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公開番号
2025079830
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2025034209,2021561496
出願日
2025-03-05,2020-11-26
発明の名称
電子錠
出願人
ミネベアミツミ株式会社
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
E05B
47/00 20060101AFI20250515BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】部品点数を減らすとともに位置や回転の精度を高めることのできる電子錠を提供する。
【解決手段】実施形態の電子錠1は、手動操作用のノブ3と、ノブ3と対向する面を有し、回転軸4と同軸に配置されるギア6と、ノブ3に回転軸4を介して固定されたサムターン連結部9と、トップハウジング5と、ボトムハウジング7と、を備え、トップハウジング5とボトムハウジング7とは、ギア6を内部に有した状態で組み合わされる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
手動操作用のノブと、
前記ノブと対向する面を有し、回転軸と同軸に配置されるギアと、
前記ノブに前記回転軸を介して固定されたサムターン連結部と、
第1ハウジングと、
第2ハウジングと、を備え、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとは、前記ギアを内部に有した状態で組み合わされる、
電子錠。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記第2ハウジングを収容する基部ハウジングをさらに備え、
前記基部ハウジング上にはモータが配置され、
前記モータの出力軸から、前記第2ハウジング内に配置された複数の駆動側ギアを介して前記ギアに駆動力が伝達される、
請求項1に記載の電子錠。
【請求項3】
前記第2ハウジングは筒部を有し、
前記筒部の内周面は前記回転軸の軸受を構成し、外周面は前記ギアの軸受を構成する、
請求項1に記載の電子錠。
【請求項4】
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとは、さらに位置検出用のポテンショメータの回転軸に固定されたギアと噛合するポテンショメータ用ギアを内部に有した状態で組み合わされる、請求項1乃至3のいずれかに記載の電子錠。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子錠に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
電動のサムターンで扉のデッドボルトを駆動する電気錠が知られている(例えば、特許文献1等を参照)。また、既設の扉のサムターンに後付けが可能な電子錠も知られている(例えば、特許文献2等を参照)。
【0003】
既設の扉のサムターンに後付けされるタイプの電子錠では、バッテリ切れ時等によって電動による動作が行えない場合であっても、手動によって開錠および施錠ができるように、手動操作用のサムターンが設けられている。なお、手動操作用のサムターンにモータおよびギアが噛んだ状態で手動操作が行われると、モータおよびギアに過大な負荷がかかり、破損等のおそれがあることから、手動操作時にモータおよびギアを噛まない状態とする空転機構が設けられることが多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-30426号公報
特開2016-148208号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、サムターンの空転機構により部品点数が増えて電子錠が大型化してしまい、設置場所に制約がある後付けタイプの電子錠では、機構の設計が困難になるという問題があった。また、サムターンの空転機構を含めたサムターンの駆動機構には位置や回転の精度が求められるところ、サムターンの駆動機構には比較的大きなトルクがかかり、位置や回転の精度を高めるのが困難であって、この点でも小型化が困難であった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、部品点数を減らすとともに位置や回転の精度を高めることのできる電子錠を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る電子錠は、手動操作用のノブと、前記ノブと対向する面を有し、回転軸と同軸に配置されるギアと、前記ノブに前記回転軸を介して固定されたサムターン連結部と、第1ハウジングと、第2ハウジングと、を備え、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとは、前記ギアを内部に有した状態で組み合わされる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様に係る電子錠は、部品点数を減らすとともに位置や回転の精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態にかかる電子錠の外観斜視図である。
図2は、トップカバーを外した状態の電子錠の外観斜視図である。
図3は、ノブに連なる主な部材および周辺の部材の分解斜視図(1)である。
図4は、ノブに連なる主な部材および周辺の主な部材の分解斜視図(2)である。
図5は、モータからの駆動側のギア構成を拡大して示す斜視図である。
図6は、スイッチ操作板の周辺の構成例を示す斜視図である。
図7は、マイクロスイッチを操作するための他の構成例を示す斜視図である。
図8は、第1実施形態の動作例を示すフローチャート(1)である。
図9は、第1実施形態の動作例を示すフローチャート(2)である。
図10は、第2実施形態におけるノブの構造を示す図である。
図11は、第2実施形態におけるポテンショメータ、マイクロスイッチ、及び磁気センサの配置例を示す図である。
図12は、ポテンショメータ、マイクロスイッチ、及び磁気センサの配置例の第1変形例を示す図である。
図13は、電子錠を長手方向が上下方向となる向きで扉に設置した状態を示す模式図である。
図14は、電子錠を長手方向が左右方向となる向きで扉に設置した状態を示す模式図である。
図15は、ポテンショメータ、マイクロスイッチ、及び磁気センサの配置例の第2変形例を示す図である。
図16は、第2実施形態におけるマイクロスイッチの切り替え構造を示す図である。
図17は、図16に示す切り替え構造をz負方向側から視た斜視図である。
図18は、図16に示す切り替え構造をz負方向側から視た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態に係る電子錠について図面を参照して説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面における各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、1つの実施形態や変形例に記載された内容は、原則として他の実施形態や変形例にも同様に適用される。
(【0011】以降は省略されています)
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