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公開番号
2025084699
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2024194612
出願日
2024-11-06
発明の名称
感放射線性組成物及びパターン形成方法
出願人
JSR株式会社
代理人
弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類
G03F
7/039 20060101AFI20250527BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】LWR性能及びオーバー露光マージンを従来と同等以上のレベルで発揮し得る感放射線性組成物及びパターン形成方法を提供する。
【解決手段】酸解離性基を有する構造単位(I)を含む第1重合体と、下記式(f1)で表される構造単位(i)を含む第2重合体と、溶剤とを含有し、上記酸解離性基はヨード基を有する、感放射線性組成物。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025084699000060.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">64</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">142</com:WidthMeasure> </com:Image>
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
酸解離性基を有する構造単位(I)を含む第1重合体と、
下記式(f1)で表される構造単位(i)を含む第2重合体と、
溶剤と
を含有し、
上記酸解離性基はヨード基を有する、感放射線性組成物。
JPEG
2025084699000058.jpg
65
160
(上記式(f1)中、
R
K1
は、水素原子、フッ素原子、炭素数1~6のアルキル基、炭素数1~6のハロゲン化アルキル基又は-R
K2
-X-R
K3
で表される基である(ここで、R
K2
は単結合、炭素数1~6のアルカンジイル基又は炭素数1~6のハロゲン化アルカンジイル基であり、Xはヘテロ原子を有する2価の連結基であり、R
K3
は炭素数1~6のアルキル基又は炭素数1~6のハロゲン化アルキル基である)。
L
Y1
は、炭素数1~10の2価の炭化水素基である。
L
Y2
は、-COO-
*
又は-OCO-
*
である。
*
はR
f1
側の結合手である。
R
f1
は、炭素数1~10の1価の炭化水素基又は炭素数1~10の1価のフッ素化炭化水素基である。
R
f2
及びR
f3
は、それぞれ独立して、フッ素原子又は炭素数1~10の1価のフッ素化炭化水素基である。R
f2
及びR
f3
が複数存在する場合、複数のR
f2
及びR
f3
は、それぞれ同一又は異なる。
sは、0~3の整数である。ただし、R
f1
が炭素数1~10の1価の炭化水素基である場合、sは1~3の整数である。)
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
上記酸解離性基は、ヨード基含有芳香環構造を含む、請求項1に記載の感放射線性組成物。
【請求項3】
上記ヨード基含有芳香環構造における芳香環がベンゼン環である、請求項2に記載の感放射線性組成物。
【請求項4】
上記酸解離性基中のヨード基の数が1個、2個又は3個である、請求項1に記載の感放射線性組成物。
【請求項5】
上記構造単位(I)は下記式(1)で表される、請求項1~4のいずれか1項に記載の感放射線性組成物。
JPEG
2025084699000059.jpg
63
160
(式(1)中、
R
α
は、水素原子、フッ素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基である。
L
1
は2価の連結基である。
R
1A
及びR
1B
は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1~10の1価の鎖状炭化水素基若しくは炭素数3~20の1価の脂環式炭化水素基であるか、又はこれらの基が互いに合わせられこれらが結合する炭素原子と共に構成される炭素数3~20の2価の脂環式基を表す。ただし、R
1A
及びR
1B
の両方が水素原子である場合はない。
R
101
は、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシ基、アルコキシ基又はアミノ基である。R
101
が複数存在する場合、複数のR
101
は互いに同一又は異なる。
m1及びm2は、それぞれ独立して、0又は1である。ただし、m1が1のとき、m2は1である。
pは1~3の整数である。qは0~3の整数である。ただし、p+qは5以下である。)
【請求項6】
上記第1重合体を構成する全構造単位に占める上記構造単位(I)の含有割合が、20モル%以上70モル%以下である、請求項1~4のいずれか1項に記載の感放射線性組成物。
【請求項7】
上記第1重合体は、フェノール性水酸基を有する構造単位(III)をさらに含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の感放射線性組成物。
【請求項8】
上記式(f1)中、L
Y2
は、-COO-
*
である、請求項1~4のいずれか1項に記載の感放射線性組成物。
【請求項9】
上記式(f1)中、R
f1
は、炭素数1~10の1価のフッ素化炭化水素基であり、sは0である、請求項1~4のいずれか1項に記載の感放射線性組成物。
【請求項10】
上記第2重合体を構成する全構造単位に占める上記構造単位(i)の含有割合が、30モル%以上100モル%以下である、請求項1~4のいずれか1項に記載の感放射線性組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、感放射線性組成物及びパターン形成方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体素子における微細な回路形成にレジスト組成物を用いるフォトリソグラフィー技術が利用されている。代表的な手順として、例えば、レジスト組成物の被膜に対するマスクパターンを介した放射線照射による露光で酸を発生させ、その酸を触媒とする反応により露光部と未露光部とにおいて重合体のアルカリ系や有機溶剤系の現像液に対する溶解度の差を生じさせることで、基板上にレジストパターンを形成する。
【0003】
上記フォトリソグラフィー技術ではArFエキシマレーザー等の短波長の放射線を用いたり、この放射線と液浸露光法(リキッドイマージョンリソグラフィー)とを組み合わせたりしてパターン微細化を推進している。次世代技術として、電子線、X線及びEUV(極端紫外線)等のさらに短波長の放射線の利用が図られている。
【0004】
パターン微細化が進む中、レジスト膜の膜質の制御を目的として、レジスト組成物にフッ素含有重合体を添加する技術が提案されている(特許第5712247号公報)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5712247号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記次世代技術を展開するにあたり、感度、レジストパターンの線幅のバラつきを示すラインウィドゥスラフネス(LWR)性能、オーバー露光時のスペース寸法の許容度を示すオーバー露光マージン(Max CD)等の点で従来と同等以上のレジスト諸性能が要求される。
【0007】
本発明は、パターン形成の際に感度に優れるとともに、LWR性能及びオーバー露光マージンを従来と同等以上のレベルで発揮し得る感放射線性組成物及びパターン形成方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、本課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、下記構成を採用することにより、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0009】
本発明は、一実施形態において、
酸解離性基を有する構造単位(I)を含む第1重合体と、
下記式(f1)で表される構造単位(i)を含む第2重合体と、
溶剤と
を含有し、
上記酸解離性基はヨード基を有する、感放射線性組成物に関する。
JPEG
2025084699000001.jpg
83
151
(上記式(f1)中、
R
K1
は、水素原子、フッ素原子、炭素数1~6のアルキル基、炭素数1~6のハロゲン化アルキル基又は-R
K2
-X-R
K3
で表される基である(ここで、R
K2
は単結合、炭素数1~6のアルカンジイル基又は炭素数1~6のハロゲン化アルカンジイル基であり、Xはヘテロ原子を有する2価の連結基であり、R
K3
は炭素数1~6のアルキル基又は炭素数1~6のハロゲン化アルキル基である)。
L
Y1
は、炭素数1~10の2価の炭化水素基である。
L
Y2
は、-COO-
*
又は-OCO-
*
である。
*
はR
f1
側の結合手である。
R
f1
は、炭素数1~10の1価の炭化水素基又は炭素数1~10の1価のフッ素化炭化水素基である。
R
f2
及びR
f3
は、それぞれ独立して、フッ素原子又は炭素数1~10の1価のフッ素化炭化水素基である。R
f2
及びR
f3
が複数存在する場合、複数のR
f2
及びR
f3
は、それぞれ同一又は異なる。
sは、0~3の整数である。ただし、R
f1
が炭素数1~10の1価の炭化水素基である場合、sは1~3の整数である。)
【0010】
当該感放射線性組成物によれば、レジストパターン形成の際に優れた感度とともに、従来と同等以上のLWR性能及びオーバー露光マージンを発揮することができる。この理由は定かではないものの、以下のように推察される。
(【0011】以降は省略されています)
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