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公開番号
2025076569
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-16
出願番号
2023188176
出願日
2023-11-02
発明の名称
炎検知システム
出願人
能美防災株式会社
代理人
弁理士法人瑛彩知的財産事務所
主分類
G08B
17/00 20060101AFI20250509BHJP(信号)
要約
【課題】太陽光に起因する炎検知器の誤検知を低減する炎検知システムを提供する。
【解決手段】炎検知システム100は、トンネル104内に設置されて、炎が発する光の強度に応じた信号を出力する炎検知器101と、炎検知器101と向き合うように、炎検知器101と反対側の壁面に設置されて炎検知器101を撮影するカメラ102を備える。防災受信盤103は、トンネル104の入口付近の炎検知器101を撮影するカメラ102から受信したカメラ画像を解析して、炎検知器101に太陽光が当たっていることを検知し、太陽光が当たっているときに、当該炎検知器101の感度を低下させる感度制御を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トンネル内に設置される炎検知器であって、炎が発する光の強度に応じた信号を出力する炎検知器と、
前記炎検知器に太陽光が当たっているときに、前記炎検知器の感度を低下させる感度制御部と
を備える炎検知システム。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
センサと、
前記センサの出力に基づいて、前記炎検知器に太陽光が当たっていることを検知する受光検知部と
をさらに備え、
前記感度制御部は、前記受光検知部により、前記炎検知器に太陽光が当たっていることが検知された場合に、前記炎検知器の感度を低下させる
ことを特徴とする、請求項1に記載の炎検知システム。
【請求項3】
前記センサは可視光カメラまたは赤外線カメラであって、前記炎検知器と向き合うように前記トンネルの内壁に設置されることを特徴とする、請求項2に記載の炎検知システム。
【請求項4】
前記炎検知器と隣接するように前記トンネル内に設置される別の炎検知器をさらに備え、
前記感度制御部は、前記炎検知器の感度を低下させたときに、前記別の炎検知器の感度を上げることを特徴とする、請求項1に記載の炎検知システム。
【請求項5】
前記炎検知器に太陽光が当たっているときに、その旨をディスプレイに表示させる表示制御部をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の炎検知システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、炎検知システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、トンネル内で発生した火災を検知するための炎検知システムが知られている。例えば、特許文献1には、光線式火災検知器を使用した防災監視設備が記載されている。この防災監視設備では、トンネル内の壁面や天井にトンネル内の火災を監視する火災検知器が一定間隔で複数設置され、各火災検知器はトンネル長手方向の両側区域、少なくとも隣接して配置される火災検知器までの区域を監視している。すなわち、火災検知器はトンネル長手方向の火災を監視するため、左側と右側の火災を監視する検知素子を別々に設けて監視している。また、火災検知器は炎からの光や放射熱を、透光性窓を介して検知素子で受けて火災を検出し、防災受信盤へ火災信号を送出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-197555号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような火災検知器は、光を受光して火災を検出するものである。そのため、トンネルの入口付近に設置された火災検知器は、太陽光を受光することにより火災を誤検知する可能性がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、太陽光に起因する炎検知器の誤検知を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するため、本発明に係る炎検知システムは、トンネル内に設置される炎検知器であって、炎が発する光の強度に応じた信号を出力する炎検知器と、前記炎検知器に太陽光が当たっているときに、前記炎検知器の感度を低下させる感度制御部とを備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、太陽光に起因する炎検知器の誤検知を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、炎検知システムの一例を示す。
図2は、炎検知器101の構成例を示す。
図3は、防災受信盤103の構成例を示す。
図4は、感度制御の一例を示す。
図5は、感度制御の一例を示す。
図6は、感度制御の一例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
1.実施例
本発明の一実施例について、図面を参照して説明する。
1-1.構成
図1は、本発明の一実施例に係る炎検知システムの一例を示す。
同図に示す炎検知システム100は、トンネル104に設置されている。このトンネル104は、A~Zの複数の区画に分けられている。
【0009】
炎検知システム100は、複数の炎検知器101と、複数のカメラ102と、防災受信盤103により構成されている。
【0010】
炎検知器101は、トンネル104の内壁に、車両の走行方向に沿って等間隔に設置されている。各炎検知器101は、二眼型の炎検知器であり、装置から見て右側の区画を監視する右側炎検知部と、左側の区画を監視する左側炎検知部を備えている。各炎検知器101は区画の境界に設置され、2つの区画を同時に監視する。そのため、1つの区画は2台の炎検知器101により重複監視される。図1に示す矢印は、炎検知器101の監視方向を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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