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公開番号
2025076151
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187928
出願日
2023-11-01
発明の名称
土壌分析の前処理装置
出願人
株式会社クボタ
代理人
安田岡本弁理士法人
主分類
G01N
1/28 20060101AFI20250508BHJP(測定;試験)
要約
【課題】効率よく計量部材から土壌を払い出すことができる。
【解決手段】土壌分析の前処理装置1は、圃場で採取した土壌D1に含まれる成分を分析する前に処理をする前処理装置1であって、採取した土壌D1を収容する第1容器5と、第1容器5に収容された土壌D1から一定体積量の土壌D1を取り出す定量部14を複数有する計量部材9と、第1容器5から一定体積量の土壌を定量部14に取り出す取出位置と、定量部14に取り出された土壌を払い出しする払出位置とに、計量部材9を移動させる第1移動機構20と、を備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
圃場で採取した土壌に含まれる成分を分析する前に処理をする前処理装置であって、
前記採取した前記土壌を収容する第1容器と、
前記第1容器に収容された前記土壌から一定体積量の前記土壌を取り出す定量部を複数有する計量部材と、
前記第1容器から一定体積量の前記土壌を前記定量部に取り出す取出位置と、前記定量部に取り出された前記土壌を払い出しする払出位置とに、前記計量部材を移動させる第1移動機構と、
を備えている土壌分析の前処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1移動機構は、複数の前記定量部ごとに対応する前記取出位置及び/又は複数の前記定量部ごとに対応する前記払出位置に、前記計量部材を移動させる請求項1に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項3】
複数の前記定量部のうち一の前記定量部に対応する前記取出位置に移動された前記計量部材は、他の前記定量部に対応する前記払出位置と一致している請求項2に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項4】
前記計量部材は、
複数の前記定量部として、第1定量部と、当該第1定量部と異なる第2定量部と、を含み、
前記第1移動機構により前記第1定量部に対応する前記取出位置から、前記第1定量部に対応する前記払出位置に移動されて、前記第1定量部の前記土壌を払い出し、
前記第1移動機構により前記第2定量部に対応する前記取出位置から、前記第2定量部に対応する前記払出位置に移動されて、前記第2定量部の前記土壌を払い出す請求項2に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項5】
前記払出位置に移動された前記計量部材の前記定量部からの前記土壌を収容する第2容器を備え、
前記第2容器は、複数の前記定量部からの前記土壌をそれぞれ収容する複数の調製容器を有している請求項4に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項6】
複数の前記調製容器は、
前記第1定量部からの前記土壌を分析するための抽出液が供給される第1調製容器と、
前記第2定量部からの前記土壌を分析するための精製水が供給される第2調製容器と、
を含んでいる請求項5に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項7】
複数の前記調製容器を支持する支持装置を備え、
前記第1容器及び前記第2容器は、複数設けられており、
前記支持装置は、
複数の前記第1調製容器を支持する第1支持部材と、
複数の前記第2調製容器を支持する第2支持部材と、
前記第1支持部材及び/又は前記第2支持部材を移動させ、複数の前記第1調製容器及び複数の前記第2調製容器のいずれか一方を、前記定量部からの前記土壌を供給する供給位置に切り替えるとともに、他方を前記供給位置から離れた退避位置に切り替える第2移動機構と、
を有している請求項6に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項8】
前記第1容器は、前記計量部材を移動させる移動方向に対して直交する水平方向に並んで配置されており、
前記第1支持部材及び前記第2支持部材は、一体的に支持され、複数の前記第1調製容器と複数の前記第2調製容器とは前後方向に並んで配置され、
前記第2移動機構は、前記第1支持部材及び前記第2支持部材の位置を前後方向に切り替え、複数の前記第1調製容器及び複数の前記第2調製容器を前記供給位置と前記退避位置とに切り替える請求項7に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項9】
前記第2移動機構は、平面視において、円弧状の軌跡に沿って前記第1支持部材及び前記第2支持部材の位置を前後方向に切り替える請求項7に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項10】
前記第2移動機構は、平面視において、円弧状の軌跡に沿って前記第1支持部材及び前記第2支持部材の位置を切り替える切替モードと、平面視において、円弧状の軌跡に沿って前記第1支持部材及び前記第2支持部材の位置を揺動又は回動させる攪拌モードと、に切替可能である請求項7に記載の土壌分析の前処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場で採取した土壌に含まれる成分を分析する前の処理をする土壌分析の前処理装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の土壌分析の前処理装置は、圃場で採取した土壌に含まれる成分を分析する前に処理をする前処理装置であって、前記採取した土壌を収容する収容部を有する第1容器と、前記収容部に収容された土壌から一定体積量の土壌を取り出す計量部材と、前記計量部材を移動させる移動機構と、を備え、前記移動機構は、前記計量部材を、前記第1容器の内部であって前記計量部材で一定体積量を計量する位置である第1位置から、前記計量部材で計量した一定体積量の土壌を前記第1容器の外部に取り出す位置である第2位置に移動させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-96816号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の土壌分析の前処理装置では、計量部材を第1位置に移動させて、計量部材で一定体積量を計量でき、さらに計量部材を第2位置に移動させると、計量した土壌を取り出すことができる。しかしながら、例えば複数種類の分析を行う等、複数の土壌を取り出す必要がある場合にも、特許文献1の前処理装置では、計量部材から土壌を取り出すには、都度第1位置と第2位置とを往復移動させる必要があった。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、効率よく計量部材から土壌を払い出すことができる土壌分析の前処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明が上記課題を解決するために講じた技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
【0007】
本発明の一態様に係る土壌分析の前処理装置は、圃場で採取した土壌に含まれる成分を分析する前に処理をする前処理装置であって、前記採取した前記土壌を収容する第1容器と、前記第1容器に収容された前記土壌から一定体積量の前記土壌を取り出す定量部を複数有する計量部材と、前記第1容器から一定体積量の前記土壌を前記定量部に取り出す取出位置と、前記定量部に取り出された前記土壌を払い出しする払出位置とに、前記計量部材を移動させる第1移動機構と、を備えている。
【0008】
前記第1移動機構は、複数の前記定量部ごとに対応する前記取出位置及び/又は複数の前記定量部ごとに対応する前記払出位置に、前記計量部材を移動させてもよい。
【0009】
複数の前記定量部のうち一の前記定量部に対応する前記取出位置に移動された前記計量部材は、他の前記定量部に対応する前記払出位置と一致してもよい。
【0010】
前記計量部材は、複数の前記定量部として、第1定量部と、当該第1定量部と異なる第2定量部と、を含み、前記第1移動機構により前記第1定量部に対応する前記取出位置から、前記第1定量部に対応する前記払出位置に移動されて、前記第1定量部の前記土壌を払い出し、前記第1移動機構により前記第2定量部に対応する前記取出位置から、前記第2定量部に対応する前記払出位置に移動されて、前記第2定量部の前記土壌を払い出してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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