TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025071548
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2023181806
出願日
2023-10-23
発明の名称
センサコントローラ及びスタイラス
出願人
株式会社ワコム
代理人
弁理士法人そらおと
主分類
G06F
3/041 20060101AFI20250428BHJP(計算;計数)
要約
【課題】センサコントローラの負荷を軽減し、かつ、スタイラスによるアップリンク信号の受信におけるノイズの影響を軽減する。
【解決手段】センサコントローラ31は、所定のプリアンブルを有するアップリンク信号USを、互いに異なる第1の設定及び第2の設定のいずれでも送信可能に構成され、第1の設定及び第2の設定のいずれか一方を選択し、選択した一方の設定によりアップリンク信号USを送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定のプリアンブルを有するアップリンク信号を、互いに異なる第1の設定及び第2の設定のいずれでも送信可能に構成され、
前記第1の設定及び前記第2の設定のいずれか一方を選択し、選択した前記一方の設定により前記アップリンク信号を送信する、
センサコントローラ。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1の設定は、前記アップリンク信号を構成する拡散符号のチップレートが相対的に大きい設定であり、
前記第2の設定は、前記アップリンク信号を構成する拡散符号のチップレートが相対的に小さい設定である、
請求項1に記載のセンサコントローラ。
【請求項3】
送信した前記アップリンク信号に対するスタイラスからの応答に応じて、前記第1の設定及び前記第2の設定のいずれか一方の選択を行う、
請求項1に記載のセンサコントローラ。
【請求項4】
前記第1の設定による前記アップリンク信号の送信、及び、前記第2の設定による前記アップリンク信号の送信を交互に実行する、
請求項1に記載のセンサコントローラ。
【請求項5】
前記アップリンク信号の送信に用いる第1の通信方法とは異なる第2の通信方法を用いて実施したスタイラスとの通信の結果に基づき、前記第1の設定及び前記第2の設定のいずれか一方の選択を行う、
請求項1に記載のセンサコントローラ。
【請求項6】
前記第1の通信方法は、タッチ面内に配置されたセンサ電極群と、前記スタイラスのペン先電極との容量結合を介して行う通信方法であり、
前記第2の通信方法は、前記容量結合を介さない通信方法である、
請求項5に記載のセンサコントローラ。
【請求項7】
前記第1の通信方法は、タッチ面内に配置されたセンサ電極群と、前記スタイラスのペン先電極との容量結合を介して行う通信方法であり、
前記第2の通信方法は、前記センサ電極群とは異なる電極と、前記ペン先電極との容量結合を介して行う通信方法である、
請求項5に記載のセンサコントローラ。
【請求項8】
第1の設定で送信されたアップリンク信号と、前記第1の設定とは異なる第2の設定で送信されたアップリンク信号との両方を検出可能に構成された受信部、
を備えるスタイラス。
【請求項9】
前記受信部は、前記第1の設定で送信されたアップリンク信号の受信動作と、前記第2の設定で送信されたアップリンク信号の受信動作とを交互に行う、
請求項8に記載のスタイラス。
【請求項10】
前記受信部は、前記アップリンク信号の送信に用いる第1の通信方法とは異なる第2の通信方法を用いて実施したセンサコントローラとの通信の結果に基づいて前記第1の設定及び前記第2の設定のいずれか一方を選択し、選択した前記一方の設定で送信されたアップリンク信号の受信動作を行う、
請求項8に記載のスタイラス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、センサコントローラ及びスタイラスに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
アクティブ静電方式を採用する位置検出装置の中には、タッチ面内に埋め込まれたセンサ電極群を介して、センサコントローラとスタイラスの間で双方向通信を行えるように構成されたものがある。以下では、この双方向通信においてセンサコントローラからスタイラスに対して送信される信号を「アップリンク信号」と称し、スタイラスからセンサコントローラに対して送信される信号を「ダウンリンク信号」と称する。
【0003】
特許文献1には、アップリンク信号の具体的な生成方法が開示されている。同文献に示されるように、アップリンク信号の生成は、送信対象のコマンドの先頭に所定のプリアンブルを付加することによって得られるシンボル列を所定の拡散符号(自己相関特性を有する拡散符号)により拡散することによって実行される。
【0004】
特許文献2には、受信したアップリンク信号が干渉信号を含む場合にダウンリンク信号の周波数を調整することで、センサコントローラがダウンリンク信号を受信する際における干渉信号の影響を回避するように構成されたスタイラスの例が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-042867号公報
中国特許公開第112286381号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、折り畳み式のスマートフォンや、金属膜に比べて抵抗の大きいITO(酸化インジウムスズ)膜を用いて構成したセンサ電極群を用いるタブレット端末など、センサコントローラに大きな負荷のかかる位置検出装置が登場している。また、アップリンク信号にノイズが重畳すると、スタイラスによるアップリンク信号の受信に困難が生ずる場合がある。
【0007】
したがって、本発明の目的の一つは、センサコントローラの負荷を軽減でき、かつ、スタイラスによるアップリンク信号の受信におけるノイズの影響を軽減できるセンサコントローラ及びスタイラスを提供することにある。
【0008】
また、2つ以上の互いに異なる方式のいずれか一方を用いてアップリンク信号を送信するようにセンサコントローラを構成した場合、他方の方式を用いて送信されたアップリンク信号のみを待ち受けているスタイラスはその受信に失敗してしまうことになる。この場合、センサコントローラはスタイラスとの通信を開始できなくなってしまうので、改善が必要とされていた。
【0009】
したがって、本発明の目的の他の一つは、2つ以上の互いに異なる方式のいずれか一方を用いてアップリンク信号を送信しながらも、スタイラスとの通信を適切に開始できるセンサコントローラを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の第1の側面によるセンサコントローラは、所定のプリアンブルを有するアップリンク信号を、互いに異なる第1の設定及び第2の設定のいずれでも送信可能に構成され、前記第1の設定及び前記第2の設定のいずれか一方を選択し、選択した前記一方の設定により前記アップリンク信号を送信する、センサコントローラである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社ワコム
センサコントローラ及びスタイラス
3日前
株式会社ワコム
集積回路
1か月前
株式会社ワコム
ディスプレイ
24日前
株式会社ワコム
センサコントローラ、電子機器及びセンサコントローラの制御方法
13日前
株式会社ワコム
電子ペン及び電子ペンにより実行される方法
2日前
株式会社ワコム
ワイヤレス給電システム、アクティブスタイラス、及び電子機器
1か月前
株式会社ワコム
位置検出装置、センサコントローラ、及び、ペンからペン信号を受信する方法
9日前
個人
非正規コート
27日前
個人
RFタグ読取装置
9日前
個人
人物再現システム
24日前
個人
在宅介護システム
9日前
個人
AI飲食最適化プラグイン
17日前
個人
電話管理システム及び管理方法
18日前
有限会社ノア
データ読取装置
25日前
株式会社ザメディア
出席管理システム
1か月前
個人
広告提供システムおよびその方法
27日前
個人
日誌作成支援システム
24日前
株式会社CROSLAN
支援装置
9日前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
工程計画装置
1か月前
長屋印刷株式会社
画像形成システム
9日前
トヨタ自動車株式会社
作業判定方法
1か月前
ひびきの電子株式会社
認証システム
11日前
個人
ポイント還元付き配送システム
25日前
株式会社タクテック
商品取出集品システム
1か月前
オベック実業株式会社
接続構造
24日前
オムロン株式会社
回転装置及びマウス
13日前
ゼネラル株式会社
RFIDタグ付き物品
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理システム
1か月前
株式会社村田製作所
動き検知装置
1か月前
株式会社実身美
ワーキングシェアリングシステム
25日前
個人
アルバム作成システム及びアルバム作成方法
11日前
株式会社ドクター中松創研
生成AIの適切使用法
24日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理方法
1か月前
個人
コンテンツ配信システム
1か月前
株式会社国際電気
支援システム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る