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公開番号2025073898
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023185051
出願日2023-10-27
発明の名称ピリジン化合物の製造方法
出願人日産化学株式会社
代理人
主分類C07D 213/803 20060101AFI20250502BHJP(有機化学)
要約【課題】除草剤として有用な複素環アミド化合物の前駆体として有用な、ピリジン化合物の新規な製造方法を提供する。
【解決手段】下記式(1)で表されるピリジン化合物の製造方法であって、下記式(2)で表されるシアノ酢酸エステル化合物を下記式(3)で表されるエノン化合物に塩基の存在下で反応させ、次いで酸処理により環化反応を行い、式(1)で表されるピリジン化合物を生成させる工程、並びに、得られた反応生成物を水層に抽出した後、有機層に再抽出する工程を含むことを特徴とする、反応生成物の精製工程とを含む、製造方法。
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[R1は炭素原子数1乃至3のアルキル基;R2は炭素原子数1乃至4のアルキル基]
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
式(1):
JPEG
2025073898000005.jpg
21
120
(式中、R

は炭素原子数1乃至3のアルキル基を表す。)で表されるピリジン化合物の製造方法であって、
式(2):
JPEG
2025073898000006.jpg
19
68
(式中、R

は前記の通りである。)
で表されるシアノ酢酸エステル化合物を、
式(3):
JPEG
2025073898000007.jpg
13
120
(式中、R

は炭素原子数1乃至4のアルキル基を表す。)
で表されるエノン化合物に塩基の存在下で反応させ、次いで酸処理により環化反応を行い、式(1)で表されるピリジン化合物を生成させる工程、
前記生成工程後、反応生成物を精製する工程とを含み、
前記精製工程が、反応生成物を水層に抽出した後、有機層に再抽出する工程を含む、
製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ピリジン化合物の新規な製造方法に関する。
続きを表示(約 740 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、除草剤の有効成分として有用な複素環アミド化合物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2014/192936号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、除草剤として有用な複素環アミド化合物の前駆体として有用な、ピリジン化合物の新規な製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、上記の課題を解決するべく鋭意研究を重ねた結果、シアノ酢酸エステル化合物とエノン化合物との反応により粗生成物を得た後、特定の精製操作を実施することにより、目的とするピリジン化合物が得られることを見出し、本発明を完成させた。
【0006】
すなわち本発明は下記〔1〕に関するものである。
〔1〕
式(1):
【0007】
JPEG
2025073898000001.jpg
21
120
【0008】
(式中、R

は炭素原子数1乃至3のアルキル基を表す。)で表されるピリジン化合物の製造方法であって、
式(2):
【0009】
JPEG
2025073898000002.jpg
19
68
【0010】
(式中、R

は前記の通りである。)
で表されるシアノ酢酸エステル化合物を、
式(3):
(【0011】以降は省略されています)

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