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公開番号
2025075694
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187045
出願日
2023-10-31
発明の名称
繰出容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A45D
40/04 20060101AFI20250508BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】内容物が少なくなったことを内容物がなくなる前に使用者に知覚させることができ、また、使い切れずに残る内容物の残量を低減できる繰出容器を提供する。
【解決手段】繰出容器1は、ケース筒2と、操作筒3と、第1螺筒部4と、中皿部材5と、第2螺筒部5bの径方向内側の内部空間から上方へ突出し、内容物の底部を支持する軸部材7とを有し、ケース筒2に対して操作筒3を周方向一方側へ回転させる回転操作が行われると、回転操作に伴って操作筒3に対してケース筒2が下降しながらケース筒2に対して中皿部材5が内容物及び軸部材7を伴って上昇していき、所定量の上昇時に軸部材7が第1螺筒部4の内周面に設けられるストッパ4bに当接することで上昇を停止し、その後は中皿部材5のみが上昇する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物を繰り出す繰出口を上端に形成するケース筒と、
前記ケース筒に対して周方向一方側へ回転することで前記ケース筒を下方へ摺動させる操作筒と、
前記操作筒に一体に設けられ、外周面に第1雄ねじ部を有し、且つ、前記ケース筒に対して前記周方向一方側へ回転することで前記ケース筒を下降させるように前記第1雄ねじ部が前記ケース筒の内周面に螺合する第1螺筒部と、
前記内容物の底面を支持する中皿部、及び前記中皿部に一体に設けられ前記中皿部から前記下方に延びる第2螺筒部を有し、前記中皿部が前記ケース筒の前記内周面に案内部を介して係合し、前記第2螺筒部が前記第1螺筒部の内周面に螺合する第2雄ねじ部を有し、前記ケース筒に対して前記操作筒及び前記第1螺筒部が前記周方向一方側へ回転することで前記案内部が前記ケース筒に対して前記中皿部を前記周方向一方側への回転を規制しながら前記第2雄ねじ部の作用によって上方へ案内する中皿部材と、
前記第2螺筒部の径方向内側の内部空間から上方へ突出し、前記内容物の底部を支持する軸部材とを有し、
前記ケース筒に対して前記操作筒を前記周方向一方側へ回転させる回転操作が行われると、前記回転操作に伴って前記操作筒に対して前記ケース筒が下降しながら前記ケース筒に対して前記中皿部材が前記内容物及び前記軸部材を伴って上昇していき、所定量の上昇時に前記軸部材が前記第1螺筒部の内周面に設けられるストッパに当接することで上昇を停止し、その後は前記中皿部材のみが上昇する、繰出容器。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
前記回転操作に伴って前記内容物が最も繰り出される最繰出状態で前記操作筒に対する前記ケース筒の下降を停止させるケース筒ストッパを有し、
前記最操出状態で前記中皿部の上面と前記軸部材の上端は前記ケース筒の上端部に位置する、請求項1に記載の繰出容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は繰出容器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
繰出口を上端に形成するケース筒に対して操作筒を周方向一方側へ回転させる回転操作が行われるとケース筒に対して中皿部材が上昇して内容物を繰出口から繰り出す繰出容器が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-183464号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、内容物が少なくなったことを内容物がなくなる前に使用者に知覚させることができ、また、使い切れずに残る内容物の残量を低減できる繰出容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0006】
[1]
内容物を繰り出す繰出口を上端に形成するケース筒と、
前記ケース筒に対して周方向一方側へ回転することで前記ケース筒を下方へ摺動させる操作筒と、
前記操作筒に一体に設けられ、外周面に第1雄ねじ部を有し、且つ、前記ケース筒に対して前記周方向一方側へ回転することで前記ケース筒を下降させるように前記第1雄ねじ部が前記ケース筒の内周面に螺合する第1螺筒部と、
前記内容物の底面を支持する中皿部、及び前記中皿部に一体に設けられ前記中皿部から前記下方に延びる第2螺筒部を有し、前記中皿部が前記ケース筒の前記内周面に案内部を介して係合し、前記第2螺筒部が前記第1螺筒部の内周面に螺合する第2雄ねじ部を有し、前記ケース筒に対して前記操作筒及び前記第1螺筒部が前記周方向一方側へ回転することで前記案内部が前記ケース筒に対して前記中皿部を前記周方向一方側への回転を規制しながら前記第2雄ねじ部の作用によって上方へ案内する中皿部材と、
前記第2螺筒部の径方向内側の内部空間から上方へ突出し、前記内容物の底部を支持する軸部材とを有し、
前記ケース筒に対して前記操作筒を前記周方向一方側へ回転させる回転操作が行われると、前記回転操作に伴って前記操作筒に対して前記ケース筒が下降しながら前記ケース筒に対して前記中皿部材が前記内容物及び前記軸部材を伴って上昇していき、所定量の上昇時に前記軸部材が前記第1螺筒部の内周面に設けられるストッパに当接することで上昇を停止し、その後は前記中皿部材のみが上昇する、繰出容器。
【0007】
[2]
前記回転操作に伴って前記内容物が最も繰り出される最繰出状態で前記操作筒に対する前記ケース筒の下降を停止させるケース筒ストッパを有し、
前記最操出状態で前記中皿部の上面と前記軸部材の上端は前記ケース筒の上端部に位置する、[1]に記載の繰出容器。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、内容物が少なくなったことを内容物がなくなる前に使用者に知覚させることができ、また、使い切れずに残る内容物の残量を低減できる繰出容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態において繰出容器の使用開始前の状態を示す一部断面側面図である。
軸部材の上昇が停止した時点での図1の繰出容器の断面図である。
最操出状態での図1の繰出容器の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を例示説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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