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公開番号
2025080512
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-26
出願番号
2023193700
出願日
2023-11-14
発明の名称
コイル部品
出願人
株式会社村田製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
H01F
27/29 20060101AFI20250519BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】姿勢の判別がより簡便となるコイル部品を提供する。
【解決手段】コイル部品10は、第1コアであるドラムコア10Cと、第2コアである板コア10Fと、ワイヤ50と、を備えている。ドラムコア10Cは、柱状の巻芯部11、巻芯部11の中心軸線Cに沿う方向の第1端に接続している第1鍔部21、及び巻芯部11における第1端とは反対側の第2端に接続している第2鍔部22を有している。板コア10Fは、第1主面M1を有する板状である。第1主面M1は、第1鍔部21及び第2鍔部22に接続されている。板コア10Fは、第1主面M1とは反対側において、第1主面M1に対して平行な第2主面M2と、第2主面M2に対して傾斜する傾斜平面33と、を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
柱状の巻芯部、前記巻芯部の中心軸線に沿う方向の第1端に接続している第1鍔部、及び前記巻芯部における前記第1端とは反対側の第2端に接続している第2鍔部を有する第1コアと、
第1主面を有する板状の第2コアと、
前記巻芯部に巻回されるワイヤと、
を備え、
前記第1主面は、前記第1鍔部及び前記第2鍔部に接続され、
前記第2コアは、前記第1主面とは反対側において、前記第1主面に対して平行な第2主面と、当該第2主面に対して傾斜する傾斜平面と、を有している
コイル部品。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記第2コアは、前記第2主面に対して窪む凹部を有しており、
前記傾斜平面は、前記第2主面から、前記凹部の底に向かって延びる前記凹部の側面である
請求項1に記載のコイル部品。
【請求項3】
前記第2主面に直交する方向を向いて視たとき、前記凹部の開口縁は、長方形状であり、
長方形状の前記開口縁の4つの辺のそれぞれから、前記傾斜平面が延びている
請求項2に記載のコイル部品。
【請求項4】
前記第2主面を含む仮想平面と前記傾斜平面とがなす角度であって前記凹部の内側の角度は、10度以上、80度以下である
請求項2に記載のコイル部品。
【請求項5】
前記第2コアの材質は、磁性材料であり、
前記第2主面に直交する方向を向いて視たとき、前記凹部は、前記巻芯部の前記中心軸線上に位置していない
請求項2に記載のコイル部品。
【請求項6】
前記第2主面を、当該第2主面に平行且つ前記巻芯部の前記中心軸線に直交する方向で3つの領域に等分したとき、
前記凹部は、3つの前記領域のうち、中央の領域を除く2つの領域のいずれかの領域内に位置している
請求項5に記載のコイル部品。
【請求項7】
前記第2コアは、複数の前記凹部を有しており、
各々の前記凹部の前記側面が、前記傾斜平面である
請求項2に記載のコイル部品。
【請求項8】
前記第2主面に直交する方向を向いて視たとき、複数の前記凹部のうちの2つの前記凹部の位置関係は、前記巻芯部の前記中心軸線に対して線対称である
請求項7に記載のコイル部品。
【請求項9】
前記第2コアは、前記第2主面に対して突出する凸部を有しており、
前記傾斜平面は、前記第2主面から、前記凸部の先に向かって延びる前記凸部の側面である
請求項1に記載のコイル部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コイル部品に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のコイル部品は、ドラムコアと、2つの外部電極と、ワイヤと、板コアと、を備えている。ドラムコアは、巻芯部と、第1鍔部と、第2鍔部と、を備えている。巻芯部は四角柱状である。第1鍔部は、巻芯部の第1端に接続している。第2鍔部は、巻芯部の第2端に接続している。外部電極は、それぞれの鍔部に1つずつ取り付けられている。ワイヤは、巻芯部に巻回されている。ワイヤの第1端は、第1鍔部側の外部電極に接続している。ワイヤの第2端は、第2鍔部側の外部電極に接続している。
【0003】
板コアは、第1鍔部の表面のうち、外部電極が位置する箇所と反対側の端面に接続している。また、板コアは、第2鍔部の表面のうち外部電極が位置する箇所と反対側の端面に接続している。すなわち、板コアは、第1鍔部及び第2鍔部に架け渡されている。
【0004】
板コアは、当該板コアの表面のうち、第1鍔部及び第2鍔部と接続する面の反対側の外側面に、2つの凹部を有している。各凹部は、外側面に対して窪んでいる。凹部は、円錐台状の窪みである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6672614号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載のコイル部品は、板コアの凹部を観察することで、コイル部品の姿勢を判別することができる。例えば、板コアの外側面と向かい合う位置から当該板コアを撮影する。そして、撮影した画像中の2つの凹部の位置関係に基づいて、コイル部品の姿勢を判別できる。しかしながら、この方法は、板コアの表面上において、凹部が存在する箇所と凹部が存在していない外側面とを、撮影した画像中で明確に区別できることを前提としている。したがって、板コアの外側面を撮影する機器として、高精細な撮影機器が必要となる虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明は、柱状の巻芯部、前記巻芯部の中心軸線に沿う方向の第1端に接続している第1鍔部、及び前記巻芯部における前記第1端とは反対側の第2端に接続している第2鍔部を有する第1コアと、第1主面を有する板状の第2コアと、前記巻芯部に巻回されるワイヤと、を備え、前記第1主面は、前記第1鍔部及び前記第2鍔部に接続され、前記第2コアは、前記第1主面とは反対側において、前記第1主面に対して平行な第2主面と、当該第2主面に対して傾斜する傾斜平面と、を有しているコイル部品である。
【発明の効果】
【0008】
上記構成によれば、コイル部品の姿勢の判別がより簡便となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、コイル部品の斜視図である。
図2は、コイル部品の側面図である。
図3は、コイル部品の上面図である。
図4は、コイル部品の板コアに光を照射しつつ撮影を行ったときの光の反射を説明するための説明図である。
図5は、変更例のコイル部品を示す図である。
図6は、変更例のコイル部品を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、コイル部品の一実施形態を、図面を参照して説明する。なお、図面は、理解を容易にするために構成要素を拡大して示している場合がある。構成要素の寸法比率は実際のものと、又は別の図面中のものと異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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