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公開番号
2025074830
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185898
出願日
2023-10-30
発明の名称
目盛り付きペンチ及びテンションメンバ固定方法
出願人
株式会社関電工
代理人
個人
主分類
B25B
7/22 20060101AFI20250507BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】光ファイバケーブルの接続の際に光クロージャー内にテンションメンバを固定する場合のペンチとして使い勝手の良い目盛り付きペンチを提供することである。
【解決手段】
一方に親指を掛け他方に親指以外の指を掛けて持つための一対の把持部11と、一対の把持部を回転可能に連結するピン軸部13と、把持部の先端部に設けられた掴み部14と、掴み部14とピン軸部13との間に設けられた切断部15と、一対の把持部11のいずれか一方の正面側に全長に亘って設けられた目盛り部12とを備え、把持部の全長はスロットの長さの所定値またはその範囲内の既定値に形成され、把持部の全長に亘って設けられた目盛り部は、スロットの長さが所定値であるか否かを測定する際に使用され、把持部のピン軸部前後の目盛り部は、スロットの先端部の皮剥ぎの長さが所定値であるか否かを測定する際に使用される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
光ファイバケーブルの接続のために光ファイバケーブルの被覆を剥いで光ファイバとスロットとを取り出し前記スロットの先端部を皮剥ぎして取り出したテンションメンバを固定するとともに前記光ファイバの余長を収納する光クロージャー内に、前記テンションメンバを固定するにあたり前記スロットの長さが所定値となるように切断し前記スロットの先端部の皮剥ぎする部分の長さが所定値となるように皮剥ぎする際に使用される目盛り付きペンチであり、
一方に親指を掛け他方に親指以外の指を掛けて持つための一対の把持部と、
前記一対の把持部を回転可能に連結するピン軸部と、
前記把持部の先端部に設けられた掴み部と、
前記掴み部と前記ピン軸部との間に設けられた切断部と、
前記一対の把持部のいずれか一方の正面側に全長に亘って設けられた目盛り部とを備え、
前記把持部の全長は前記スロットの長さの所定値またはその範囲内の既定値に形成され、
前記把持部の全長に亘って設けられた前記目盛り部は、前記スロットの長さが所定値であるか否かを測定する際に使用され、
前記把持部の前記ピン軸部前後の前記目盛り部は、前記スロットの先端部の皮剥きの長さが所定値であるか否かを測定する際に使用されることを特徴とする目盛り付きペンチ。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記目盛り部は、前記一対の把持部のいずれか一方の側面側にも全長に亘って設けられたことを特徴とする請求項1に記載の目盛り付きペンチ。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の目盛り付きペンチを用いて接続対象の光ファイバーケーブルを切断し光ファイバとスロットとを取り出し、
前記スロットの長さが所定値の箇所を前記目盛り付きペンチの目盛り部で測定し、
その箇所で前記スロットを切断し、
前記スロットの先端部の皮剥ぎする部分の長さが所定値である箇所を
前記把持部の前記ピン軸部前後の前記目盛り部で測定し、
前記スロットの先端部の皮剥ぎする部分の長さが所定値である箇所から先端部までの被覆を剥がしてテンションメンバを取り出し、
取り出した前記テンションメンバを前記光クロージャ内のテンションメンバ固定台に取り付け、
前記光ファイバーケーブルの前記テンションメンバを前記光クロージャー内に固定することを特徴とするテンションメンバ固定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光ファイバケーブルの接続の際に光クロージャーや光成端箱(以下、単に光クロージャーという)内にテンションメンバを固定する場合に使用される目盛り付きペンチ及びテンションメンバ固定方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
光ファイバケーブルの接続の際には、光ファイバケーブルを切断して、切断した箇所の被覆を剥いで光ファイバとスロットとを取り出し、スロットの先端部を皮剥ぎしてテンションメンバを取り出し、光クロージャー内にテンションメンバを固定し、光ファイバの余長は光クロージャー内に収納する。
【0003】
この光クロージャー内にテンションメンバを固定する作業の際には、物差しとペンチとが使用される。物差しでスロットの長さを測定し、スロットの長さが所定値になるようにペンチでスロットを切断する。そして、スロットの先端部の皮剥ぎする部分の長さを物差しで測定し、先端部の皮剥ぎする部分の長さが所定値なるようにペンチで皮剥ぎしてテンションメンバを取り出しそのテンションメンバをテンションメンバ取付箇所に固定する。
【0004】
このように、光クロージャー内にテンションメンバを固定する際には、物差しとペンチとを必要とし、物差しとペンチとを持ち替えて作業を行うことになるので手間が掛かる。
【0005】
そこで、ペンチに目盛を付した物差し部を一体化させ、電気工事等における電線の切断作業を行なう場合に、ペンチから物差しに持ち替える手間を不要化し、これにより、ペンチを手放すことなく、電線の長さ計測と切断を簡易に行えるようにしたものがある(例えば、特許文献1の図6)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2006-180918号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、特許文献1のものでは、ペンチに目盛を付した物差し部を有しているが、物差し部は把持部の一部にだけしか設けられていないので、スロットの長さやスロットの先端部の皮剥ぎする部分の長さを測定するには、物差し部が設けられた部分を測定箇所であるスロットやスロットの先端部の皮剥ぎする部分に移動しなければならない,したがって、ペンチの持ち替えが必要となり使い勝手が悪い。
【0008】
本発明の目的は、光ファイバケーブルの接続の際に光クロージャー内にテンションメンバを固定する場合のペンチとして使い勝手の良い目盛り付きペンチ及びテンションメンバ固定方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1の発明に係る目盛り付きペンチは、光ファイバケーブルの接続のために光ファイバケーブルの被覆を剥いで光ファイバとスロットとを取り出し前記スロットの先端部を皮剥ぎして取り出したテンションメンバを固定するとともに前記光ファイバの余長を収納する光クロージャー内に、前記テンションメンバを固定するにあたり前記スロットの長さが所定値となるように切断し前記スロットの先端部の皮剥ぎする部分の長さが所定値となるように皮剥ぎする際に使用される目盛り付きペンチであり、一方に親指を掛け他方に親指以外の指を掛けて持つための一対の把持部と、前記一対の把持部を回転可能に連結するピン軸部と、前記把持部の先端部に設けられた掴み部と、前記掴み部と前記ピン軸部との間に設けられた切断部と、前記一対の把持部のいずれか一方の正面側に全長に亘って設けられた目盛り部とを備え、前記把持部の全長は前記スロットの長さの所定値またはその範囲内の既定値に形成され、前記把持部の全長に亘って設けられた前記目盛り部は、前記スロットの長さが所定値であるか否かを測定する際に使用され、前記把持部の前記ピン軸部前後の前記目盛り部は、前記スロットの先端部の皮剥きの長さが所定値であるか否かを測定する際に使用されることを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明に係る目盛り付きペンチは、請求項1の発明において、前記目盛り部は、前記一対の把持部のいずれか一方の側面側にも全長に亘って設けられたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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