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公開番号
2025073394
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184140
出願日
2023-10-26
発明の名称
傾斜構造部材の支持構造及び傾斜構造部材の支持方法
出願人
株式会社竹中工務店
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
E04B
1/32 20060101AFI20250502BHJP(建築物)
要約
【課題】傾斜構造部材が滑り落ちることを防止できる、傾斜構造部材の支持構造及び傾斜構造部材の支持方法を提供する。
【解決手段】傾斜構造部材の支持構造は、支保工12の上に水平に載置されるベースプレート22と、ベースプレート22から立ち上がった脚部24と、脚部24の上端に固定された傾斜プレート26と、を備えた傾斜架台20と、傾斜構造部材80に設けられ下面が傾斜プレート26に接して配置されるフランジ84の上面に接合されたストッパー30Aと、傾斜プレート26に固定された第一ホルダー(アングル材42)と、ストッパー30Aが係止される第二ホルダー(アングル材44)と、第一ホルダーと第二ホルダーとを連結する連結部材46と、を備えたホルダー40と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
支保工の上に水平に載置されるベースプレートと、前記ベースプレートから立ち上がった脚部と、前記脚部の上端に固定された傾斜プレートと、を備えた傾斜架台と、
傾斜構造部材に設けられ下面が前記傾斜プレートに接して配置されるフランジの上面に接合されたストッパーと、
前記傾斜プレートに固定された第一ホルダーと、前記ストッパーが係止される第二ホルダーと、前記第一ホルダーと前記第二ホルダーとを連結する連結部材と、を備えたホルダーと、
を有する傾斜構造部材の支持構造。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記第一ホルダー及び前記第二ホルダーはアングル材であり、
前記第二ホルダーの一方の片が前記フランジに沿って配置され、他方の片と前記第一ホルダーとが、前記連結部材としてのボルトで接合される、
請求項1に記載の傾斜構造部材の支持構造。
【請求項3】
前記ストッパーは前記第二ホルダーより厚みが大きく、前記第二ホルダーの両側に設けられている、請求項1又は2に記載の傾斜構造部材の支持構造。
【請求項4】
水平面に対して傾斜して設置される傾斜構造部材に設けられたフランジの上面にストッパーを溶接する工程と、
ベースプレート、前記ベースプレートから立ち上がった脚部及び前記脚部の上端に固定された傾斜プレートを備えた傾斜架台における前記傾斜プレートに第一ホルダーを溶接する工程と、
前記ストッパーに第二ホルダーを係止して前記第一ホルダーと前記第二ホルダーとを連結部材で連結し、前記傾斜構造部材に前記傾斜架台を係止する工程と、
前記傾斜構造部材に係止された状態の前記傾斜架台における前記ベースプレートを支保工に載置する工程と、
を備えた傾斜構造部材の支持方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、傾斜構造部材の支持構造及び傾斜構造部材の支持方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、屋根部大型山形材を架台で支持した構成が示されている。この架台は、回転可能に軸支されたピンシュー座を備えており、傾斜した屋根部大型山形材は、このピンシュー座に載置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭60-115760号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1のように、傾斜構造部材を支持するためには、傾斜に沿って傾斜構造部材を保持しつつ、傾斜構造部材が滑り落ちないように荷重を支持する必要がある。しかしながら、上記特許文献1の構成では、例えば片流れ屋根など、傾斜方向に偏りがある場合、荷重を支持することは難しい。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮し、傾斜構造部材が滑り落ちることを防止できる、傾斜構造部材の支持構造及び傾斜構造部材の支持方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の傾斜構造部材の支持構造は、支保工の上に水平に載置されるベースプレートと、前記ベースプレートから立ち上がった脚部と、前記脚部の上端に固定された傾斜プレートと、を備えた傾斜架台と、傾斜構造部材に設けられ下面が前記傾斜プレートに接して配置されるフランジの上面に接合されたストッパーと、前記傾斜プレートに固定された第一ホルダーと、前記ストッパーが係止される第二ホルダーと、前記第一ホルダーと前記第二ホルダーとを連結する連結部材と、を備えたホルダーと、を有する。
【0007】
請求項1の傾斜構造部材の支持構造では、支保工に載置された傾斜架台の傾斜プレートが傾斜構造部材のフランジに接して配置されて傾斜構造部材が支持される。このため支保工に水平力を作用させることなく、建方中の傾斜構造部材を安定支持できる。
【0008】
また、傾斜プレートに固定した第一ホルダーと第二ホルダーとを連結部材で連結して、傾斜構造部材のフランジに接合されたストッパーを第二ホルダーに係止する。これにより、傾斜架台に対する傾斜構造部材の滑り落ちが防止される。
【0009】
さらに、支保工、傾斜架台及びホルダーを撤去した後は、ストッパーが傾斜構造部材に残るが、ストッパーはフランジの上面に接合されているので、下側から見えず、傾斜構造部材の美観を損ない難い。
【0010】
請求項2の傾斜構造部材の支持構造は、請求項1に記載の傾斜構造部材の支持構造において、前記第一ホルダー及び前記第二ホルダーはアングル材であり、前記第二ホルダーの一方の片が前記フランジに沿って配置され、他方の片と前記第一ホルダーとが、前記連結部材としてのボルトで接合される。
(【0011】以降は省略されています)
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