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公開番号
2025083155
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196885
出願日
2023-11-20
発明の名称
車両電源システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250523BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電池パックに対する作業を開始する作業者が電池パックの周囲にある高電圧が印加している部品に触れてしまうことをより確実に防止できるようにする。
【解決手段】車両電源システムは、電池パックを遮蔽し且つ電池パックに対する作業時に作業者によって開放されるカバー部材を備える車両に適用されており、高電圧電池と、リレーと、インターロック装置と、電子制御ユニットとを備える。高電圧電池は、電池パックに含まれ、高電圧機器に電力を供給する。リレーは、電池パックに含まれ、高電圧電池と高電圧機器との間の電気的な接続/遮断を切り替える。インターロック装置は、カバー部材の開放に連動して接点状態の変化が生じるスイッチを含み、接点状態の変化に応じて、開放が行われたことを示すインターロック信号を出力する。電子制御ユニットは、インターロック信号の受信に応じて、電気的な遮断を行うようにリレーを制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電池パックを遮蔽し且つ前記電池パックに対する作業時に作業者によって開放されるカバー部材を備える車両に適用される車両電源システムであって、
前記電池パックに含まれ、高電圧機器に電力を供給する高電圧電池と、
前記電池パックに含まれ、前記高電圧電池と前記高電圧機器との間の電気的な接続/遮断を切り替えるリレーと、
前記カバー部材の開放に連動して接点状態の変化が生じるスイッチを含み、前記接点状態の前記変化に応じて、前記開放が行われたことを示すインターロック信号を出力するインターロック装置と、
前記インターロック信号の受信に応じて、前記電気的な遮断を行うように前記リレーを制御する電子制御ユニットと、
を備える
ことを特徴とする車両電源システム。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両電源システムであって、
前記スイッチは、前記開放が前記作業者によって行われていない時にオフ状態となり、前記開放に応じてオン状態となる接点を有し、
前記インターロック装置は、前記接点が前記オン状態となったことに応じて前記インターロック信号を出力する
ことを特徴とする車両電源システム。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の車両電源システムであって、
前記電池パックは、車室外において前記車両の下部に搭載されており、
前記カバー部材は、前記電池パックの全体を下方側から覆うカバーである
ことを特徴とする車両電源システム。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の車両電源システムであって、
前記カバー部材は、前記電池パックに対する作業のためのハッチを含み、
前記接点状態の前記変化は、前記ハッチの蓋の開放に連動して生じる
ことを特徴とする車両電源システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両電源システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電動車両の電源装置を開示している。作業者による高電圧コネクタの不用意な分離を防止するため、この電源装置は、作業者がインターロックコネクタを抜き取らない状態で高電圧コネクタを分離しようとしても、インターロック部材が高電圧コネクタのロック解除ボタンを覆って操作を不能にする構造を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-105616号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の電源装置では、インターロックコネクタは、高電圧コネクタの近くに配置されている。高電圧コネクタの周囲には、端子部又は配線等の高電圧部品が存在する。このため、上記電源装置によれば、作業者がインターロックコネクタを抜き取る作業を行う際に、高電圧が印加している周囲の部品に誤って触れてしまう可能性がある。
【0005】
本開示は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、電池パックに対する作業を開始する作業者が電池パックの周囲にある高電圧が印加している部品に触れてしまうことをより確実に防止できるようにした車両電源システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る車両電源システムは、電池パックを遮蔽し且つ電池パックに対する作業時に作業者によって開放されるカバー部材を備える車両に適用されている。車両電源システムは、高電圧電池と、リレーと、インターロック装置と、電子制御ユニットとを備える。高電圧電池は、電池パックに含まれ、高電圧機器に電力を供給する。リレーは、電池パックに含まれ、高電圧電池と高電圧機器との間の電気的な接続/遮断を切り替える。インターロック装置は、カバー部材の開放に連動して接点状態の変化が生じるスイッチを含み、接点状態の変化に応じて、開放が行われたことを示すインターロック信号を出力する。電子制御ユニットは、インターロック信号の受信に応じて、電気的な遮断を行うようにリレーを制御する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、電池パックを遮蔽しているカバー部材が作業者によって開放されると、リレーが動作し、高電圧電池と高電圧機器との間の電気的な接続が遮断される。このため、電池パックに対する作業を開始する作業者が電池パックの周囲にある高電圧が印加している部品に触れてしまうことをより確実に防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る車両電源システムの構成の一例を概略的に示す図である。
車両に対するスイッチの配置場所の一例を説明するための図である。
スイッチの配置場所の他の例を説明するための図である。
スイッチの接点状態の変化を生じさせる構成の一例を説明するための図である。
スイッチの接点状態の変化を生じさせる構成の他の例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1.車両電源システムの構成
1-1.全体構成
図1は、実施の形態に係る車両電源システム1の構成の一例を概略的に示す図である。車両電源システム1は、車両100(図2参照)に搭載されている。車両100は、バッテリ電気自動車(BEV)等の電動車両である。
【0010】
車両電源システム1は、電池パック10と、高電圧機器20と、インターロック装置30と、電子制御ユニット(ECU)40とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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