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公開番号
2025080647
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-26
出願番号
2023193934
出願日
2023-11-14
発明の名称
歩行型作業機
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
F02N
15/00 20060101AFI20250519BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】エンジンの作動に関する操作の煩わしさを解消することが可能な歩行型作業機を提供する。
【解決手段】電子制御燃料供給装置FEを備えるエンジン11と、エンジン11を始動する始動装置35と、電子制御燃料供給装置FE及び始動装置35の作動を制御する制御装置CUと、人為操作可能な操作具SGと、が備えられ、制御装置CUは、操作具36に対して第一の操作が行われると、電子制御燃料供給射装置FEを始動用動作状態に制御するとともに、始動装置35を作動させて、エンジン11を始動するエンジン始動処理を実行し、操作具SGに対して第二の操作が行われると、エンジン11の作動を停止させるように電子制御燃料供給装置FEを制御するエンジン停止処理を実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電子制御燃料供給装置を備えるエンジンと、
前記エンジンを始動する始動装置と、
前記電子制御燃料供給装置及び前記始動装置の作動を制御する制御装置と、
人為操作可能な操作具と、が備えられ、
前記制御装置は、
前記操作具に対して第一の操作が行われると、前記電子制御燃料供給装置を始動用動作状態に制御するとともに、前記始動装置を作動させて、前記エンジンを始動するエンジン始動処理を実行し、
前記操作具に対して第二の操作が行われると、前記エンジンの作動を停止させるように前記電子制御燃料供給装置を制御するエンジン停止処理を実行する歩行型作業機。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
機体の操縦操作を行う操縦ハンドルが備えられ、
前記操作具は、前記操縦ハンドルに備えられている請求項1に記載の歩行型作業機。
【請求項3】
前記操作具は、回動操作、並びに、押し下げ操作が可能に構成され、
前記第一の操作が前記回動操作であり、前記第二の操作が前記押し下げ操作である請求項1に記載の歩行型作業機。
【請求項4】
前記操作具は、人為操作に伴って電装品に対する電源供給を開始する電源オン状態に切り換え可能に構成され、
前記操作具に対して前記第一の操作が行われると、前記電源オン状態に切り換わるとともに、前記制御装置が前記エンジン始動処理を実行する請求項1から3のいずれか一項に記載の歩行型作業機。
【請求項5】
前記操作具は、人為操作に伴って電装品に対する電源供給を開始する電源オン状態に切り換え可能に構成され、
前記操作具に対して第三の操作が行われると、前記電源オン状態に切り換わり、かつ、前記第三の操作に続いて前記第一の操作が行われると、前記制御装置が、前記エンジン始動処理を実行する請求項1から3のいずれか一項に記載の歩行型作業機。
【請求項6】
前記操作具とは別に、人為操作に伴って電装品に対する電源供給を開始する電源オン状態に切り換え可能な別操作具が備えられている請求項1から3のいずれか一項に記載の歩行型作業機。
【請求項7】
機体の操縦操作を行う操縦ハンドルが備えられ、
前記操作具が、前記操縦ハンドルの左右方向の一方側箇所に設けられ、
前記別操作具が、前記操縦ハンドルの左右方向の他方側箇所に設けられている請求項6に記載の歩行型作業機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば歩行型管理機等の歩行型作業機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
歩行型作業機の一例である歩行型管理機において、従来では、駆動源としてエンジンを備え、エンジンを始動する始動装置としてのセルモータ、エンジン回転を調整するスロットルレバー、セルモータを駆動するための駆動スイッチ等が設けられ、エンジンを始動するときは、駆動スイッチにキーを差し込んで回動させることによりセルモータを駆動させるように構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-200784号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来構成では、エンジンを始動する際、特に、エンジンが冷えている場合等においては、スロットルレバーを高出力位置に調節して燃料供給量を多めに設定したり、チョーク弁を操作して空燃比を高める等、エンジンが円滑に始動するように調節用の操作を行う必要がある。
【0005】
本発明の目的は、エンジンの作動に関する操作の煩わしさを解消することが可能な歩行型作業機を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る歩行型作業機の特徴構成は、電子制御燃料供給装置を備えるエンジンと、前記エンジンを始動する始動装置と、前記電子制御燃料供給装置及び前記始動装置の作動を制御する制御装置と、人為操作可能な操作具と、が備えられ、前記制御装置は、前記操作具に対して第一の操作が行われると、前記電子制御燃料供給装置を始動用動作状態に制御するとともに、前記始動装置を作動させて、前記エンジンを始動するエンジン始動処理を実行し、前記操作具に対して第二の操作が行われると、前記エンジンの作動を停止させるように前記電子制御燃料供給装置を制御するエンジン停止処理を実行する点にある。
【0007】
本発明によれば、エンジンが電子制御燃料供給装置を備えるので、気温等の外部環境の影響を低減させることによりエンジンの作動を安定化させることが可能である。そして、操作具に対して第一の操作が行われるとエンジンが始動する。このとき、電子制御燃料供給装置を始動用動作状態に制御することにより、例えば、エンジンが冷えて始動し難い状態であっても、始動に適した燃料供給状態になるので、エンジン始動が能率よく行える。その後、操作具に対して第二の操作が行われると、エンジンの作動を停止する。このとき、電子制御燃料供給装置によって適切な状態でエンジン停止することができる。
【0008】
従って、同じ操作具を操作するだけで能率よくエンジンを始動させることができるとともに、エンジンを停止させることができ、エンジンの作動に関する操作の煩わしさを解消することが可能な歩行型作業機を提供できるに至った。
【0009】
本発明においては、機体の操縦操作を行う操縦ハンドルが備えられ、前記操作具は、前記操縦ハンドルに備えられていると好適である。
【0010】
本構成によれば、オペレータは、操縦ハンドルから大きく手を離すことなく操作具を操作することができ、操作性がよい。
(【0011】以降は省略されています)
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