TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025091840
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207337
出願日2023-12-08
発明の名称媒体排出装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人インフォート弁理士法人
主分類B65H 31/04 20060101AFI20250612BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】媒体排出装置において、媒体を適正な位置に積載するとともに、媒体のもたれかかりに起因する生産性の低下を抑制する。
【解決手段】媒体排出装置30は、媒体Mが積載される積載台31と、この積載台31上に排出される媒体Mの先端に接触するエンドフェンス32(先端規制部の一例)と、積載台31上に排出される媒体Mの後端に接触するトップフェンス33(後端規制部の一例)と、エンドフェンス32及びトップフェンス33を、積載台31に1枚目の媒体M(1)が積載される前に、積載予定位置に対応する第1位置P1よりも媒体Mの排出方向A(又は、排出方向Aの反対方向)である共通の離隔方向へ離隔した第2位置P2に移動させ、積載台31に1枚目の媒体M(1)が積載された後に、エンドフェンス32及びトップフェンス33を第1位置P1に移動させる制御部39aとを備える。
【選択図】図8


特許請求の範囲【請求項1】
媒体が積載される積載台と、
前記積載台上に排出される前記媒体の先端に接触する先端規制部と、
前記積載台上に排出される前記媒体の後端に接触する後端規制部と、
前記先端規制部及び前記後端規制部を、前記積載台に1枚目の前記媒体が積載される前に、積載予定位置に対応する第1位置よりも前記媒体の排出方向と当該排出方向の反対方向とのうち一方である共通の離隔方向へ離隔した第2位置に移動させ、前記積載台に前記1枚目の媒体が積載された後に、前記先端規制部及び前記後端規制部を前記第1位置に移動させる制御部と
を備えることを特徴とする媒体排出装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記媒体の媒体情報に基づいて前記第2位置を決定する
ことを特徴とする請求項1記載の媒体排出装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記積載台に向けて前記媒体を排出する排出部の排出速度を、前記第2位置に基づいて調整する
ことを特徴とする請求項1記載の媒体排出装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記積載台に向けて前記媒体が排出される際に前記排出方向と前記反対方向とに往復するジョガー動作を、前記第2位置にあるときと前記第1位置にあるときとのそれぞれで前記先端規制部に行わせる
ことを特徴とする請求項1記載の媒体排出装置。
【請求項5】
前記離隔方向は、前記排出方向であり、
前記制御部は、前記先端規制部における前記第1位置と前記第2位置との間の距離を、前記後端規制部における前記第1位置と前記第2位置との間の距離よりも短くする
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の媒体排出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体が積載される積載台を備える媒体排出装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、媒体の可動フェンスへのもたれかかりを検出した場合に、媒体の排出を停止させ、可動フェンスを規制位置から退避位置に移動させて規制位置に戻すもたれ解消動作を行った上で媒体の排出を再開させる媒体排出装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-080091号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の媒体排出装置は、媒体の積載面高さよりも上方において、もたれ検知センサが媒体(オン信号)を規定時間以上続けて検知した場合に、もたれ解消動作を行う。
【0005】
そのため、上記規定時間が短いと、積載台の通常の下降動作で解消可能な軽微なもたれかかりが発生した際にも、もたれ解消動作が行われてしまう。これにより、もたれ解消動作が繰り返されやすく、その度に媒体の排出を止める必要が生じ、生産性の低下を招いてしまう。
【0006】
また、上記規定時間が長いと、もたれかかった媒体の枚数が増えるにつれ、積載台は積載枚数に対する適正な高さよりも下がってしまい、媒体の位置を規制する可動フェンスの下端と積載台の上面とに間が開き、媒体が排紙台から逸脱したり、媒体の積載位置の乱れを修復できなかったりする。
【0007】
本発明の目的は、媒体を適正な位置に積載することができるとともに、媒体のもたれかかりに起因する生産性の低下を抑制することができる媒体排出装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
1つの態様では、媒体排出装置は、媒体が積載される積載台と、前記積載台上に排出される前記媒体の先端に接触する先端規制部と、前記積載台上に排出される前記媒体の後端に接触する後端規制部と、前記先端規制部及び前記後端規制部を、前記積載台に1枚目の前記媒体が積載される前に、積載予定位置に対応する第1位置よりも前記媒体の排出方向と当該排出方向の反対方向とのうち一方である共通の離隔方向へ離隔した第2位置に移動させ、前記積載台に前記1枚目の媒体が積載された後に、前記先端規制部及び前記後端規制部を前記第1位置に移動させる制御部とを備える。
【発明の効果】
【0009】
前記態様によれば、媒体を適正な位置に積載することができるとともに、媒体のもたれかかりに起因する生産性の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施の形態に係る媒体排出装置を備える印刷システムの内部構成を示す図である。
一実施の形態に係る媒体排出装置を備える印刷システムの主要な制御構成を示す図である。
(a)及び(b)は、一実施の形態における積載台の下降動作を説明するための正面図である。
(a)~(c)は、1枚目の媒体にもたれかかりが生じやすい理由を説明するための正面図である。
(a)及び(b)は、2枚目以降の媒体にもたれかかりが生じにくい理由を説明するための正面図である。
一実施の形態に係る媒体排出装置の動作を説明するためのフローチャートである。
一実施の形態における媒体情報に基づく第2位置の決定方法を説明するための表である。
(a)~(f)は、一実施の形態に係る媒体排出装置の動作を説明するための正面図である。
一実施の形態に係る媒体排出装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
一実施の形態の第1変形例に係る媒体排出装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
一実施の形態の第2変形例に係る媒体排出装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
一実施の形態の第3変形例に係る媒体排出装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
(a)及び(b)は、第1比較例における媒体の逸脱を説明するための正面図である。
(a)~(c)は、第2比較例における媒体の逸脱及び媒体の積載位置の乱れを説明するための正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

理想科学工業株式会社
媒体排出装置
7日前
理想科学工業株式会社
インクジェット印刷装置
2日前
理想科学工業株式会社
印刷装置および捺染物の製造方法
15日前
理想科学工業株式会社
ディザマトリクス生成方法、装置およびプログラム
7日前
理想科学工業株式会社
インクジェット捺染の前処理方法及びインクジェット捺染方法
8日前
個人
8か月前
個人
包装体
8か月前
個人
ゴミ箱
8か月前
個人
コンベア
1か月前
個人
段ボール箱
3か月前
個人
ゴミ収集器
2か月前
個人
容器
5か月前
個人
段ボール箱
2か月前
個人
パウチ補助具
8か月前
個人
宅配システム
2か月前
個人
楽ちんハンド
27日前
個人
土嚢運搬器具
4か月前
個人
角筒状構造体
1か月前
個人
折り畳み水槽
8か月前
個人
閉塞装置
6か月前
個人
ダンボール宝箱
9か月前
個人
お薬の締結装置
1か月前
個人
コード類収納具
4か月前
個人
把手付米袋
16日前
個人
貯蔵サイロ
3か月前
個人
圧縮収納袋
9か月前
株式会社コロナ
梱包材
1か月前
株式会社和気
包装用箱
4か月前
個人
ゴミ処理機
5か月前
株式会社新弘
容器
8か月前
三甲株式会社
容器
1か月前
三甲株式会社
容器
1か月前
個人
塗料容器用蓋
8か月前
株式会社イシダ
搬送装置
2か月前
個人
粘着テープ剥がし具
9か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
11か月前
続きを見る