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公開番号
2025083782
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197365
出願日
2023-11-21
発明の名称
洗濯物の仕分けシステム
出願人
株式会社ケーエスシー
代理人
個人
主分類
D06F
93/00 20060101AFI20250526BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】洗濯工場に持ち込まれた被洗濯物を洗濯条件別に仕分けるシステムに関し、より少ない仕分け作業者で能率良く仕分け作業ができるようにすること、更に作業者の身体的な負担を軽減することを課題としている。
【解決手段】仕分け作業者の作業スペースに仕分け前の被洗濯物を搬送する一次コンベアに向いている仕分け作業者の両側に側方投入口を配置し、一次コンベアを挟む反対側に1個又は複数個、好ましくは隣接する2個又は3個の対向投入口を配置し、側方投入口及び対向投入口から落下する仕分けされた1バッチ毎の被洗濯物を所定の位置に移送可能な二次搬送機を設ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数種の被洗濯物を搬送する一次コンベアで搬送されている被洗濯物を当該コンベアの横に設けた作業スペースに位置する仕分け作業者が洗濯工程ないし洗濯方法の異なる種類別かつ所定量の被洗濯物塊に仕分ける被洗濯物の仕分けシステムにおいて、
被洗濯物を種類別に受け入れる複数の投入口が、前記仕分け作業者の作業スペースの両側に位置する各1個の側方投入口と、前記一次コンベアを挟んで前記作業スペースに対向して1個又は複数個の対向投入口と、各投入口に投入された被洗濯物の量を計測する計量器と、当該計量器が前記所定量を検出したときに当該計量器が計量している被洗濯物を受け入れている投入口に投入されている被洗濯物を排出する底部開口を備えている、洗濯物の仕分けシステム。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記複数個の対向投入口が互いに隣接して位置する2個又は3個の投入口である、請求項1記載の洗濯物の仕分けシステム。
【請求項3】
前記一次コンベアの終端に終端投入口を備えている、請求項1又は2記載の洗濯物の仕分けシステム。
【請求項4】
一次コンベアが個別駆動される複数のコンベアで形成されている請求項1又は2記載の仕分けシステムにおいて、当該複数のコンベアの間に被洗濯物を1品ずつに分けて次段のコンベアに受け渡すピッカーを備えている、請求項1又は2記載の洗濯物の仕分けシステム。
【請求項5】
前記底部開口が各投入口の下方に配置されて当該投入口に投入された被洗濯物を受け入れる計量バッグの底部開口である、請求項2又は3記載の洗濯物の仕分けシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、洗濯工場に持ち込まれた被洗濯物を洗濯条件別に仕分けるシステムに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
洗濯工場の顧客であるホテルや宴会場、レストラン、サウナなどから回収される被洗濯物、例えばシーツ、浴衣、バスタオル、テーブルクロス等のリネン類、病院等から回収される病衣、手術衣、ユニフォーム、患者の私物などの各種の被洗濯物は、洗濯工場で洗濯・乾燥・折畳みされてそれぞれの顧客に送り戻されている。
【0003】
洗濯工場には、通常、種類の異なる被洗濯物、例えばシーツ、枕カバー、タオル類などが混じり合って同じ袋に詰め込まれた状態で持ち込まれる。持ち込まれた被洗濯物は、品種や繊維の種別などにより洗濯条件や乾燥条件が異なるため、それぞれを仕分ける必要がある。また、洗濯工程や乾燥工程で使用する機械の能力に合わせた量に仕分ける必要もある。
【0004】
洗濯工場には種々の機械が設置されており、それぞれの機械には被洗濯物の種類に応じた複数の洗濯条件が登録されている。仕分けされた被洗濯物は、それぞれの種類に応じて使用する機械や各機械に登録された洗濯条件を選んで洗濯される。
【0005】
被洗濯物の仕分け作業は、機械化が困難なので、人手により行われるが、正しく仕分けされなかった被洗濯物は、正しい工程及び条件で洗濯されないこととなり、汚れが残ったり被洗濯物を痛めたりするので、仕分け作業者には、洗濯工程や繊維や汚れの質についての正しい知識と熟練とが要求される。
【0006】
リネンサプライ業界において、ホテル・旅館業界は、顧客割合において大きなシェアを占めている。ホテル・旅館業界で使用されるリネンは、大きく分けてシーツ、デュべカバー、枕カバー、ガウン類の4種類と、フェイスタオル、バスタオル、バスマットの3種類の合計7分類に分類される。現在の回収形式では、前述のシーツ等4種類を混在しひとまとまり、後述のタオル類3種類を混在しひとまとまりにされるケースが多い。
【0007】
つまり仕分け作業者は一つの収容体に混在する4種類の品物を仕分けることができれば、おおよその仕分け作業が可能になるということである。
【0008】
図6は、従来一般的な仕分け作業システムを上方から見た模式図である。作業者Cは、一次コンベア1の先端に持ち込まれた被洗濯物の塊を一品ずつ一次コンベア1に乗せる。一次コンベア1の搬送先の仕分けスペースの一側には、仕分けされた被洗濯物を受け入れる投入口3が配置されており、一次コンベア1を挟んだ反対側に3人の作業者A、B、Dが待機している。
【0009】
仕分け作業者A、B、Dは、送られて来た被洗濯物w1を各人が担当する種類毎に仕分けして対向する各人毎の投入口3、3、3に投入する。各投入口の下にはそれぞれ計量バッグが設けられており、計量バッグのいずれかが一杯(予め定められた量)になると、当該計量バッグの下端開口が開いて計量された一塊(1バッチ)の被洗濯物を下方で待機しているコンベア、搬送バッグ、ワゴンや台車などの二次搬送機上に落とす。この間、一次コンベア1は停止する。
【0010】
二次搬送機は、品種毎に仕分けされた1バッチの被洗濯物を例えば連続式洗濯機などの次工程の機械に搬送する。各投入口の下端開口が開くタイミングは、制御器で認識され、二次搬送機上にどの投入口(すなわち、どの品種)の被洗濯物がどの順番で二次搬送機に乗っているかは制御器が認識しており、投入するときに品種を連続洗濯機などの次工程の機械に指示することによって、仕分けされた被洗濯物に応じた洗濯条件で洗濯が行われる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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