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公開番号
2025078113
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023180078
出願日
2023-10-19
発明の名称
ガスメーター
出願人
東洋ガスメーター株式会社
,
東京瓦斯株式会社
,
大阪瓦斯株式会社
,
東邦瓦斯株式会社
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
G01F
3/22 20060101AFI20250513BHJP(測定;試験)
要約
【課題】ガスメーターのダイキャスト品の本体ケースを共通にして、当該本体ケースを有する本体部に対して、ガス流量に応じた計測管を収容した計測アダプタを着脱可能とすることで手間や工数を削減できるガスメーターを提供する。
【解決手段】本体部10と、本体部に着脱可能とされた計測アダプタ30にて構成され、本体部は、ガス流入口と、ガス流出口と、ガス流入口に連通する流入側開口とガス流出口に連通する流出側開口が設けられた本体側取付開口部とを有し、計測アダプタは、本体側取付開口部に応じたアダプタ側取付開口部と、流入側開口に連通する計測流入空間と、流出側開口に連通する計測流出空間と、ガス流量を計測する計測ユニット40と、計測ユニットを収容するアダプタケース31とを有し、計測ユニットは、計測するガス流量に応じて複数種類が用意され、それぞれ外形サイズが同じに設定されてアダプタケースに対して交換可能とされている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ガス流量を計測するガスメーターであって、
前記ガスメーターは、本体部と、前記本体部に対して着脱可能とされた計測アダプタと、にて構成されており、
前記本体部は、
ガスが流入するガス流入口と、
ガスを流出するガス流出口と、
前記計測アダプタが取り付けられる本体側取付開口部と、
前記本体側取付開口部に設けられて前記ガス流入口に連通する流入側開口と、
前記本体側取付開口部に設けられて前記ガス流出口に連通する流出側開口と、
を有し、
前記計測アダプタは、
前記本体部の前記本体側取付開口部に取り付けられるアダプタ側取付開口部と、
前記本体部に取り付けられた場合に前記流入側開口に連通する計測流入空間と、
前記本体部に取り付けられた場合に前記流出側開口に連通する計測流出空間と、
前記計測流入空間から前記計測流出空間の間に配置されて前記計測流入空間から前記計測流出空間へと流れたガス流量を計測する計測ユニットと、
前記計測ユニットを収容するとともに前記アダプタ側取付開口部と前記計測流入空間と前記計測流出空間が形成されたアダプタケースと、
を有し、
前記計測ユニットは、計測するガス流量に応じて複数種類が用意されており、
複数種類の前記計測ユニットは、外形サイズが同じに設定されて、前記アダプタケースに対して交換可能とされている、
ガスメーター。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のガスメーターであって、
前記計測ユニットは、
ガス流量を計測する計測管と、
前記計測管を収容して保持する保持ケースと、
前記保持ケースに収容された前記計測管を覆う計測管カバーと、
を有し、
前記計測ユニットの外周には、前記計測アダプタが前記本体部に取り付けられた場合に前記計測ユニットと前記本体部との隙間と、前記計測ユニットと前記アダプタケースとの隙間と、を密封するとともに、前記保持ケースと前記計測管と前記計測管カバーとを一体として保持する、環状シール部材が取り付けられている、
ガスメーター。
【請求項3】
請求項2に記載のガスメーターであって、
前記計測管は、計測するガスが流入する計測流入口と、計測したガスが流出する計測流出口と、を有しており、
前記保持ケースは、前記計測アダプタが前記本体部に取り付けられた場合に前記本体部に対向する側が開口した箱状の形状を有しており、
前記保持ケースにおいて前記計測管の前記計測流入口に対向して前記計測流入口から第1所定距離だけ離れた位置と、
前記保持ケースにおいて前記計測管の前記計測流出口に対向して前記計測流出口から第2所定距離だけ離れた位置と、
の少なくとも一方の位置には、ガスの流れを整える整流板が立設されている、
ガスメーター。
【請求項4】
請求項3に記載のガスメーターであって、
前記整流板に対して前記計測管とは反対側の位置には、前記整流板と第3所定距離をあけて箱状の前記保持ケースの外壁が立設されている、
ガスメーター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス流量を計測するガスメーターに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年では、いわゆる膜式の計測装置に代えて、超音波を用いてガス流量を計測する計測管を内部に収容した、小型のガスメーターの普及が広がっている。またガスメーターの本体部の筐体は、安全を確保するためにアルミ等の金属のダイキャスト品とされている。
【0003】
例えば特許文献1や特許文献2には、メーターケース(本体部)内を複数の部屋に仕切ったアルミのダイキャスト品の所定個所に、超音波式の計測管を収容したガスメーターが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-001452号公報
特開2022-181906号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
超音波式の計測管は、流路断面積が一定とされた矩形の管内を流れるガスの流速を検出して、流路断面積とガス流速を用いてガス流量を計測している。このため、ガス流速が必要以上に小さい場合は検出誤差が大きくなるので、計測管のサイズに応じた最小流量が設定されている場合が多い。またガス流量が必要以上に大きい場合は圧力損失が発生してしまうので、計測管のサイズに応じた最大流量が設定されている場合が多い。従って、検出するガス流量に応じたサイズの計測管が、ガスメーター内に取り付けられる。特に工場等では、工場内の設備で使用するガス流量に応じた計測管を備えたガスメーターが必要になるので、ガス流量に応じたガスメーターを用意して取り付けなければならない。
【0006】
特許文献1及び特許文献2に記載のガスメーターでは、ガス流量に適した計測管のサイズに応じて、ダイキャスト品のメーターケース(本体部)を用意しなければならないので、メーターケース(本体部)の種類が増加する。メーターケースの製造現場では、メーターケースの種類が増えるほど、ダイキャスト品のメーターケースを製造するための金型が増えて手間や工数が増加するので好ましくない。またガスメーターの組み付け現場では、メーターケースの種類が増えるほど、組み付けや管理の手間と工数が増加するので好ましくない。
【0007】
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、ガスメーターのダイキャスト品の本体ケースを共通にして、当該本体ケースを有する本体部に対して、ガス流量に応じた計測ユニットを収容した計測アダプタを着脱可能とすることで手間や工数を削減できるガスメーターを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、第1の発明は、ガス流量を計測するガスメーターであって、前記ガスメーターは、本体部と、前記本体部に対して着脱可能とされた計測アダプタと、にて構成されている。前記本体部は、ガスが流入するガス流入口と、ガスを流出するガス流出口と、前記計測アダプタが取り付けられる本体側取付開口部と、前記本体側取付開口部に設けられて前記ガス流入口に連通する流入側開口と、前記本体側取付開口部に設けられて前記ガス流出口に連通する流出側開口と、を有している。また前記計測アダプタは、前記本体部の前記本体側取付開口部に取り付けられるアダプタ側取付開口部と、前記本体部に取り付けられた場合に前記流入側開口に連通する計測流入空間と、前記本体部に取り付けられた場合に前記流出側開口に連通する計測流出空間と、前記計測流入空間から前記計測流出空間の間に配置されて前記計測流入空間から前記計測流出空間へと流れたガス流量を計測する計測ユニットと、前記計測ユニットを収容するとともに前記アダプタ側取付開口部と前記計測流入空間と前記計測流出空間が形成されたアダプタケースと、を有している。そして前記計測ユニットは、計測するガス流量に応じて複数種類が用意されており、複数種類の前記計測ユニットは、外形サイズが同じに設定されて、前記アダプタケースに対して交換可能とされている、ガスメーターである。
【0009】
次に、第2の発明は、上記第1の発明に係るガスメーターであって、前記計測ユニットは、ガス流量を計測する計測管と、前記計測管を収容して保持する保持ケースと、前記保持ケースに収容された前記計測管を覆う計測管カバーと、を有している。そして前記計測ユニットの外周には、前記計測アダプタが前記本体部に取り付けられた場合に前記計測ユニットと前記本体部との隙間と、前記計測ユニットと前記アダプタケースとの隙間と、を密封するとともに、前記保持ケースと前記計測管と前記計測管カバーとを一体として保持する、環状シール部材が取り付けられている、ガスメーターである。
【0010】
次に、第3の発明は、上記第2の発明に係るガスメーターであって、前記計測管は、計測するガスが流入する計測流入口と、計測したガスが流出する計測流出口と、を有しており、前記保持ケースは、前記計測アダプタが前記本体部に取り付けられた場合に前記本体部に対向する側が開口した箱状の形状を有している。そして前記保持ケースにおいて前記計測管の前記計測流入口に対向して前記計測流入口から第1所定距離だけ離れた位置と、前記保持ケースにおいて前記計測管の前記計測流出口に対向して前記計測流出口から第2所定距離だけ離れた位置と、の少なくとも一方の位置には、ガスの流れを整える整流板が立設されている、ガスメーターである。
(【0011】以降は省略されています)
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