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公開番号2025078482
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023191086
出願日2023-11-08
発明の名称充電器
出願人河村電器産業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250513BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】充電ケーブルが筐体から落ちることを抑制でき、充電ケーブルの操作性を高めることができる充電器を提供する。
【解決手段】充電器1は、外部充電用バッテリを備えた車両を充電する。充電器1は、給電ユニットが収納された筐体20と、給電ユニットに接続されて車両の充電に使用される充電ケーブル12と、充電ケーブル12が筐体20に巻き付けられた状態で掛けられる保持部14と、を備える。保持部14は、筐体20の正面から背面に向かうに従って下方に傾斜している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
外部充電用バッテリを備えた車両を充電する充電器において、
給電ユニットが収納された筐体と、
前記給電ユニットに接続されて前記車両の充電に使用される充電ケーブルと、
前記充電ケーブルが前記筐体に巻き付けられた状態で掛けられる保持部と、を備え、
前記保持部は、前記筐体の正面から背面に向かうに従って下方に傾斜している、
ことを特徴とする充電器。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記保持部は、前記筐体の天面部から側壁に沿って立ち上げられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の充電器。
【請求項3】
前記保持部は、
前記筐体の天面部に着脱可能に設けられて金属製の平板で幅方向に開口する断面コの字に形成され、かつ上面部が前記筐体の正面から背面に向かうに従って下方に傾斜している保持本体と、
前記上面部に設けられて前記充電ケーブルが掛けられる樹脂製の受け部と、を備える、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の充電器。
【請求項4】
前記筐体は、
正面に開閉可能に設けられた扉を備え、
前記保持部は、
前記正面側の最上部位が前記扉の後方で、かつ、前記扉に対して同じ高さ、あるいは前記扉を超える高さに配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の充電器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充電器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車やプラグインハイブリッドカーの駆動源に電力を供給する外部充電用バッテリが備えられている。外部充電用バッテリは、例えば、住宅等の充電スペースに備えられた充電器により充電される。充電器として、筐体の内部に給電ユニットが収納され、給電ユニットに充電ケーブルが接続されたものが知られている。充電ケーブルには充電コネクタが接続されている。充電コネクタを電気自動車やプラグインハイブリッドカーの外部充電用バッテリに接続することにより外部充電用バッテリを充電できる。
【0003】
この充電器は、例えば、筐体の上部に溝形状の規制部が設けられ、筐体に巻き付けられた充電ケーブルが規制部の溝に入り込む。よって、筐体の外周に巻き付けられた充電ケーブルを規制部で保持できる。これにより、充電ケーブルが筐体から落ちることを規制部で抑えることが可能である(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5414319号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の充電器は、例えば、筐体に巻き付けられた充電ケーブルが規制部の溝に入り込む。よって、充電器で外部充電用バッテリを充電する際に、充電コネクタを一方の手で持って、充電ケーブルを他方の手で持ち上げて規制部から外す必要がある。すなわち、充電コネクタで充電する際に、充電コネクタと充電ケーブルとを両手で操作する必要があり、充電ケーブルの操作性の観点から改良の余地がある。
【0006】
また、充電ケーブルがねじられた状態で筐体に巻き付けられた場合、規制部となる溝から充電ケーブルが抜け出して筐体から落ちる可能性がある。このため、充電ケーブルが筐体から落ちることを防止できる技術の実用化が望まれている。
【0007】
本発明は、充電ケーブルが筐体から落ちることを抑制でき、充電ケーブルの操作性を高めることができる充電器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
(1)本発明に係る充電器は、外部充電用バッテリを備えた車両を充電する充電器において、給電ユニットが収納された筐体と、前記給電ユニットに接続されて前記車両の充電に使用される充電ケーブルと、前記充電ケーブルが前記筐体に巻き付けられた状態で掛けられる保持部と、を備え、前記保持部は、前記筐体の正面から背面に向かうに従って下方に傾斜している。
【0009】
この構成によれば、充電器に保持部を備え、保持部を筐体の正面から背面に向かうに従って下方に傾斜させた。よって、保持部に掛けた充電ケーブルが正面側に移動することを保持部で抑制できる。これにより、筐体の外周に巻き付けた充電ケーブルが筐体の正面側から落ちることを抑制できる。
【0010】
ここで、充電ケーブルは、例えば、ねじれ等がある状態で筐体に巻き付けられることが考えられる。この場合でも、保持部を下方に傾斜させることにより、充電ケーブルが正面側に移動することを保持部で抑えることができる。これにより、ねじれ等がある充電ケーブルが筐体の正面側から落ちることを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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