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公開番号
2025079856
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023192692
出願日
2023-11-13
発明の名称
農作業機
出願人
株式会社ササキコーポレーション
代理人
主分類
A01B
73/02 20060101AFI20250516BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】リンクに過荷重がかかっても整地体の動作を円滑におこなうことが可能な農作業機を提供する。
【解決手段】農作業機は、機体後方側で上下回動することで作業面を整地可能な整地体と、整地体の姿勢を制御する姿勢制御部と、を備える。姿勢制御部は、一端部を整地体の前方に位置する回動支点に連結させて回動自在に設けられる第1リンクと、第1リンクの他端部に一端部を連結して第1リンクに対して回動自在にされるとともに他端部が整地体に回動自在に連結される第2リンクと、第1リンクに係合することで第1リンクの回動を規制および規制解除を切り替えることができる回動自在な揺動アームと、を備える。揺動アームは、整地体の回動支点の近傍に位置した位置した規制縁部に係合することで揺動アームの回動を規制する規制突起と、を備える。
【選択図】 図5B
特許請求の範囲
【請求項1】
機体後方側で上下回動することで作業面を整地可能な整地体と、
前記整地体の姿勢を制御する姿勢制御部と、を備え、
前記姿勢制御部は、一端部を前記整地体の前方に位置する回動支点に連結させて回動自在に設けられる第1リンクと、
前記第1リンクの他端部に一端部を連結して前記第1リンクに対して回動自在にされるとともに他端部が前記整地体に回動自在に連結される第2リンクと、
前記第1リンクに係合することで前記第1リンクの回動を規制および規制解除を切り替えることができる回動自在な揺動アームと、を備え、
前記揺動アームは、前記整地体の回動支点の近傍に位置した位置した規制縁部に係合することで前記揺動アームの回動を規制する規制突起と、
を備えることを特徴とする農作業機。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記整地体は上下回動可能な第1整地体と、
前記第1整地体の後端部で上が回動可能であって前記第2リンクが連結する第2整地体と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の農作業機。
【請求項3】
前記第1リンク下部に案内部が設けられ、前記案内部は前記第1リンクの下面に水平方向に設けられた横孔からなる規制孔と、前記規制孔に連続する垂直方向の凹弧状に設けられた姿勢維持部とからなる案内部と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の農作業機。
【請求項4】
前記揺動アームは前記案内部に摺動される係合部と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の農作業機。
【請求項5】
前記係合部が前記規制孔に係合すると前記第1リンクの回動が固定されて前記整地体の回動を規制する規制範囲が形成され、他方前記係合部が前記姿勢維持部に係合されるとき前記整地体の回動規制が解除され前記第1リンクの姿勢が変化しない姿勢維持区間が形成される、
ことを特徴とすることを特徴とする請求項4に記載の農作業機。
【請求項6】
前記姿勢維持部の円弧の中心が前記揺動アームの回動の中心と一致する、
ことを特徴とする請求項3に記載の農作業機。
【請求項7】
前記姿勢維持区間における前記係合部と前記案内部との係合位置が任意の位置にて変更可能である、
ことを特徴とする請求項5に記載の農作業機。
【請求項8】
前記規制範囲、前記姿勢維持区間の規制解除始点である第1姿勢維持点及び規制解除終点である第2姿勢維持点を検出するセンサを備える、
ことを特徴とする請求項5に記載の農作業機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は農作業機に関し、とくに圃場の泥土や土塊等を均平に整地可能な農作業機に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
耕耘体の後方で圃場を整地するための整地体を有した農作業機が、特許文献1によって開示されている。これによれば、耕耘体の後方で上下回動する第1整地板と、第1整地板の後部に連結して上下回動する第2整地板を備えている。さらに、揺動する側部第1揺動リンクを案内部で案内可能な側部第1リンクと、側部第1リンクと第2整地板とを連結する側部第2リンクを有していて、第1整地板および第2整地板を回動可能な状態と回動部可能な状態に切り替えることが可能に設けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-25531号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
側部第1揺動リンクは側部第1リンクに係合することによって、第1整地板および第2整地板および側部第1リンクおよび側部第1リンクの荷重を支える構造である。第1整地板および第2整地板には作業上、土砂の付着や堆積が発生する場合があり、側部第1揺動リンクは、側部第1リンクから受ける荷重が過大になる場合がある。このときに、側部第1リンクが回動方向に力が加わることで、側部第1リンクに大きな負荷がかかることも考えられる。また、これに連結するアクチュエータも不必要に伸縮方向に力が加わるため、アクチュエータにも負担をかけることも考えられる。これらの点で改良の余地があるといえる。
【0005】
本発明は上記課題に着眼してなされたものであり、リンクに過荷重がかかっても整地体の動作を円滑におこなうことが可能な農作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
目的を達成するための本発明の一態様は、機体後方側で上下回動することで作業面を整地可能な整地体と、整地体の姿勢を制御する姿勢制御部と、を備え、姿勢制御部は、一端部を整地体の前方に位置する回動支点に連結させて回動自在に設けられる第1リンクと、第1リンクの他端部に一端部を連結して第1リンクに対して回動自在にされるとともに他端部が整地体に回動自在に連結される第2リンクと、第1リンクに係合することで第1リンクの回動を規制および規制解除を切り替えることができる回動自在な揺動アームと、を備え、揺動アームは、整地体の回動支点の近傍に位置した位置した規制縁部に係合することで揺動アームの回動を規制する規制突起と、を備える農作業機であることを要旨とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、リンクに過荷重がかかっても整地体の動作を円滑におこなうことが可能な農作業機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本願発明による農作業機の一実施の形態を示す正面図である。
図1の右側面図である。
図1の要部を拡大した平面図である。
図3の要部正面図である。
図1の要部の拡大側面図であり、揺動アームが規制範囲に位置しているときの状態を示す。
図1の要部の拡大側面図であり、揺動アームが姿勢維持区間の第1姿勢維持点に位置した代掻き準備状態を示す。
図1の要部の拡大側面図であり、揺動アームが姿勢維持区間の第1姿勢維持点に位置し、かつ整地体の代掻き作業時の様子を示す。
図1の要部の拡大側面図であり、揺動アームが姿勢維持区間の第2姿勢維持点に位置した代掻き準備状態を示す。
図1の要部の拡大側面図であり、揺動アームが姿勢維持区間の第2姿勢維持点に位置し、かつ整地体の代掻き作業時の様子を示す。
図1の要部の拡大側面図であり、揺動アームが姿勢維持区間の第2姿勢維持点に位置し、かつ整地体の代掻き作業時であって、第2整地体が上方に回動した様子を示す。
図1の要部の拡大側面図であり、揺動アームが姿勢維持区間の第2姿勢維持点に位置し、かつ整地体の代掻き作業時であって、第1整地体および第2整地体が上方に回動した様子を示す。
図1の農作業機を折り畳んだ状態の正面図である。
図10の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、実施の形態を示す本願発明による農作業機をさらに詳しく説明する。なお、便宜上同一の機能を奏する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。なお、進行方向について、図2、図5A~図5G、図7においては、誌面左側が進行方向前方であるものとして説明し、図1、図4、図6においては、誌面奥側が進行方向前方であるものとして説明する。
【0010】
本願発明による農作業機1は、図1~図7に示すように、中央作業体2、側部作業体3、姿勢制御部17を備え、トラクタ等の走行機体(図示なし)の後方に装着して前進することによって作業をする。各作業体2、3は、機体を支える機枠4、該機枠4の下方に位置する耕耘部11、該耕耘部11の上部を覆うカバー体35、該カバー体35の後端部で上下回動可能な整地体31、33、該整地体31、33の姿勢を固定しまた固定解除をする姿勢制御部17を有する。姿勢制御部17は遠隔操作により操縦される。
(【0011】以降は省略されています)
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