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公開番号2025086237
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023200157
出願日2023-11-27
発明の名称梱包装置
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類B65D 81/05 20060101AFI20250530BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】物流品質向上および作業性向上および廃棄性向上に寄与することのできる梱包装置を提供する。
【解決手段】本開示に係る梱包装置は、段ボールが折りたたまれて積層された積層段ボール部を有する緩衝部材を備えた梱包装置である。積層段ボール部は、接続部を介して長辺同士がつながった複数の短冊状の短冊部が折り重なって構成されている。短冊部の長辺と短冊部の長辺との間は、接続部を残して切り離されている。接続部は、並行する2本の折り曲げ罫線の間にある。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
段ボールが折りたたまれて積層された積層段ボール部を有する緩衝部材を備えた梱包装置であって、
前記積層段ボール部は、接続部を介して長辺同士がつながった複数の短冊状の短冊部が折り重なって構成されており、
前記短冊部の長辺と前記短冊部の長辺との間は、前記接続部を残して切り離されている梱包装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記接続部は、並行する2本の折り曲げ罫線の間にある請求項1に記載の梱包装置。
【請求項3】
前記緩衝部材は、平板状の段ボール土台部を有し、
前記段ボール土台部の両端に前記積層段ボール部が設けられている請求項1または請求項2に記載の梱包装置。
【請求項4】
前記緩衝部材は、1枚のシートを折りたたむことで形成されている請求項1または請求項2に記載の梱包装置。
【請求項5】
前記積層段ボール部の最上層の段ボールは、C面取りされた形状を有する請求項1または請求項2に記載の梱包装置。
【請求項6】
底部トレーをさらに備え、
前記底部トレーに形成された四角形の切り込み片が立ち上げられて前記積層段ボール部に接している請求項1または請求項2に記載の梱包装置。
【請求項7】
底部トレーをさらに備え、
前記底部トレーに形成された台形の切り込み片が立ち上げられて、前記段ボール土台部に形成された切り込みに挿入している請求項3に記載の梱包装置。
【請求項8】
前記段ボール土台部に形成されたT字型の切り込み片が立ち上げられて、前記積層段ボール部に形成された係合部に係合している請求項3または請求項7に記載の梱包装置。
【請求項9】
前記積層段ボール部の端部に前記接続部により切り欠きが形成されている請求項1または請求項2に記載の梱包装置。
【請求項10】
円形穴を有する底部トレーをさらに備え、
前記円形穴の縁部に切り込み片が形成され、
前記段ボール土台部には、前記円形穴と重なる円形穴が形成されており、
前記段ボール土台部の前記円形穴の縁部に切り欠きが形成されており、
前記底部トレーの前記切り込み片が立ち上げられて前記段ボール土台部の前記切り欠きに挿入している請求項3または請求項7に記載の梱包装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、梱包装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、組立てた状態において箱体および被収納物の双方の底部に当接するベースパットと、このベースパットの上面に当接すると共に被収納物の下部周囲に当接してこの被収納物を支持する開口部付きスペースパットとからなる底パットを、組立てるための段ボール製の底パットブランクであって、スペースパットは、環状の破断予定線を複数形成した単パット本体から、任意の破断予定線を破断して単パット本体に開口部を設けることによって形成されていることを特徴とする底パットブランクが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-208651号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の梱包装置では、以下のような課題がある。衝撃吸収性が必ずしも十分ではなく、物流品質が必ずしも十分でない。組立が必ずしも容易ではなく作業性が必ずしも十分でない。廃棄時の処理が必ずしも容易ではなく、廃棄性が必ずしも十分でない。
【0005】
本開示は、上述のような課題を解決するためになされた。本開示の目的は、物流品質向上および作業性向上および廃棄性向上に寄与することのできる梱包装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る梱包装置は、段ボールが折りたたまれて積層された積層段ボール部を有する緩衝部材を備えた梱包装置であって、積層段ボール部は、接続部を介して長辺同士がつながった複数の短冊状の短冊部が折り重なって構成されており、短冊部の長辺と短冊部の長辺との間は、接続部を残して切り離されているものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、物流品質向上および作業性向上および廃棄性向上に寄与することのできる梱包装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る梱包装置の緩衝部材を組み立てる前のブランクを示す平面図である。
実施の形態1に係る梱包装置の緩衝部材を組み立てる手順を順を追って示す斜視図である。
実施の形態1に係る梱包装置の緩衝部材を組み立てる手順を順を追って示す斜視図である。
実施の形態1に係る梱包装置の緩衝部材を組み立てる手順を順を追って示す斜視図である。
実施の形態1に係る梱包装置の緩衝部材を組み立てる手順を順を追って示す斜視図である。
実施の形態1に係る梱包装置の緩衝部材を組み立てる手順を順を追って示す斜視図である。
実施の形態1に係る梱包装置の緩衝部材を組み立てる手順を順を追って示す斜視図である。
実施の形態1に係る梱包装置の緩衝部材を組み立てる手順を順を追って示す斜視図である。
ブランクが組み立てられてできた緩衝部材を示す斜視図である。
実施の形態1による緩衝部材と、底部トレーとを示す斜視図である。
実施の形態1による緩衝部材と、底部トレーとを示す斜視図である。
実施の形態1による梱包装置の分解斜視図である。
図12に示す梱包装置が組み立てられた状態を示す斜視図である。
実施の形態2による緩衝部材の斜視図である。
実施の形態2による緩衝部材を組み立てる前のブランクを示す平面図である。
実施の形態2による梱包装置の平面図である。
実施の形態3による緩衝部材と、底部トレーとを示す斜視図である。
実施の形態4による緩衝部材と、底部トレーとを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、説明を簡略化または省略する。なお、本開示で角度に言及した場合において、和が360度となる優角と劣角とがあるときには原則として劣角の角度を指すものとし、和が180度となる鋭角と鈍角とがある場合には原則として鋭角の角度を指すものとする。以下に示す実施の形態に示した構成は、本開示に係る技術的思想の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本開示に記載の複数の技術的思想を組み合わせることも可能である。また、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略または変更することも可能である。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る梱包装置の緩衝部材を組み立てる前のブランクを示す平面図である。図2から図9は、実施の形態1に係る梱包装置の緩衝部材を組み立てる手順を順を追って示す斜視図である。図1に示すように、段ボール製のブランク1は、左右対称かつ上下対称な形状を有している。このため、原則として、右側の半分についてだけ説明する。ブランク1は、平板状の段ボール土台部2を有している。
(【0011】以降は省略されています)

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