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公開番号2025085471
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2023199371
出願日2023-11-24
発明の名称給湯システム
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類F24H 9/28 20220101AFI20250529BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】複数のメッセージを見易くリモコンに表示することのできる給湯システムを提供する。
【解決手段】本開示に係る給湯システムは、リモコンが制御手段から受信した情報を基に情報ごとに異なるメッセージを表示するメッセージ表示画面をリモコンの表示部に表示可能である。情報をリモコンが受信している間は操作部によって表示部へのメッセージ表示画面の表示とメッセージ表示画面を非表示とする通常画面の表示とを任意に切替可能である。リモコンが情報を複数受信している状態にて操作部でメッセージ表示画面を表示する場合にはいずれか一つのメッセージ表示画面を表示部に表示し、表示中のメッセージ表示画面が非表示となるまではその他のメッセージ表示画面を非表示とし、表示中のメッセージ表示画面が非表示となった際は非表示中のその他のメッセージ表示画面のうちいずれか一つを表示部に表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
給湯機と、
前記給湯機の動作を制御する制御手段と、
前記制御手段に接続され、表示部と操作部とを有するリモコンと、
を備えた給湯システムであって、
前記リモコンが前記制御手段から受信した情報を基に前記情報ごとに異なるメッセージを表示するメッセージ表示画面を前記表示部に表示可能であり、前記情報を前記リモコンが受信している間は前記操作部によって前記表示部への前記メッセージ表示画面の表示と前記メッセージ表示画面を非表示とする通常画面の表示とを任意に切替可能であり、
前記リモコンが前記情報を複数受信している状態にて前記操作部で前記メッセージ表示画面を表示する場合にはいずれか一つの前記メッセージ表示画面を前記表示部に表示し、表示中の前記メッセージ表示画面が非表示となるまではその他の前記メッセージ表示画面を非表示とし、表示中の前記メッセージ表示画面が非表示となった際は非表示中のその他の前記メッセージ表示画面のうちいずれか一つを前記表示部に表示する給湯システム。
続きを表示（約 930 文字）【請求項２】
使用者が前記操作部によってメッセージ送り操作をした場合に、前記表示部に表示中の前記メッセージ表示画面を非表示とする請求項１に記載の給湯システム。
【請求項３】
使用者が前記操作部による操作を所定時間行わない場合に、前記表示部に表示中の前記メッセージ表示画面を非表示とする請求項１または請求項２に記載の給湯システム。
【請求項４】
前記表示部に表示中の前記メッセージ表示画面が非表示となった際に次に表示する前記メッセージ表示画面は、非表示中の前記メッセージ表示画面のうち一度も表示していない前記メッセージ表示画面を表示する請求項１または請求項２に記載の給湯システム。
【請求項５】
前記リモコンが受信中の前記情報に基づくすべての前記メッセージ表示画面が非表示となった際には前記通常画面を前記表示部に表示する請求項１または請求項２に記載の給湯システム。
【請求項６】
前記リモコンが受信中の前記情報に基づくすべての前記メッセージ表示画面の表示がある順序で一度行われた後、再度、前記すべての前記メッセージ表示画面の表示を前記ある順序で繰り返す請求項１または請求項２に記載の給湯システム。
【請求項７】
使用者が前記操作部によってメッセージ終了操作をした場合に前記表示部に表示中の前記メッセージ表示画面を非表示とし、次の前記メッセージ表示画面を表示せずに前記通常画面を表示する請求項１または請求項２に記載の給湯システム。
【請求項８】
前記制御手段によって識別された識別情報を前記メッセージ表示画面に表示する請求項１または請求項２に記載の給湯システム。
【請求項９】
前記リモコンが前記情報を受信中は、前記通常画面に、前記メッセージ表示画面を前記操作部によって表示可能な旨を表示する請求項１または請求項２に記載の給湯システム。
【請求項１０】
前記表示部に最初に表示する前記メッセージ表示画面は特定のルールに基づいて決定される請求項１または請求項２に記載の給湯システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、給湯システムに関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
給湯機は多くの場合、給湯機の運転状態または異常状態などの情報を台所または浴室に設けられたリモコンへ送信し、リモコンからメッセージを画面表示することによりユーザへ報知することが可能である。ただし給湯機からの情報はユーザがリモコンを目視していないタイミングで送信される場合も多くあり、そういった場合でもユーザが後からメッセージを確認できるように、情報が送信される間はメッセージを画面上に表示しておく必要がある。特に異常状態に関するメッセージは、ユーザが原因あるいは対処方法を知るために、メッセージ確認前に消去されてしまうことは避けなければならない。
【０００３】
この場合、メッセージが画面上に表示され続けるため、通常の画面表示の邪魔になってしまい、通常の画面表示が見たいユーザにとっては煩わしい可能性がある。表示するメッセージの文字数が増加するとさらにこの問題は顕著になり、通常の画面表示とメッセージ表示のどちらかに制限を設ける必要が出てくる。
【０００４】
特許文献１には、この問題に対して、メッセージ表示の条件を満たしている間はメッセージが存在することを示すシンボルを表示し、ユーザ操作により任意のタイミングでメッセージの表示と非表示を切り替える表示方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２００７－１７８６５８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
特許文献１では、複数のメッセージが表示される場合についての言及がない。しかしながら、給湯機においては複数の情報が同時に発生し、それらを使用者へ報知するためにリモコン上に複数メッセージの同時表示を要することが考えられ、そういった場合に対応した表示方法が必要である。
【０００７】
本開示は、上述のような課題を解決するためになされた。本開示の目的は、複数のメッセージを見易くリモコンに表示することのできる給湯システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本開示に係る給湯システムは、給湯機と、給湯機の動作を制御する制御手段と、制御手段に接続され、表示部と操作部とを有するリモコンと、を備えた給湯システムであって、リモコンが制御手段から受信した情報を基に情報ごとに異なるメッセージを表示するメッセージ表示画面を表示部に表示可能であり、情報をリモコンが受信している間は操作部によって表示部へのメッセージ表示画面の表示とメッセージ表示画面を非表示とする通常画面の表示とを任意に切替可能であり、リモコンが情報を複数受信している状態にて操作部でメッセージ表示画面を表示する場合にはいずれか一つのメッセージ表示画面を表示部に表示し、表示中のメッセージ表示画面が非表示となるまではその他のメッセージ表示画面を非表示とし、表示中のメッセージ表示画面が非表示となった際は非表示中のその他のメッセージ表示画面のうちいずれか一つを表示部に表示するものである。
【発明の効果】
【０００９】
本開示によれば、複数のメッセージを見易くリモコンに表示することのできる給湯システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
実施の形態１の給湯システムの構成図である。
実施の形態１の給湯システムが備えるリモコンの構成図である。
表示部へ表示する通常画面の例を示す図である。
表示部へ表示するメッセージ表示画面の例を示す図である。
表示部へ表示するメッセージ表示画面の表示方法の例を示す図である。
表示部へ表示するメッセージ表示画面の表示方法の他の例を示す図である。
識別情報を表示したメッセージ表示画面の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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