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公開番号
2025075268
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186314
出願日
2023-10-31
発明の名称
くん煙剤組成物、及びそれを用いた有害生物駆除方法
出願人
レック株式会社
代理人
個人
主分類
A01N
25/20 20060101AFI20250508BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】有害生物の駆除効果に優れるくん煙剤組成物、及びそれを用いた有害生物駆除方法を提供すること。
【解決手段】くん煙剤組成物は、(A)成分として2種以上の有害生物駆除用成分、及び(B)成分として有機発泡剤60~80%を含み、(A)成分と(B)成分の質量比(B)/(A)が、15~50である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)成分として2種以上の有害生物駆除用成分、及び(B)成分として有機発泡剤60~80%を含み、(A)成分と(B)成分の質量比(B)/(A)が、15~50であるくん煙剤組成物。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
(A)成分は、1種以上のピレスロイド化合物(a1)、及び1種以上の非ピレスロイド化合物(a2)を含む、請求項1に記載のくん煙剤組成物。
【請求項3】
ピレスロイド化合物(a1)と非ピレスロイド化合物(a2)の質量比(a1)/(a2)が0.1~2.0である、請求項2に記載のくん煙剤組成物。
【請求項4】
化合物(a1)は、d・d-T-シフェノトリン、及びフェノトリンから選ばれる1種以上の化合物を、化合物(a2)は、ジクロルボス、インドキサカルブ、及びブロフラニリドから選ばれる1種以上の化合物を含む、請求項2または3に記載のくん煙剤組成物。
【請求項5】
(B)成分は、アゾジカルボンアミドを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載のくん煙剤組成物。
【請求項6】
駆除対象である有害生物が、ゴキブリ、カメムシ、コクゾウムシ、及びダンゴムシから選ばれる一種以上である、請求項1~5のいずれか一項に記載のくん煙剤組成物。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか一項に記載のくん煙剤組成物を用いた有害生物駆除方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、くん煙剤組成物、及びそれを用いた有害生物駆除方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
有害生物の駆除には、早期に駆除効果が発現する速効性と、じっくり長期的に駆除効果が持続する残効性(致死性)が期待される。
【0003】
例えば特許文献1には、殺虫成分としてメトキサジアゾン及びピレスロイド系化合物を含む防除・殺虫組成物が記載されている。しかしながら、有害生物の駆除については、さらなる効果の向上が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-28173号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、有害生物の駆除効果、特に、揮散率、殺虫効力、及び使用性の全てにおいて優れるくん煙剤組成物、及びそれを用いた有害生物駆除方法を提供することを目的とする。さらに本発明は、揮散率、殺虫効力、及び使用性に優れるだけでなく、殺虫効力において、速効性と残効成を両立したくん煙剤組成物、及びそれを用いた有害生物駆除方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち本発明は、以下の[1]~[7]である。
[1](A)成分として2種以上の有害生物駆除用成分、及び(B)成分として有機発泡剤60~80%を含み、(A)成分と(B)成分の質量比(B)/(A)が、15~50であるくん煙剤組成物。
[2](A)成分は、1種以上のピレスロイド化合物(a1)、及び1種以上の非ピレスロイド化合物(a2)を含む、[1]に記載のくん煙剤組成物。
[3]ピレスロイド化合物(a1)と非ピレスロイド化合物(a2)の質量比(a1)/(a2)が0.1~2.0である、[2]に記載のくん煙剤組成物。
[4]化合物(a1)は、d・d-T-シフェノトリン、及びフェノトリンから選ばれる1種以上の化合物を、化合物(a2)は、ジクロルボス、インドキサカルブ、及びブロフラニリドから選ばれる1種以上の化合物を含む、[2]または[3]に記載のくん煙剤組成物。
[5](B)成分は、アゾジカルボンアミドを含む、[1]~[3]のいずれかに記載のくん煙剤組成物。
[6]駆除対象である有害生物が、ゴキブリ、カメムシ、コクゾウムシ、及びダンゴムシから選ばれる一種以上である、[1]~[5]のいずれかに記載のくん煙剤組成物。
[7][1]~[6]のいずれかに記載のくん煙剤組成物を用いた有害生物駆除方法。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、有害生物の駆除効果に優れるくん煙剤組成物、及びそれを用いた有害生物駆除方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
くん煙装置の一例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に具体的な実施形態を挙げて本発明を説明するが、本発明はその実施形態に限定されるものではなく、それらにおける様々な変更及び改変が当業者によって、添付の特許請求の範囲に規定される本発明の範囲または趣旨から逸脱することなく実行され得ることが理解される。
本明細書において「%」は、特に断らない限り「質量%」を示す。
【0010】
本発明のくん煙剤組成物を用いて、実際に駆除対象である有害生物を防除、駆除、殺虫するにあたっては、後述する水式のくん煙型殺虫装置を用いることができる。しかし、すり板式のくん煙型殺虫装置等他のくん煙型殺虫装置を用いることもできる。
(【0011】以降は省略されています)
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