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公開番号
2025079460
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192132
出願日
2023-11-10
発明の名称
火災用スイッチボックス
出願人
能美防災株式会社
代理人
弁理士法人エビス国際特許事務所
主分類
G08B
17/00 20060101AFI20250515BHJP(信号)
要約
【課題】本発明は、火災時押圧スイッチの操作を、スイッチカバーを介したものに限らないようにすることにより、スイッチカバーにより覆われた火災時押圧スイッチの操作を必要とする点検作業等を容易に行える火災用スイッチボックスを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の火災用スイッチボックスは、筐体と、火災時押圧スイッチと、前記筐体の前面に設けられたスイッチカバーを備え、前記スイッチカバーの裏面に対向して、前記火災時押圧スイッチが設けられた火災用スイッチボックスにおいて、スイッチ押圧片を備え、前記スイッチ押圧片は、前記筐体の側面から操作されると移動して、前記火災時押圧スイッチを押すことを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、火災時押圧スイッチと、前記筐体の前面に設けられたスイッチカバーを備え、
前記スイッチカバーの裏面に対向して、前記火災時押圧スイッチが設けられた火災用スイッチボックスにおいて、
スイッチ押圧片を備え、
前記スイッチ押圧片は、前記筐体の側面から操作されると移動して、前記火災時押圧スイッチを押すことを特徴とする火災用スイッチボックス。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記スイッチ押圧片は、前記筐体の側面から操作される被操作部と、前記被操作部が操作されることにより移動して前記火災時押圧スイッチを押すスイッチ押圧部とを備えることを特徴とする請求項1に記載された火災用スイッチボックス。
【請求項3】
前記被操作部は、前記筐体の前方から隠れて位置することを特徴とする請求項2に記載された火災用スイッチボックス。
【請求項4】
前記スイッチ押圧片は、前記被操作部が操作されることにより回転して前記スイッチ押圧部により前記火災時押圧スイッチを押すことを特徴とする請求項3に記載された火災用スイッチボックス。
【請求項5】
前記スイッチ押圧部は、テーパー面を備え、
前記被操作部が操作されることにより前記スイッチ押圧片が移動して前記テーパー面により前記火災時押圧スイッチを押すことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載された火災用スイッチボックス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、火災用のスイッチボックスに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
高速道路のトンネル等に設けられているポンプ方式の消火栓を使用する際には、使用者が消火栓の扉を開けて、中に設置されているスイッチボックスの火災時押圧スイッチを押すことにより、消火ポンプを始動させる。そして、放水栓を開けて放水を行う。火災時押圧スイッチには押し割り式のスイッチカバーが設けられていることが多いが、スイッチカバーは火災時押圧スイッチを押す際に押し割られる。火災時押圧スイッチの前に押し割り式のスイッチカバーを設ける構成は、消火ポンプ起動と火災発信機を兼用した火災時押圧スイッチや、消火ポンプ始動用の火災時押圧スイッチ以外の火災時押圧スイッチでも用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3166560号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
点検作業を行うために火災時押圧スイッチを押す必要がある場合に、点検作業毎にスイッチカバーを押し割るとスイッチカバーを取り外して新しいスイッチカバーを取り付ける必要がある。そのため、スイッチカバーを取り外してから火災時押圧スイッチを押して、点検作業が終了してからスイッチカバーを取り付けて元に戻していた。このようにすれば、スイッチカバーを押し割った場合と同程度の作業によりスイッチカバーを割らずに点検作業を行うことができる。しかしながら、点検作業毎にスイッチカバーを取り外したり取り付けたりする作業を行うと手間がかかり、点検作業にも時間を要することとなる。押されると外れるスイッチカバーであっても同様である。また、押された際に割れたり外れたりしないスイッチカバーを用いた火災用スイッチボックスであっても、火災時押圧スイッチの操作は前面からのみに限られている。
【0005】
本発明は、火災時押圧スイッチの操作を、スイッチカバーを介したものに限らないようにすることにより、スイッチカバーにより覆われた火災時押圧スイッチの操作を必要とする点検作業等を容易に行える火災用スイッチボックスを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態における火災用スイッチボックスは、筐体と、火災時押圧スイッチと、前記筐体の前面に設けられたスイッチカバーを備え、前記スイッチカバーの裏面に対向して、前記火災時押圧スイッチが設けられた火災用スイッチボックスにおいて、スイッチ押圧片を備え、前記スイッチ押圧片は、前記筐体の側面から操作されると移動して、前記火災時押圧スイッチを押すことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、スイッチカバーにより覆われた火災時押圧スイッチの操作を必要とする点検作業等を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1における火災用スイッチボックスの正面図。
実施例1における火災用スイッチボックスの縦断面図。
実施例1における火災用スイッチボックスの側面図。
変形例における火災用スイッチボックスの縦断面図。
実施例2における火災用スイッチボックスの正面図。
実施例3における火災用スイッチボックスの正面図。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0009】
図1に、実施例1における火災用スイッチボックス1の正面図を示す。火災用スイッチボックス1の正面側には、スイッチカバー13がネジ16により筐体11にネジ止めされている。実施例1のスイッチカバー13は透明であり、図1ではスイッチカバー13越しに見える筐体11が示されている。筐体11の前面は窪みを有しており、円柱状凹部111と浅い窪みである浅凹部112が設けられている。円柱状凹部111と浅凹部112は、筐体11の前方に設けられ、さらにその前方がスイッチカバー13により塞がれている。図1では、円柱状凹部111の内側に火災時押圧スイッチ12が見えている。火災時押圧スイッチ12の外側に示した点線円は、スイッチカバー13に形成された切り込み131であり、その外側の円は、円柱状凹部111の内周を示す。
【0010】
スイッチカバー13と筐体11の浅凹部112との間には、L字型のスイッチ押圧片14が挟まれている。浅凹部112は、スイッチ押圧片14の厚みとほぼ同じ幅の窪みであり、円柱状凹部111よりも浅く形成されている。浅凹部112は、側方の一方が円柱状凹部111と繋がっており、側方の他方は筐体11の側部に板状に形成された側面板113まで窪んだ形状となっている。
(【0011】以降は省略されています)
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