TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025085928
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199641
出願日
2023-11-27
発明の名称
中柱固定装置
出願人
三和シヤッター工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E06B
9/58 20060101AFI20250530BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】中柱固定装置において、ロッドを受け入れる孔からゴミ等が内部に侵入して溜ることを可及的に抑制する。
【解決手段】蓋要素は、開口の長手寸法よりも短い上辺90と、上辺90の長手方向端部ないし端部近傍から垂下する第1垂下辺91及び第2垂下辺92と、第1垂下辺91及び第2垂下辺92の下端から互いに離間する方向に延びる第1下辺93及び第2下辺94と、からなり、凹部8に蓋要素が取り付けられた状態において、第1下辺93及び第2下辺94が底部84に当接し、第1下辺93が第1壁80の下端部位に当接し、第2下辺94が第2壁81の下端部位に当接しており、凹部8には、蓋要素の上辺90の長手方向両端に隣接して中柱固定用ロッドが挿入する第1孔部71、第2孔部72が形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
床面内に設けた凹部の上端に形成された長孔状の開口から前記凹部内に中柱固定用ロッドを受け入れる中柱固定装置において、
前記凹部は、前記開口の長手方向端部の短縁から下方に延びる第1壁及び第2壁と、底部と、を備えており、
前記凹部には、蓋要素が着脱可能に取り付けられており、
前記蓋要素は、前記開口の長手寸法よりも短い上辺と、前記上辺の長手方向端部ないし端部近傍から垂下する第1垂下辺及び第2垂下辺と、前記第1垂下辺及び前記第2垂下辺の下端から互いに離間する方向に延びる第1下端部位及び第2下端部位と、からなり、
前記凹部に前記蓋要素が取り付けられた状態において、前記第1下端部位、前記第2下端部位が前記底部に当接し、前記第1下端部位が前記第1壁の下端部位に当接し、前記第2下端部位が前記第2壁の下端部位に当接しており、前記凹部には、前記蓋要素の前記上辺の長手方向両端に隣接して中柱固定用ロッドが挿入する孔部が形成されている、
中柱固定装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記蓋要素の前記第1下端部位の先端と前記第2下端部位の先端間の寸法は、前記凹部の長手寸法よりも大きく、
前記蓋要素は弾性変形によって前記凹部に着脱可能に取り付けられている、
請求項1に記載の中柱固定装置。
【請求項3】
前記蓋要素は、前記上辺と、前記第1垂下辺及び前記第2垂下辺と、前記第1垂下辺の下端に位置し、前記底部に当接する第1下辺と、前記第2垂下辺の下端に位置し、前記底部に当接する第2下辺と、からなり、
前記蓋要素は、前記第1垂下辺及び前記第2垂下辺の拡開方向の弾性力により、前記第1下辺の先端が前記第1壁の下端に当接し、前記第2下辺の先端が前記第2壁の下端に当接するようになっている、
請求項1、2いずれか1項に記載の中柱固定装置。
【請求項4】
前記凹部は、前記開口の長縁から下方に延びる第3壁及び第4壁を備えており、
前記第1壁と、前記第1垂下辺と、前記第1下辺と、前記第3壁及び前記第4壁の一方の端部と、から囲まれた空間に第1中柱固定用ロッドが挿入する第1孔部が形成されており、
前記第2壁と、前記第2垂下辺と、前記第2下辺と、前記第3壁及び前記第4壁の他方の端部と、から囲まれた空間に第2中柱固定用ロッドが挿入する第2孔部が形成されている、
請求項3に記載の中柱固定装置。
【請求項5】
前記蓋要素の前記上辺の長手方向両端に隣接して形成された前記孔部に中柱固定用ロッドが挿入した状態において、
一方の中柱固定用ロッドと前記第1壁との距離は、前記一方の中柱固定用ロッドと前記第1垂下辺との距離よりも小さく、
他方の中柱固定用ロッドと前記第2壁との距離は、前記他方の中柱固定用ロッドと前記第2垂下辺との距離よりも小さい、
請求項1に記載の中柱固定装置。
【請求項6】
中柱固定装置の長手状の凹部に着脱可能に設けられる蓋要素であって、
前記蓋要素は、上辺と、前記上辺の長手方向端部ないし端部近傍から垂下する第1垂下辺及び第2垂下辺と、前記第1垂下辺及び前記第2垂下辺の下端から互いに離間する方向に延びる第1下辺及び第2下辺と、からなり、
前記上辺の長手寸法は、前記凹部の長手寸法よりも短く、
前記第1下辺の先端と前記第2下辺の先端間の寸法は、前記凹部の長手寸法と同じ、もしくは大きく、
前記蓋要素の高さ寸法は、前記凹部の深さと略同じであり、
前記蓋要素の短手寸法は、前記凹部の短手寸法と略同じである、
蓋要素。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、中柱固定装置に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
開口幅が大きい開口部を複数のシャッターで開閉する場合には中柱が用いられる。中柱は、側部にシャッターカーテンの端部を案内するガイドを備えており、見付部の下端部位に設けた上げ落とし金具のロッドを、地面の所定位置に埋設した中柱固定用受皿に落とし込むことで、開口部の幅方向の所定位置に固定される(特許文献1)。
【0003】
このような中柱固定用受皿には、ロッドを受け入れる孔を備えているため、経年により、当該孔からゴミが侵入して、内部にゴミが溜ると、ロッドの降下動作を阻害し、中柱固定不良の原因となるおそれがある。
特開2022-55258
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、中柱固定装置において、ロッドを受け入れる孔からゴミが内部に侵入して溜ることを可及的に抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
かかる課題を解決するべく本発明が採用した技術手段は、
床面内に設けた凹部の上端に形成された長孔状の開口から前記凹部内に中柱固定用ロッドを受け入れる中柱固定装置において、
前記凹部は、前記開口の長手方向端部の短縁から下方に延びる第1壁及び第2壁と、底部と、を備えており、
前記凹部には、蓋要素が着脱可能に取り付けられており、
前記蓋要素は、前記開口の長手寸法よりも短い上辺と、前記上辺の長手方向端部ないし端部近傍から垂下する第1垂下辺及び第2垂下辺と、前記第1垂下辺及び前記第2垂下辺の下端から互いに離間する方向に延びる第1下端部位及び第2下端部位と、からなり、
前記凹部に前記蓋要素が取り付けられた状態において、前記第1下端部位、前記第2下端部位が前記底部に当接し、前記第1下端部位が前記第1壁の下端部位に当接し、前記第2下端部位が前記第2壁の下端部位に当接しており、前記凹部には、前記蓋要素の前記上辺の長手方向両端に隣接して中柱固定用ロッドが挿入する孔部が形成されている、
中柱固定装置、である。
【0006】
1つの態様では、前記蓋要素の前記第1下端部位の先端と前記第2下端部位の先端間の寸法は、前記凹部の長手寸法よりも大きく、
前記蓋要素は弾性変形によって前記凹部に着脱可能に取り付けられている。
【0007】
1つの態様では、前記蓋要素は、前記上辺と、前記第1垂下辺及び前記第2垂下辺と、前記第1垂下辺の下端に位置し、前記底部に当接する第1下辺と、前記第2垂下辺の下端に位置し、前記底部に当接する第2下辺と、からなり、
前記蓋要素は、前記第1垂下辺及び前記第2垂下辺の拡開方向の弾性力により、前記第1下辺の先端が前記第1壁の下端に当接し、前記第2下辺の先端が前記第2壁の下端に当接するようになっている。
【0008】
1つの態様では、前記凹部は、前記開口の長縁から下方に延びる第3壁及び第4壁を備えており、
前記第1壁と、前記第1垂下辺と、前記第1下辺と、前記第3壁及び前記第4壁の一方の端部と、から囲まれた空間に第1中柱固定用ロッドが挿入する第1孔部が形成されており、
前記第2壁と、前記第2垂下辺と、前記第2下辺と、前記第3壁及び前記第4壁の他方の端部と、から囲まれた空間に第2中柱固定用ロッドが挿入する第2孔部が形成されている。
【0009】
1つの態様では、前記蓋要素の前記上辺の長手方向両端に隣接して形成された前記孔部に中柱固定用ロッドが挿入した状態において、
一方の中柱固定用ロッドと前記第1壁との距離は、前記一方の中柱固定用ロッドと前記第1垂下辺との距離よりも小さく、
他方の中柱固定用ロッドと前記第2壁との距離は、前記他方の中柱固定用ロッドと前記第2垂下辺との距離よりも小さい。
こうすることで、中柱固定時に中柱が左右方向に偏倚した場合に、一方の中柱固定用ロッドが前記第1壁に当接した時には、他方の中柱固定用ロッドは前記第2垂下辺から離間しており、他方の中柱固定用ロッドが前記第2壁に当接した時には、一方の中柱固定用ロッドは前記第1垂下辺から離間しており、中柱固定用ロッドと蓋要素が当接することが規制されている。
【0010】
本発明が採用した他の技術手段は、中柱固定装置の長手状の凹部に着脱可能に設けられる蓋要素であって、
前記蓋要素は、上辺と、前記上辺の長手方向端部ないし端部近傍から垂下する第1垂下辺及び第2垂下辺と、前記第1垂下辺及び前記第2垂下辺の下端から互いに離間する方向に延びる第1下辺及び第2下辺と、からなり、
前記上辺の長手寸法は、前記凹部の長手寸法よりも短く、
前記第1下辺の先端と前記第2下辺の先端間の寸法は、前記凹部の長手寸法と同じ、もしくは大きく、
前記蓋要素の高さ寸法は、前記凹部の深さと略同じであり、
前記蓋要素の短手寸法は、前記凹部の短手寸法と略同じである、
蓋要素、である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
網戸
1か月前
個人
脚立の転落防止ポール
1か月前
三協立山株式会社
建具
1か月前
株式会社アルボレックス
建具
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
17日前
三協立山株式会社
開口部建材
1か月前
三協立山株式会社
開口部建材
1か月前
三協立山株式会社
開口部建材
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
三協立山株式会社
開口部建材
1か月前
三協立山株式会社
改装サッシ
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
株式会社ニチベイ
ブラインド
2か月前
株式会社ニチベイ
ブラインド
19日前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
株式会社ウッドワン
ルーバー扉
1か月前
株式会社大奉金属
止水構造
12日前
個人
窓用パネルの取付部材
1か月前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
林テレンプ株式会社
シート機構
1か月前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
三和シヤッター工業株式会社
ドア
11日前
昭和フロント株式会社
建具
26日前
三協立山株式会社
加熱発泡材の性能評価方法
1か月前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
大建工業株式会社
ドア
2か月前
株式会社LIXIL
建具
10日前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
株式会社ベスト
扉用シャッタ装置、扉
2か月前
立川ブラインド工業株式会社
ロールスクリーン
10日前
続きを見る
他の特許を見る