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公開番号
2025111632
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2025071764,2020173561
出願日
2025-04-23,2020-10-14
発明の名称
感放射線性樹脂組成物及びレジストパターン形成方法
出願人
JSR株式会社
代理人
個人
主分類
G03F
7/004 20060101AFI20250723BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】露光光に対する感度が良好であり、LWR性能及び解像性に優れるレジストパターンを形成できる感放射線性樹脂組成物及びレジストパターン形成方法を提供する。
【解決手段】フェノール性水酸基を含む第1構造単位を有する重合体と、下記式(1-1)又は式(1-2)で表される化合物と、特定の化合物とを含有する感放射線性樹脂組成物。
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【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
フェノール性水酸基を含む第1構造単位を有する重合体と、
下記式(1-1)又は式(1-2)で表される化合物と、
下記式(2)で表される化合物と
を含有する感放射線性樹脂組成物。
TIFF
2025111632000046.tif
63
165
(式(1-1)及び(1-2)中、A
-
は、1価のスルホン酸アニオンである。
式(1-1)中、aは、0~11の整数である。bは、0~4の整数である。cは、0~4の整数である。但し、a+b+cは、1以上である。R
1
、R
2
及びR
3
は、それぞれ独立して、炭素数1~20の1価の有機基、ヒドロキシ基、ニトロ基又はハロゲン原子である。但し、R
1
、R
2
及びR
3
のうち少なくとも1つはフッ素原子又は炭素数1~10の1価のフッ素化炭化水素基である。aが2以上の場合、複数のR
1
は互いに同一又は異なる。bが2以上の場合、複数のR
2
は互いに同一又は異なる。cが2以上の場合、複数のR
3
は互いに同一又は異なる。n
1
は、0又は1である。R
4
及びR
5
は、それぞれ独立して、水素原子、フッ素原子若しくは炭素数1~10の1価のフッ素化炭化水素基であるか、又はR
4
とR
5
とが互いに合わせられ単結合を表す。
式(1-2)中、dは、1~11の整数である。eは、0~10の整数である。dが1の場合、R
6
は、フッ素原子又は炭素数1~10の1価のフッ素化炭化水素基である。dが2以上の場合、複数のR
6
は互いに同一又は異なり、炭素数1~20の1価の有機基、ヒドロキシ基、ニトロ基又はハロゲン原子である。但し、複数のR
6
のうち少なくとも1つはフッ素原子又は炭素数1~10の1価のフッ素化炭化水素基である。R
7
は、炭素数1~20の1価の有機基、ヒドロキシ基、ニトロ基又はハロゲン原子である。eが2以上の場合、複数のR
7
は互いに同一又は異なる。R
8
は、単結合又は炭素数1~20の2価の有機基である。n
2
は、0又は1である。n
3
は、0~3の整数である。)
TIFF
2025111632000047.tif
11
165
(式(2)中、R
9
は、炭素数1~30の1価の有機基である。X
+
は、1価の感放射線性オニウムカチオンである。)
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
上記スルホン酸アニオンが環構造を有する請求項1に記載の感放射線性樹脂組成物。
【請求項3】
上記環構造がノルボルナン構造、アダマンタン構造及びスルトン構造から選ばれる少なくとも1種である請求項2に記載の感放射線性樹脂組成物。
【請求項4】
上記スルホン酸アニオンが下記式(3)で表される部分構造を有する請求項1、請求項2又は請求項3に記載の感放射線性樹脂組成物。
TIFF
2025111632000048.tif
32
165
(式(3)中、R
10
及びR
11
は、それぞれ独立して、水素原子、フッ素原子、炭素数1~20の1価の炭化水素基又は炭素数1~20の1価のフッ素化炭化水素基である。但し、R
10
及びR
11
のうち少なくとも一方はフッ素原子又は炭素数1~20の1価のフッ素化炭化水素基である。mは、1~10の整数である。mが2以上の場合、複数のR
10
は互いに同一又は異なり、複数のR
11
は互いに同一又は異なる。*は、上記スルホン酸アニオンにおける式(3)で表される構造以外の部分との結合部位を示す。)
【請求項5】
上記環構造がヨウ素原子で置換された芳香環構造である請求項2に記載の感放射線性樹脂組成物。
【請求項6】
上記環構造がステロイド骨格又は9,10-エタノアントラセン骨格を含む請求項2に記載の感放射線性樹脂組成物。
【請求項7】
上記重合体が酸の作用により解離しカルボキシ基を与える酸解離性基を含む第2構造単位をさらに有する請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の感放射線性樹脂組成物。
【請求項8】
上記第2構造単位が下記式(4-1)、(4-2)又は(4-3)で表される請求項7に記載の感放射線性樹脂組成物。
TIFF
2025111632000049.tif
61
165
(式(4-1)、(4-2)及び(4-3)中、R
T
は、それぞれ独立して、水素原子、フッ素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基である。)
式(4-1)中、R
X
は、それぞれ独立して、炭素数1~20の1価の炭化水素基である。R
Y
及びR
Z
は、それぞれ独立して、炭素数1~20の1価の炭化水素基であるか、又はこれらの基が互いに合わせられこれらが結合する炭素原子と共に構成される環員数3~20の脂環構造の一部である。
式(4-2)中、R
A
は、水素原子である。R
B
及びR
C
は、それぞれ独立して、水素原子又は炭素数1~20の1価の炭化水素基である。R
D
は、R
A
、R
B
及びR
C
がそれぞれ結合する炭素原子と共に環員数4~20の不飽和脂環構造を構成する炭素数1~20の2価の炭化水素基である。
式(4-3)中、R
U
及びR
V
は、それぞれ独立して、水素原子若しくは炭素数1~20の1価の炭化水素基であり、R
W
は、それぞれ独立して、炭素数1~20の1価の炭化水素基であるか、R
U
及びR
V
が互いに合わせられこれらが結合する炭素原子と共に構成される環員数3~20の脂環構造の一部であるか、又はR
U
及びR
W
が互いに合わせられR
U
が結合する炭素原子及びR
W
が結合する酸素原子と共に構成される環員数5~20の脂肪族複素環構造の一部である。)
【請求項9】
上記式(4-1)中、R
X
がアルキル基、エテニル基又はフェニル基であり、R
Y
及びR
Z
が互いに合わせられこれらが結合する炭素原子と共に構成される環員数3~20の脂環構造の一部である請求項8に記載の感放射線性樹脂組成物。
【請求項10】
上記脂環構造がノルボルナン骨格を含む請求項9に記載の感放射線性樹脂組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、感放射線性樹脂組成物及びレジストパターン形成方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
リソグラフィーによる微細加工に用いられる感放射線性樹脂組成物は、ArFエキシマレーザー光(波長193nm)、KrFエキシマレーザー光(波長248nm)等の遠紫外線、極端紫外線(EUV)(波長13.5nm)等の電磁波、電子線等の荷電粒子線などの放射線の照射により露光部に酸を発生させ、この酸を触媒とする化学反応により露光部と非露光部との現像液に対する溶解速度に差異を生じさせることで基板上にレジストパターンを形成する。
【0003】
感放射線性組成物には、極端紫外線、電子線等の露光光に対する感度が良好であることに加え、線幅の均一性を示すLWR(Line Width Roughness)性能及び解像性に優れることが要求される。
【0004】
これらの要求に対しては、感放射線性樹脂組成物に用いられる重合体、酸発生剤及びその他の成分の種類、分子構造などが検討され、さらにその組み合わせについても詳細に検討されている(特開2010-134279号公報、特開2014-224984号公報及び特開2016-047815号公報参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-134279号公報
特開2014-224984号公報
特開2016-047815号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
レジストパターンの微細化が線幅40nm以下のレベルまで進展している現在にあっては、上記性能の要求レベルはさらに高まっており、上記従来の感放射線性樹脂組成物では上記要求を満足させることはできていない。
【0007】
本発明は、上述のような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、露光光に対する感度が良好であり、LWR性能及び解像性に優れるレジストパターンを形成することができる感放射線性樹脂組成物及びレジストパターン形成方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するためになされた発明は、フェノール性水酸基を含む第1構造単位を有する重合体(以下、「[A]重合体」ともいう)と、下記式(1-1)又は式(1-2)で表される化合物(以下、「[B]酸発生剤」)と、下記式(2)で表される化合物(以下、「[C]酸拡散制御剤」ともいう)とを含有する感放射線性樹脂組成物である。
TIFF
2025111632000001.tif
63
165
(式(1-1)及び(1-2)中、A
-
は、1価のスルホン酸アニオンである。
式(1-1)中、aは、0~11の整数である。bは、0~4の整数である。cは、0~4の整数である。但し、a+b+cは、1以上である。R
1
、R
2
及びR
3
は、それぞれ独立して、炭素数1~20の1価の有機基、ヒドロキシ基、ニトロ基又はハロゲン原子である。但し、R
1
、R
2
及びR
3
のうち少なくとも1つはフッ素原子又は炭素数1~10の1価のフッ素化炭化水素基である。aが2以上の場合、複数のR
1
は互いに同一又は異なる。bが2以上の場合、複数のR
2
は互いに同一又は異なる。cが2以上の場合、複数のR
3
は互いに同一又は異なる。n
1
は、0又は1である。R
4
及びR
5
は、それぞれ独立して、水素原子、フッ素原子若しくは炭素数1~10の1価のフッ素化炭化水素基であるか、又はR
4
とR
5
とが互いに合わせられ単結合を表す。
式(1-2)中、dは、1~11の整数である。eは、0~10の整数である。dが1の場合、R
6
は、フッ素原子又は炭素数1~10の1価のフッ素化炭化水素基である。dが2以上の場合、複数のR
6
は互いに同一又は異なり、炭素数1~20の1価の有機基、ヒドロキシ基、ニトロ基又はハロゲン原子である。但し、複数のR
6
のうち少なくとも1つはフッ素原子又は炭素数1~10の1価のフッ素化炭化水素基である。R
7
は、炭素数1~20の1価の有機基、ヒドロキシ基、ニトロ基又はハロゲン原子である。eが2以上の場合、複数のR
7
は互いに同一又は異なる。R
8
は、単結合又は炭素数1~20の2価の有機基である。n
2
は、0又は1である。n
3
は、0~3の整数である。)
TIFF
2025111632000002.tif
11
165
(式(2)中、R
9
は、炭素数1~30の1価の有機基である。X
+
は、1価の感放射線性オニウムカチオンである。)
【0009】
上記課題を解決するためになされた別の発明は、基板に直接又は間接に上述の当該感放射線性樹脂組成物を塗工する工程と、上記塗工工程により形成されたレジスト膜を露光する工程と、上記露光されたレジスト膜を現像する工程とを備えるレジストパターン形成方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明の感放射線性樹脂組成物及びレジストパターン形成方法によれば、露光光に対する感度が良好であり、LWR性能及び解像性に優れるレジストパターンを形成することができる。したがって、これらは、今後さらに微細化が進行すると予想される半導体デバイスの加工プロセス等に好適に用いることができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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