TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025097231
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213413
出願日
2023-12-18
発明の名称
ピラゾール化合物及び有害生物防除剤
出願人
日産化学株式会社
代理人
主分類
C07D
231/14 20060101AFI20250623BHJP(有機化学)
要約
【課題】新規な殺菌剤、特に農園芸用殺菌剤を提供する。
【解決手段】
本発明は式(1)で表されるピラゾール化合物又はその塩およびそれを有効成分として含有する新規な殺菌剤、特に農園芸用殺菌剤を提供する。式中、GはG-1を表し、G
1
はC
1
~C
6
ハロアルキル等を表し、Tは酸素原子等を表し、R
X
はC
1
~C
6
アルキル等を表し、R
Y
は水素原子等を表し、R
1
は水素原子等を表し、R
2
は水素原子等を表し、R
3
は水素原子等を表し、R
a
は水素原子等を表し、ZはZ-1等を表し、Z
1
はC
1
~C
6
アルキル等を表し、m5及びn5は、0、1、2、3、4又は5の整数を表し、pは0又は1の整数で表される構造を表す。
【化1】
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025097231000069.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">25</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">119</com:WidthMeasure> </com:Image> 【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
式(1):
JPEG
2025097231000060.jpg
37
76
[式中、Gは、G-1を表し、
G-1は、下記の構造式で表される構造を表し、
JPEG
2025097231000061.jpg
33
52
G
1
は、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン原子、C
1
~C
6
アルキル、C
3
~C
10
シクロアルキル、C
1
~C
6
ハロアルキル、C
1
~C
6
アルコキシ、R
b
で置換されたC
1
~C
6
アルコキシ、C
1
~C
6
ハロアルコキシ、C
1
~C
6
アルキルチオ、C
1
~C
6
アルキルスルフィニル、C
1
~C
6
アルキルスルホニル、ジ(C
1
~C
6
アルキル)アミノ、C
1
~C
6
アルキルカルボニル、C
1
~C
6
アルコキシカルボニル、C
1
~C
6
アルキルアミノカルボニル、C
3
~C
10
シクロアルキルアミノカルボニル、ジ(C
1
~C
6
アルキル)アミノカルボニル又は-C(=NOR)R’を表し、
G
1
との関係において、m5が2、3、4又は5の整数を示す場合には、各々のG
1
は互いに同一であっても、又は互いに相異なってもよく、
R
b
は、シアノ、C
3
~C
10
シクロアルキル、C
1
~C
6
アルコキシカルボニル、C
1
~C
6
アルキルアミノカルボニル、ジ(C
1
~C
6
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
R
b
は、シアノ又はフェニルを表し、
X
1
は、ハロゲン原子を表し、
R
c
は、シアノ、C
3
~C
10
シクロアルキル、C
1
~C
6
アルコキシカルボニル、C
1
~C
6
アルキルアミノカルボニル、ジ(C
1
~C
6
アルキル)アミノカルボニル又は-C(=NOR)R’を表し、
R
Y
は、水素原子又はハロゲン原子を表し、
R
a
は、水素原子、C
1
~C
6
アルキル、R
a
-1又はR
a
-4を表し、
R
5
は、水素原子を表し、
R
6
は、水素原子を表し、
R
7
は、C
1
~C
6
アルキルを表し、
Zは、Z-1、Z-2、Z-3、Z-4、Z-6、Z-8、Z-9、Z-10、Z-11、Z-14、Z-17、Z-19、Z-20、Z-24、Z-27、Z-39、Z-41又はZ-46を表し、
Z
1
は、ヒドロキシ、カルボキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、ハロゲン原子、C
1
~C
6
アルキル、C
3
~C
10
シクロアルキル、C
1
~C
6
ハロアルキル、C
3
~C
10
ハロシクロアルキル、C
2
~C
6
アルケニル、C
1
~C
6
アルコキシ、C
1
~C
6
アルキルチオ、C
1
~C
6
アルキルスルホニル、C
1
~C
6
【請求項3】
Zは、Z-8~Z-44又はZ-46を表す請求項1に記載のピラゾール化合物又はその塩。
【請求項4】
G
1
は、ハロゲン原子、C
1
~C
6
アルキル又はC
1
~C
6
ハロアルキルを表し、
Tは、酸素原子を表し、
R
X
は、C
1
~C
6
アルキルを表し、
R
Y
は、水素原子を表し、
R
1
は、水素原子を表し、
R
2
は、水素原子を表し、
R
3
は、水素原子を表し、
R
4
は、水素原子を表し、
Zは、Z-8、Z-9、Z-10、Z-11、Z-14、Z-17、Z-19、Z-20、Z-24、Z-27、Z-39、Z-41又はZ-46を表し、
Z
1
は、シアノ、ハロゲン原子、C
1
~C
6
アルキル、C
1
~C
6
ハロアルキル、E-3又はE-7を表し、
Z
2
は、C
1
~C
6
アルキルを表し、
Z
a
は、ハロゲン原子又はC
1
~C
6
アルコキシを表し、
m5は、0又は1の整数を表し、
n4は、0、1又は2の整数を表し、
n3は、0、1又は2の整数を表し、
n2は、0又は2の整数を表し、
n1は、1の整数を表し、
pは、1の整数を表し、
v4は、1の整数を表し、
v3は、1の整数を表す請求項3に記載のピラゾール化合物又はその塩。
【請求項5】
請求項1~4の何れか1項に記載のピラゾール化合物及びその塩から選ばれる1種以上を有効成分として含有する、農薬。
【請求項6】
請求項1~4の何れか1項に記載のピラゾール化合物及びその塩から選ばれる1種以上を有効成分として含有する、殺菌剤。
【請求項7】
請求項1~4の何れか1項に記載のピラゾール化合物及びその塩から選ばれる1種以上を有効成分として含有する、農園芸用殺菌剤。
【請求項8】
請求項1~4の何れか1項に記載のピラゾール化合物及びその塩から選ばれる1種以上を有効成分として含有する、抗真菌剤。
【請求項9】
請求項1~4の何れか1項に記載のピラゾール化合物及びその塩から選ばれる1種以上を有効成分として含有する、内部寄生虫防除剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は新規なピラゾール化合物及びそれらの塩、その製造中間体、並びに該化合物及びその塩を有効成分として含有する有害生物防除剤に関する。
続きを表示(約 960 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1及び2には、ある種のピラゾール化合物が開示されているが、本発明に係るピラゾール化合物に関しては何ら開示されていない。
【0003】
また、特許文献3及び4には、ある種のピラゾール化合物が殺菌剤として有用であることが開示されているが、本発明に係るピラゾール化合物については何ら開示されていない。
【0004】
また、特許文献5~8には、ある種の複素環化合物が殺菌剤として有用であることが開示されているが、本発明に係るピラゾール化合物については何ら開示されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2002/085860号
国際公開第2006/132197号
国際公開第2009/028280号
国際公開第1996/038419号
国際公開第2020/109391号
国際公開第2021/224220号
国際公開第2021/228734号
国際公開第2021/233861号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、薬剤の長年にわたる使用は、病原菌における薬剤抵抗性獲得を引き起こし得る。そのため、優れた防除効果を有する新規な薬剤の開発が常に期待されている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記の課題解決を目標に鋭意研究を重ねた結果、本発明に係る下記式(1)で表される新規なピラゾール化合物が、殺菌剤、特に農園芸用殺菌剤として優れた防除活性を示すことを見い出し、本発明を完成した。
【0008】
本発明に係るピラゾール化合物に関しては何れの文献にも開示されておらず、また、それらの有害生物防除剤としての有用性は知られていない。
【0009】
すなわち、本発明は下記〔1〕に関する。
〔1〕
式(1):
【0010】
JPEG
2025097231000001.jpg
36
76
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
株式会社トクヤマ
四塩化炭素の製造方法
1か月前
東ソー株式会社
炭素-窒素結合形成方法
1か月前
株式会社トクヤマ
シロキサン類の回収方法
1か月前
株式会社トクヤマ
ビオチン誘導体の製造方法
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
有機化合物
11日前
株式会社トクヤマ
ホルムアミド化合物の製造方法
5日前
株式会社コスモス
液状炭化水素の増産方法
17日前
株式会社トクヤマ
ベンザゼピン化合物の製造方法
16日前
株式会社コスモス
液状炭化水素の増産方法
18日前
日本特殊陶業株式会社
メタン製造装置
2か月前
金剛化学株式会社
ボルチオキセチンの製造方法
2か月前
ユニチカ株式会社
ビスマレイミドおよびその製造方法
2か月前
信越化学工業株式会社
新規化合物
1か月前
artience株式会社
四塩基酸無水物の製造方法
1か月前
日産化学株式会社
ピラゾール化合物及び有害生物防除剤
1か月前
日産化学株式会社
ピラゾール化合物及び有害生物防除剤
1か月前
国立大学法人東京農工大学
深共晶溶媒
10日前
株式会社トクヤマ
サフィナミド若しくはその塩の製造方法
1か月前
株式会社トクヤマ
アシル化ベンゼン誘導体の酸塩の製造方法
5日前
旭化成株式会社
トリオキサンの製造方法
1か月前
キヤノン株式会社
有機化合物及び有機発光素子
2か月前
キヤノン株式会社
有機化合物及び有機発光素子
2か月前
東ソー株式会社
免疫グロブリン結合性タンパク質の保存溶液
1か月前
JNC株式会社
有機ケイ素化合物およびこれを用いた重合体
17日前
キヤノン株式会社
有機化合物及び有機発光素子
2か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
有機金属錯体、発光デバイス
2か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
有機金属錯体、発光デバイス
9日前
JFEスチール株式会社
メタノール合成方法
2か月前
国立大学法人京都大学
抗がん剤
4日前
旭化成株式会社
ホルムアルデヒドの製造方法
2か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
有機化合物、および発光デバイス
1か月前
公立大学法人大阪
カルボン酸化合物の製造方法
1か月前
国立大学法人岩手大学
反応性付与化合物
10日前
住友ベークライト株式会社
フェノールの製造方法
2か月前
國立臺灣大學
ビスフェノールAの製造方法
19日前
東京都公立大学法人
キチン系複合体
24日前
続きを見る
他の特許を見る