオグラムがあり、１枚の画像で立体視が可能なシングル・イメージ・ステレオグラムもある。
【０００４】
これらのステレオグラムは、錯覚を利用しているために、見る者に不思議な印象や興味を与える。また、このステレオグラムによる立体視を行うことが、視力回復の効果あると考えられている。既にステレオグラムは普及しており、ステレオグラムのための定期刊行物も発行されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開昭５９－１９１０８１号公報
特開昭５２－４８５５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
ステレオグラムにより、これを見る者は表示された元の画像から予想しがたい不思議な映像体験をすることができる。また、視力回復に有効ともされる。そのために定期刊行物などの印刷物も多く発行されている。
【０００７】
定期刊行物などの書籍は、室内でゆっくりと眺めるのに適している。しかし、野外では、このような書籍を持ち歩きカバンから取り出したりしまったりするのは面倒である。そもそも、立体視を体験するという用途しかない書籍を持ち歩くことが不便である。したがって、これらの書籍は使用される場面が限定され、たとえば診療所の待合室などで順番待ちの患者に提供するなどに利用されている。
【０００８】
この発明は、場所や時間を限定することなく、手軽にステレオグラムが体験できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
上述の課題を解決するため、この発明の布製身の回り品は、少なくとも一つの面に印刷によってステレオグラムが表された図柄部を有する。また、この発明のハンカチも、少なくとも一つの面に印刷によってステレオグラムが表された図柄部を有する。
【００１０】
さらに、少なくとも一つの面にパイル面を有するパイル生地より成ることが好ましい。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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