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公開番号
2025071413
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2023181551
出願日
2023-10-23
発明の名称
印刷装置および方法
出願人
理想科学工業株式会社
代理人
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250428BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】サテライトによる画像劣化を抑制することができる印刷装置および方法を提供することを目的とするものである。
【解決手段】印刷媒体を吸引しながら搬送する搬送部3と、搬送部3によって搬送される印刷媒体に対してインクを吐出するヘッド部2と、ヘッド部2に対して冷却風を供給する冷却部4と、冷却部4を制御する制御部60とを備え、冷却部4が、搬送部3に対して風を供給可能に構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷媒体を吸引しながら搬送する搬送部と、
前記搬送部によって搬送される印刷媒体に対してインクを吐出するヘッド部と、
前記ヘッド部に対して冷却風を供給する冷却部と、
前記冷却部を制御する制御部とを備え、
前記冷却部が、前記搬送部に対して風を供給可能に構成されている印刷装置。
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【請求項2】
前記制御部が、前記搬送部に対する風の供給タイミングを制御する請求項1記載の印刷装置。
【請求項3】
前記制御部が、前記ヘッド部による印字可能範囲を分割したエリア毎に、前記搬送部に対する風の供給を制御する請求項1記載の印刷装置。
【請求項4】
前記ヘッド部が、前記搬送方向に配列された複数のインクジェットヘッドを有し、
前記制御部が、前記搬送方向上流側に配置されたインクジェットヘッドによって、前記印刷媒体の前記搬送方向下流側端部を印字する際に、前記搬送方向下流側に配置されたインクジェットヘッドの印字可能範囲に対応するエリアに対して風を供給する請求項3記載の印刷装置。
【請求項5】
前記ヘッド部が、前記搬送方向に配列された複数のインクジェットヘッドを有し、
前記制御部が、前記搬送方向下流側に配置されたインクジェットヘッドによって、前記印刷媒体の前記搬送方向上流側端部を印字する際に、前記搬送方向上流側に配置されたインクジェットヘッドの印字可能範囲に対応するエリアに対して風を供給する請求項3記載の印刷装置。
【請求項6】
前記ヘッド部が、前記搬送方向に直交する方向に配列された複数のインクジェットヘッドを有し、
前記制御部が、前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向の幅に基づいて、該幅に対応するインクジェットヘッドの印字可能範囲以外のエリアに配置されたインクジェットヘッドの印字可能範囲に対して風を供給する請求項3記載の印刷装置。
【請求項7】
前記制御部が、前記搬送部に対する風の風量を制御する請求項1記載の印刷装置。
【請求項8】
前記制御部が、前記ヘッド部の温度に基づいて、前記搬送部に対する風の風量を制御する請求項7記載の印刷装置。
【請求項9】
前記制御部が、前記ヘッド部に供給される駆動電圧に基づいて、前記搬送部に対する風の風量を制御する請求項7記載の印刷装置。
【請求項10】
前記制御部が、前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向の幅、前記搬送部の搬送速度および前記ヘッド部と前記搬送部との間の距離の少なくとも1つの条件に基づいて、前記搬送部に対する風の供給を制御する請求項1記載の印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷媒体を吸引して搬送しながら印刷を施す印刷装置および方法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、紙またはフィルムなどからなる印刷媒体を搬送しつつ、インクジェットヘッドから印刷媒体に対してインクを吐出して印刷を施すインクジェット印刷装置が提案されている。
【0003】
インクジェット印刷装置における印刷媒体の搬送装置として、搬送ベルトを用いた搬送装置が提案されている。具体的には、搬送ベルトの印刷媒体の搬送面の裏側の面に吸引ファンを設け、吸引ファンの回転によって搬送ベルトに形成された多数のベルト穴に負圧を発生させ、これにより搬送ベルトに印刷媒体を吸引して搬送する搬送装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-98592号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上述したような吸引吸着方式の搬送装置を備えたインクジェット印刷装置においては、インクジェットヘッドから吐出されるインク滴に対し様々な気流が作用する。特に、印刷媒体を吸引する吸引風はインク滴に作用しやすく、インク滴とともに発生する微小滴のサテライトを引き寄せ、印刷媒体の先端部および後端部の画像が劣化する要因となる。
【0006】
複数ページを有する印刷ジョブの1ページ目および最終ページや、搬送速度が遅い状態で画像を印刷する場合は、特に印刷媒体の先端部および後端部に対する吸引風の影響が大きく、印刷媒体の端部にサテライトが付着しやすい。
【0007】
また、印刷媒体の搬送方向についてインクジェットヘッドを複数配置したインクジェット印刷装置においては、インクジェットヘッドの搬送方向の位置によっても影響が異なり、搬送方向上流側に配置されたインクジェットヘッドからインクを吐出して印刷を行う際には、印刷媒体の先端部に対するサテライトの影響が大きく、搬送方向下流側に配置されたインクジェットヘッドからインクを吐出して印刷を行う際には、印刷媒体の後端部に対するサテライトの影響が大きくなる傾向にある。
【0008】
なお、特許文献1では、印刷媒体の先端から印刷画像の領域までの余白量に応じてインクの吐出速度を変更する方法が提案されている。これはインク滴の着弾精度を改善する方法であり、余白量に応じた駆動制御としては効果的である。
【0009】
しかしながら、印刷媒体の端部の汚れや画像劣化の要因となるサテライトの吐出速度を制御することは非常に困難である。
【0010】
本発明は、上記事情に鑑み、サテライトによる画像劣化を抑制することができる印刷装置および方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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