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公開番号
2025075756
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187145
出願日
2023-10-31
発明の名称
コンパクト容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A45D
33/00 20060101AFI20250508BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】分別廃棄し易いコンパクト容器を提供する。
【解決手段】本開示のコンパクト容器100は、内容物を収容する容器本体1と、容器本体1を上方から覆う蓋体4とを備え、容器本体1の後部1bには、蓋体4の後部4bに設けられた回転穴4dに挿入され、蓋体4を容器本体1に対して回動可能に支持する回転軸11が設けられており、回転軸11における回転穴4dに挿入される部位は、間に空隙11gを挟んで前後に分割された複数の分割軸部11a1,11a2を構成し、複数の分割軸部11a1,11a2は、回転穴4dの外で結合されるとともに、少なくとも後方側の分割軸部11a2は、前方向への押圧により空隙11gが狭くなるように弾性変形可能であり、複数の分割軸部11a1,11a2のそれぞれは、回転穴4d内に係合することで回転穴4d内での回転を抑制する係合部を有し、容器本体1、蓋体4及び回転軸11は、いずれも合成樹脂製であることを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物を収容する凹所が形成された容器本体と、該容器本体を上方から覆うとともに前記凹所の上端開口を閉塞可能な蓋体とを備えたコンパクト容器であって、
前記容器本体の後部には、前記蓋体の後部に設けられた回転穴に挿入され、前記蓋体を前記容器本体に対して回動可能に支持する回転軸が設けられており、
前記回転軸における少なくとも前記回転穴に挿入される部位は、間に空隙を挟んで前後に分割された複数の分割軸部を構成し、前記複数の分割軸部は、前記回転穴の外で結合されるとともに、少なくとも後方側の分割軸部は、前方向への押圧により前記空隙が狭くなるように弾性変形可能であり、
前記複数の分割軸部のそれぞれは、前記回転穴内に係合することで前記回転穴内での回転を抑制する係合部を有し、
前記容器本体、前記蓋体及び前記回転軸は、いずれも合成樹脂製である、コンパクト容器。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記複数の分割軸部のそれぞれは、前記回転穴内に設けた凹部に係合可能な凸部、又は前記回転穴内に設けた凸部に係合可能な凹部を有する、請求項1に記載のコンパクト容器。
【請求項3】
前記複数の分割軸部の間の前記空隙には、前記空隙を維持する方向に付勢する付勢部が設けられている、請求項1又は2に記載のコンパクト容器。
【請求項4】
前記付勢部は、前記複数の分割軸部の一方の分割軸部から他方の分割軸部に向かって前記回転軸の中心軸線の方向に傾斜している、請求項3に記載のコンパクト容器。
【請求項5】
前記回転軸は、前記複数の分割軸部とは軸線方向の反対側に設けられた略矩形形状断面を有する固定部が前記容器本体の後部に嵌合することで前記容器本体に装着されている、請求項1又は2に記載のコンパクト容器。
【請求項6】
前記容器本体及び前記蓋体の前部には、前記蓋体の閉塞時に係合し、前記蓋体の前方へのスライドによって係合が解除される係合部が設けられている、請求項1又は2に記載のコンパクト容器。
【請求項7】
前記蓋体の後端面と上面とが交差する隅部の少なくとも一部には、前記蓋体を前方に押圧する押圧面が形成されている、請求項1又は2に記載のコンパクト容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コンパクト容器に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
コンパクト容器は、例えば化粧料容器として用いられるが、容器本体に対して蓋体を開閉させる構造を実現するために、金属製のピン(回転軸)を容器本体及び蓋体の後部に設けられた回転穴に挿入するタイプのものが一般的に用いられている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007- 37622号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来のコンパクト容器では、内容物を使いきった後に分別廃棄する際に、金属製のピンを除去することが必要となり効率的に作業ができない場合があったため、これらの点において未だ改善の余地があった。
【0005】
本開示の目的とするところは、分別廃棄し易いコンパクト容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、本開示のコンパクト容器は、
[1]
内容物を収容する凹所が形成された容器本体と、該容器本体を上方から覆うとともに前記凹所の上端開口を閉塞可能な蓋体とを備えたコンパクト容器であって、
前記容器本体の後部には、前記蓋体の後部に設けられた回転穴に挿入され、前記蓋体を前記容器本体に対して回動可能に支持する回転軸が設けられており、
前記回転軸における少なくとも前記回転穴に挿入される部位は、間に空隙を挟んで前後に分割された複数の分割軸部を構成し、前記複数の分割軸部は、前記回転穴の外で結合されるとともに、少なくとも後方側の分割軸部は、前方向への押圧により前記空隙が狭くなるように弾性変形可能であり、
前記複数の分割軸部のそれぞれは、前記回転穴内に係合することで前記回転穴内での回転を抑制する係合部を有し、
前記容器本体、前記蓋体及び前記回転軸は、いずれも合成樹脂製であることを特徴とする。
【0007】
また、本開示のコンパクト容器は、
[2]
上記[1]に記載の構成において、前記複数の分割軸部のそれぞれは、前記回転穴内に設けた凹部に係合可能な凸部、又は前記回転穴内に設けた凸部に係合可能な凹部を有することが好ましい。
【0008】
また、本開示のコンパクト容器は、
[3]
上記[1]又は[2]に記載の構成において、前記複数の分割軸部の間の前記空隙には、前記空隙を維持する方向に付勢する付勢部が設けられていることが好ましい。
【0009】
また、本開示のコンパクト容器は、
[4]
上記[3]に記載の構成において、前記付勢部は、前記複数の分割軸部の一方の分割軸部から他方の分割軸部に向かって前記回転軸の中心軸線の方向に傾斜していることが好ましい。
【0010】
また、本開示のコンパクト容器は、
[5]
上記[1]から[4]のいずれかに記載の構成において、前記回転軸は、前記複数の分割軸部とは軸線方向の反対側に設けられた略矩形形状断面を有する固定部が前記容器本体の後部に嵌合することで前記容器本体に装着されていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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