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公開番号
2025085635
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2024204297
出願日
2024-11-22
発明の名称
車両用のガラス体
出願人
日本板硝子株式会社
代理人
個人
主分類
H01Q
1/32 20060101AFI20250529BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】法規要件を遵守しつつ通信性能を向上するガラス体を提供する。
【解決手段】ガラス板と、第1給電部1と、第1給電部1と水平方向に間隔をあけて配置される第2給電部2と、第1給電部1及び第2給電部2に接続されるアンテナ10と、を備える車両用のガラス体であって、アンテナ10は、第1給電部1に接続される第1エレメント3と、第1給電部1に接続される第2エレメント4と、第1給電部1または第1エレメント3と、第2給電部2とを接続する第3エレメント5と、を備え、第1エレメント3は、第1給電部1から略水平に、第2給電部2とは反対方向に延びる第1部位を有し、第2エレメント4は、第1給電部1から略下方に延びる第1部位、第1部位の先端から第1エレメント3とは反対側に略水平に延びる第2部位、第2部位の先端から略下方に延びる第3部位を有し、第3エレメント5は、第1給電部1及び第2給電部2の下方に配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用のガラス体であって、
ガラス板と、
前記ガラス板上に配置される第1給電部と、
前記ガラス板上に配置され、前記第1給電部と水平方向に間隔をあけて配置される第2給電部と、
前記ガラス板上に配置され、前記第1給電部及び前記第2給電部に接続され、電波の送受信が可能なアンテナと、
を備え、
前記アンテナは、
前記第1給電部に接続される第1エレメントと、
前記第1給電部に接続される第2エレメントと、
前記第1給電部または前記第2エレメントと、前記第2給電部とを接続する第3エレメントと、
を備え、
前記第1エレメントは、少なくとも、前記第1給電部から略水平に、前記第2給電部とは反対方向に延びる第1部位を有し、
前記第2エレメントは、少なくとも、前記第1給電部から略下方に延びる第1部位、当該第1部位の先端から前記第1エレメントとは反対側に略水平に延びる第2部位、及び前記第2部位の先端から略下方に延びる第3部位を有し、
前記第3エレメントは、前記第1給電部及び前記第2給電部の下方に配置されている、ガラス体。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記アンテナが受信する周波数帯域の中心周波数の波長をλ、前記ガラス板の波長短縮率をκとするとき、前記第1エレメントの長さは、1/4κλ~1/2κλである、請求項1に記載のガラス体。
【請求項3】
前記第1エレメントは、当該第1エレメントの第1部位の先端から下方に延びる第2部位をさらに有している、請求項2に記載のガラス体。
【請求項4】
前記第1エレメントの第1部位の長さは、1/8κλ~1/3κλである、請求項2または3に記載のガラス体。
【請求項5】
前記アンテナが受信する周波数帯域の中心周波数の波長をλ、前記ガラス板の波長短縮率をκとするとき、前記第2エレメントの第1部位、第2部位、第3部位、及び第4部位の合計長さは、1/2κλ~1κλである、請求項1に記載のガラス体。
【請求項6】
前記第2エレメントの第1部位及び第2部位の合計長さは、1/5κλ~2/5κλである、請求項5に記載のガラス体。
【請求項7】
前記第3エレメントは、前記第2エレメントの前記第1部位に接続され、
前記第3エレメントと前記第2エレメントの前記第1部位との接続箇所と、前記第2エレメントの前記第2部位との距離が15mm以下である、請求項5または6に記載のガラス体。
【請求項8】
前記第2エレメントは、当該第2エレメントの第3部位の先端から前記第1給電部側に水平に延びる第4部位をさらに有している、請求項5または6に記載のガラス体。
【請求項9】
前記第3エレメントを介した前記第1給電部と前記第2給電部との間のエレメント長が、3/16κλ~10/16κλである、請求項1に記載のガラス体。
【請求項10】
前記アンテナが受信する周波数帯域の中心周波数の波長をλ、前記ガラス板の波長短縮率をκとするとき、前記第1エレメントの長さと前記第2エレメントの長さの和は、0.95κλ~1.25κλである、請求項1に記載のガラス体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用のガラス体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ETCなどのITS(Intelligent Traffic System)は、双方向通信により車両間通信や、路車間通信の送受信を行うために用いられ、車両の窓ガラスには、この電波を送受信するためのガラスアンテナが設けられる(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-5711号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ITSの電波の受信における通信性能の向上には改良の余地があり、さらなる向上が望まれていた。その一方で、ITSの電波の送信においては、法規要件が課されているため、これを遵守する必要もあった。なお、このような問題はITSに限られず、他の周波数帯域の電波を利用した、車両に関連する双方向通信においても生じうる問題である。本発明は、この問題を解決するためになされたものであり、車両向けの電波の送受信の通信性能を向上しつつ、法規要件を遵守することが可能な、ガラス体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
項1.車両用のガラス体であって、
ガラス板と、
前記ガラス板上に配置される第1給電部と、
前記ガラス板上に配置され、前記第1給電部と水平方向に間隔をあけて配置される第2給電部と、
前記ガラス板上に配置され、前記第1給電部及び前記第2給電部に接続され、電波の送受信が可能なアンテナと、
を備え、
前記アンテナは、
前記第1給電部に接続される第1エレメントと、
前記第1給電部に接続される第2エレメントと、
前記第1給電部または前記第2エレメントと、前記第2給電部とを接続する第3エレメントと、
を備え、
前記第1エレメントは、少なくとも、前記第1給電部から略水平に、前記第2給電部とは反対方向に延びる第1部位を有し、
前記第2エレメントは、少なくとも、前記第1給電部から略下方に延びる第1部位、当該第1部位の先端から前記第1エレメントとは反対側に略水平に延びる第2部位、及び前記第2部位の先端から略下方に延びる第3部位を有し、
前記第3エレメントは、前記第1給電部及び前記第2給電部の下方に配置されている、ガラス体。
【0006】
項2.前記アンテナが受信する周波数帯域の中心周波数の波長をλ、前記ガラス板の波長短縮率をκとするとき、前記第1エレメントの長さは、1/4κλ ~1/2κλである、項1に記載のガラス体。
【0007】
項3.前記第1エレメントは、当該第1エレメントの第1部位の先端から下方に延びる第2部位をさらに有している、項2に記載のガラス体。
【0008】
項4.前記第1エレメントの第1部位の長さは、1/8κλ~1/3κλである、項2または3に記載のガラス体。
【0009】
項5.前記アンテナが受信する周波数帯域の中心周波数の波長をλ、前記ガラス板の波長短縮率をκとするとき、前記第2エレメントの第1部位、第2部位、第3部位、及び第4部位の合計長さは、1/2κλ~1κλである、項1から4のいずれかに記載のガラス体。
【0010】
項6.前記第2エレメントの第1部位及び第2部位の合計長さは、1/5κλ~2/5κλである、項5に記載のガラス体。
(【0011】以降は省略されています)
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