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公開番号
2025079667
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192488
出願日
2023-11-10
発明の名称
情報処理方法及び情報処理装置
出願人
日産自動車株式会社
,
ルノー エス.ア.エス.
,
RENAULT S.A.S.
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
G06F
3/0484 20220101AFI20250515BHJP(計算;計数)
要約
【課題】運転操作の模範行動をしたことに対するドライバの満足度を高め、走行環境に応じてより適切な情報を提供する。
【解決手段】車両C1の外部の環境に関する環境情報と、ドライバD1の運転行動に関する運転行動情報と、車両C1の内外に存在するドライバD1以外の物体の動きに関する動作情報とを取得する取得処理(ステップS501)と、環境情報に基づいて特定される車両C1の運転に関する模範行動をドライバD1が実行したか否かを判定する判定処理(ステップS503)と、模範行動をドライバD1が実行した場合には、動作情報に基づいてドライバD1による模範行動に対する物体の動きを検出する検出処理(ステップS501)と、検出処理の検出結果に基づいてドライバD1に対する特定演出をエージェント機器(出力機器300、エージェント機器600)に実行させる制御処理(ステップS504)とを含む。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に乗車するドライバとのコミュニケーションを行うことが可能なエージェント機器を制御する情報処理方法であって、
前記車両の外部の環境に関する環境情報と、前記ドライバの運転行動に関する運転行動情報と、前記車両の内外に存在する前記ドライバ以外の物体の動きに関する動作情報とを取得する取得処理と、
前記環境情報に基づいて特定される前記車両の運転に関する模範行動を前記ドライバが実行したか否かを前記運転行動情報に基づいて判定する判定処理と、
前記模範行動を前記ドライバが実行した場合には、前記動作情報に基づいて、前記ドライバによる前記模範行動に対する前記物体の動きを検出する検出処理と、
前記検出処理の検出結果に基づいて前記ドライバに対する特定演出を前記エージェント機器に実行させる制御処理と、
を含む情報処理方法。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理方法であって、
前記判定処理では、前記環境情報に基づいて前記車両の周囲の環境に応じた前記模範行動に関する特定行動情報を抽出し、前記運転行動情報と前記特定行動情報とを比較することで前記模範行動を前記ドライバが実行したか否かを判定する、
情報処理方法。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理方法であって、
前記制御処理では、前記物体の動きの態様に基づいて前記特定演出の態様を決定する、
情報処理方法。
【請求項4】
請求項3に記載の情報処理方法であって、
前記検出処理では、前記動作情報に基づいて前記模範行動中に前記物体の動きが所定の変化をしたか否かを検出し、
前記制御処理では、前記所定の変化が検出された場合に、当該変化に基づいて前記特定演出を変化させる、
情報処理方法。
【請求項5】
請求項3に記載の情報処理方法であって、
前記制御処理では、前記環境情報に基づいて特定される前記模範行動が実行された場所の周囲の環境に応じて、前記特定演出の態様を変更する、
情報処理方法。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理方法であって、
前記制御処理では、前記ドライバに対する感謝を示す演出と、前記ドライバを褒める演出と、前記ドライバに対して好意を示す演出と、前記物体の動きを見守る演出とのうちの少なくとも1つの演出、又は、これらを組合せた演出の何れかを、前記特定演出として実行させる、
情報処理方法。
【請求項7】
請求項6に記載の情報処理方法であって、
前記物体は、人間以外の生き物であり、
前記検出処理では、前記動作情報に基づいて、前記生き物の鳴き声を検出し、
前記制御処理では、前記生き物の動き及び鳴き声のうちの少なくとも1つを模倣する演出を含む前記特定演出を前記エージェント機器に実行させる、
情報処理方法。
【請求項8】
請求項6に記載の情報処理方法であって、
前記物体は、人間であり、
前記人間の属性を判定する属性判定処理をさらに含み、
前記制御処理では、前記属性の人間が行う動き及び前記属性の人間が発する言語のうちの少なくとも1つを用いた演出を含む前記特定演出を前記エージェント機器に実行させる、
情報処理方法。
【請求項9】
請求項1から8の何れかに記載の情報処理方法であって、
前記エージェント機器は、キャラクタ画像を表示する表示機器であり、
前記物体の外観及び特徴のうちの少なくとも1つに基づいて、前記物体の擬人化キャラクタを生成する生成処理をさらに含み、
前記制御処理では、前記キャラクタ画像として前記擬人化キャラクタに関する擬人化キャラクタ画像を前記表示機器に表示させ、前記擬人化キャラクタ画像を用いた前記特定演出を実行させる、
情報処理方法。
【請求項10】
請求項1から8の何れかに記載の情報処理方法であって、
前記エージェント機器は、複数の表示媒体のうちの少なくとも1つにキャラクタ画像を表示する表示機器と、ロボット機器とを備え、
前記制御処理では、
前記物体の動きの態様に基づいて、前記キャラクタ画像を用いた前記特定演出と、前記ロボット機器を用いた前記特定演出とのうちの少なくとも1つを実行させ、
前記キャラクタ画像を用いた前記特定演出を実行させる場合には、前記物体の動きの態様に基づいて、前記キャラクタ画像を表示させる前記表示媒体を切り替える、
情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザとのコミュニケーションを行うことが可能なエージェント機器を制御する情報処理方法及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両における各種情報をユーザに伝える技術が提案されている。例えば、走行中の現在の道路情報に基づいて車両操作状況の基準値を補正し、その補正後の基準値と車両の操作状況とを比較して運転者の安全運転の度合いを採点し、その採点結果を出力する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-249821号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来技術では、車両が走行中の道路に関する道路情報を考慮して安全運転の度合いを採点することが可能である。しかし、車両が走行中の道路において道路情報以外の要素についても安全運転の指標となることも考えられる。このため、ドライバが運転操作の模範行動をした場合でも、道路情報以外の要素が考慮されないと、不適切な採点となる可能性もある。この場合には、運転操作の模範行動をしたドライバは、その不適切な採点に対して不満を持ち、不快感を覚えるおそれがある。
【0005】
本発明は、運転操作の模範行動をしたことに対するドライバの満足度を高め、走行環境に応じてより適切な情報を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、車両に乗車するドライバとのコミュニケーションを行うことが可能なエージェント機器を制御する情報処理方法である。この情報処理方法は、車両の外部の環境に関する環境情報と、ドライバの運転行動に関する運転行動情報と、車両の内外に存在するドライバ以外の物体の動きに関する動作情報とを取得する取得処理と、環境情報に基づいて特定される車両の運転に関する模範行動をドライバが実行したか否かを運転行動情報に基づいて判定する判定処理と、模範行動をドライバが実行した場合には、動作情報に基づいて、ドライバによる模範行動に対する物体の動きを検出する検出処理と、検出処理の検出結果に基づいてドライバに対する特定演出をエージェント機器に実行させる制御処理とを含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、運転操作の模範行動をしたことに対するドライバの満足度を高め、走行環境に応じてより適切な情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、車両の車室内の構成例を簡略化して示す図である。
図2は、エージェント画像の表示態様例及び変形例を示す正面図である。
図3は、情報処理システムのシステム構成例を示すブロック図である。
図4は、模範行動DBの構成例を簡略化して示す図である。
図5は、エージェント画像の特定演出の遷移例を示す図である。
図6は、エージェント画像の特定演出の遷移例を示す図である。
図7は、エージェント画像の特定演出の遷移例を示す図である。
図8は、エージェント画像の特定演出の遷移例を示す図である。
図9は、エージェント画像の特定演出の遷移例を示す図である。
図10は、特定演出制御処理例を示すフローチャートである。
図11は、特定演出制御処理例を示すフローチャートである。
図12は、特定演出制御処理例を示すフローチャートである。
図13は、車両の車室内の構成例を簡略化して示す図である。
図14は、情報処理システムのシステム構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【0010】
[エージェント機器の設置例]
図1は、車両C1の車室内の構成例を簡略化して示す図である。なお、図1では、運転席、助手席(図示省略)よりも前側を、車両C1の前後方向の後側から見た場合の車両C1の車室内を簡略化して示す。また、図1では、説明を容易にするため、ダッシュボード2、ステアリングホイール3、フロントウインド4、バックミラー5、エージェント画像200を表示する出力機器300以外の図示は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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