TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025073896
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023185046
出願日
2023-10-27
発明の名称
バーナ
出願人
大陽日酸株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F23C
9/08 20060101AFI20250502BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約
【課題】PSA装置などの二酸化炭素分離装置による二酸化炭素の回収に適した高濃度の二酸化炭素を含む燃焼排ガスを排出できしかも燃焼温度を抑制し且つ安定して燃焼できるバーナを提供する。
【解決手段】燃料ガス及び酸素の一方である第1ガスをバーナ火炎へ供給する第1管部と、前記第1管部を囲繞し前記燃料ガス及び前記酸素の他方である第2ガスを前記バーナ火炎へ供給する第2管部と、二酸化炭素を含む燃焼排ガスを前記バーナ火炎へ前記第2管部よりも径方向外側から供給する燃焼排ガス供給部とを有するバーナ。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
燃料ガス及び酸素の一方である第1ガスをバーナ火炎へ供給する第1管部と、
前記第1管部を囲繞し前記燃料ガス及び前記酸素の他方である第2ガスを前記バーナ火炎へ供給する第2管部と、
二酸化炭素を含む燃焼排ガスを前記バーナ火炎へ前記第2管部よりも径方向外側から供給する燃焼排ガス供給部とを有するバーナ。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記燃焼排ガス供給部は、前記第2管部を囲繞し前記燃焼排ガスを前記バーナ火炎へ供給する第3管部によって形成される、請求項1に記載のバーナ。
【請求項3】
前記第1管部及び前記第2管部を有するバーナ本体と、
前記バーナ本体に取り付けられるバーナブロックとを有し、
前記燃焼排ガス供給部は前記バーナブロックによって形成される、請求項1に記載のバーナ。
【請求項4】
前記バーナブロックは、前記第2管部の径方向において前記第2管部と隣り合う前記燃焼排ガス供給部の燃焼排ガス供給口を有する、請求項3に記載のバーナ。
【請求項5】
前記第1管部の先端より先端側に前記第1ガス及び前記第2ガスを混合する混合室を有する、請求項1に記載のバーナ。
【請求項6】
前記第1管部は前記第1ガスとしての前記燃料ガスを12m/s以上80m/s以下の流速で供給し、
前記第2管部は前記第2ガスとしての前記酸素を5m/s以上30m/s以下の流速で供給し、
前記燃焼排ガス供給部は前記燃焼排ガスを10m/s以下の流速で供給する、請求項1に記載のバーナ。
【請求項7】
前記第2管部から供給される前記酸素の純度は90%以上である、請求項1に記載のバーナ。
【請求項8】
請求項1に記載のバーナと、
前記二酸化炭素を分離する二酸化炭素分離装置と、
前記バーナを使用する炉からの前記燃焼排ガスを前記二酸化炭素分離装置に供給する回収経路と、
前記回収経路から前記二酸化炭素分離装置に供給される前の前記燃焼排ガスを前記バーナの前記燃焼排ガス供給部に供給する燃焼排ガス供給経路とを有する二酸化炭素回収システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はバーナに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
二酸化炭素を含む燃焼排ガス及び酸素を混合した混合ガスと燃料ガスとを燃焼させるバーナが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭55-162414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
炉などで使用されるバーナは、PSA(圧力スイング吸着:Pressure Swing Adsorption)装置などの二酸化炭素分離装置による二酸化炭素の回収に適した高濃度の二酸化炭素を含む燃焼排ガスを排出できることが好ましい。このために、支燃性ガスとして空気の代わりに純酸素を利用することで、燃焼によって排出される燃焼排ガス中の二酸化炭素濃度を高めることが考えられるが、燃焼温度が過度に高まりバーナ及びその周辺に過熱の問題を生じる場合がある。一方で、燃焼排ガスを燃焼に利用することで、燃焼によって排出される燃焼排ガス中の二酸化炭素濃度を高めつつ燃焼温度を抑制することが考えられるが、特許文献1に記載されるように燃焼排ガス及び酸素を予め混合した混合ガスを利用する場合、二酸化炭素による消炎作用によりバーナの燃焼が安定しにくいという問題があった。
【0005】
そこで本発明の目的は、PSA装置などの二酸化炭素分離装置による二酸化炭素の回収に適した高濃度の二酸化炭素を含む燃焼排ガスを排出できしかも燃焼温度を抑制し且つ安定して燃焼できるバーナを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
燃料ガス及び酸素の一方である第1ガスをバーナ火炎へ供給する第1管部と、
前記第1管部を囲繞し前記燃料ガス及び前記酸素の他方である第2ガスを前記バーナ火炎へ供給する第2管部と、
二酸化炭素を含む燃焼排ガスを前記バーナ火炎へ前記第2管部よりも径方向外側から供給する燃焼排ガス供給部とを有するバーナ。
【0008】
[2]
前記燃焼排ガス供給部は、前記第2管部を囲繞し前記燃焼排ガスを前記バーナ火炎へ供給する第3管部によって形成される、[1]に記載のバーナ。
【0009】
[3]
前記第1管部及び前記第2管部を有するバーナ本体と、
前記バーナ本体に取り付けられるバーナブロックとを有し、
前記燃焼排ガス供給部は前記バーナブロックによって形成される、[1]に記載のバーナ。
【0010】
[4]
前記バーナブロックは、前記第2管部の径方向において前記第2管部と隣り合う前記燃焼排ガス供給部の燃焼排ガス供給口を有する、[3]に記載のバーナ。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
大陽日酸株式会社
バーナ
1日前
大陽日酸株式会社
試験体の熱特性を測定する試験装置
1か月前
三浦工業株式会社
ボイラ
1か月前
大陽日酸株式会社
バーナ
1日前
リンナイ株式会社
予混合装置
1か月前
京セラ株式会社
ヒータ
1か月前
リンナイ株式会社
全一次燃焼式バーナ
1か月前
株式会社タクマ
固体炭素製造装置、及び固体炭素製造方法
12日前
株式会社ナリタテクノ
燃焼装置
1か月前
JX金属株式会社
燃焼処理施設の運転方法
22日前
三菱重工業株式会社
燃料加熱システムの充圧方法
1か月前
株式会社アイシン
燃焼器ユニット
14日前
東京瓦斯株式会社
水素燃焼式ダクトバーナ
1か月前
東京瓦斯株式会社
水素燃焼式ダクトバーナ
1か月前
三菱重工業株式会社
液体の充填方法及び液体の充填システム
27日前
株式会社エスイー
発電方法及び発電システム
12日前
三菱重工業株式会社
ガスバーナおよびガスバーナの運転方法
1か月前
三菱重工業株式会社
加熱方法、加熱システム及び発電プラント
27日前
三菱重工業株式会社
バーナ及びボイラ並びにバーナの運転方法
1か月前
三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社
灰押出装置
1か月前
イビデン株式会社
燃焼室用断熱材、給湯器及びボイラー
1か月前
三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社
灰押出装置
1か月前
三菱重工業株式会社
情報処理システム、及び情報処理方法
22日前
三新テクニカサービス株式会社
焼却設備、及び焼却灰除去方法
1か月前
JFEスチール株式会社
ボイラーの制御方法及び制御装置
1か月前
株式会社タクマ
燃焼排ガス中のCO2分離回収装置を備える燃焼施設
14日前
三菱重工業株式会社
ボイラシステム及び発電プラント並びにボイラシステムの運転方法
12日前
三菱重工業株式会社
ボイラシステム及び発電プラント並びにボイラシステムの運転方法
5日前
JFEエンジニアリング株式会社
情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
5日前
JFEエンジニアリング株式会社
情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
5日前
三菱重工業株式会社
情報処理システム、情報処理方法、学習システム、および学習方法
1か月前
株式会社荏原製作所
燃焼装置、吸収冷温水機及び燃焼量制御方法
12日前
三菱重工業株式会社
アンモニア燃料ボイラ、及び、ボイラの運転方法
20日前
三菱重工業株式会社
ボイラシステム、及びボイラシステムの運転方法
5日前
マーティン ゲーエムベーハー ヒュール ウンベルト ウント エナジェテクニック
火格子棒及び火格子棒の使用
28日前
フラマテック,スポル.ス エル.オ.
マルチノズルバーナによる工業炉、特に、ガラス炉または金属溶融炉における水素燃焼の方法およびバーナ
29日前
続きを見る
他の特許を見る