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公開番号
2025088151
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202647
出願日
2023-11-30
発明の名称
光トランシーバ、光通信システム及び光信号の受信方法
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
H04B
10/60 20130101AFI20250604BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】光トランシーバが受信する光信号の波長を容易に設定する。
【解決手段】第1の受信部は、識別情報及び受信波長情報を含む第1の光信号を受信する。判断部は、識別情報が所定の条件を満たすか否かを判断する。可変波長フィルタは、波長が可変であり、入力される光信号のうちで透過波長の第2の光信号を透過する。波長指示部は、識別情報が前記所定の条件を満たすと判断部が判断した場合、受信波長情報に基づいて透過波長を波長フィルタに指示する。第2の受信部は、第2の光信号を受信する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
識別情報及び受信波長情報を含む第1の光信号を受信する第1の受信手段と、
前記識別情報が所定の条件を満たすか否かを判断する判断手段と、
透過波長が可変であり、入力される光信号のうちで前記透過波長の第2の光信号を透過する波長フィルタと、
前記識別情報が前記所定の条件を満たすと前記判断手段が判断した場合、前記受信波長情報に基づいて前記透過波長を前記波長フィルタに指示する指示手段と、
前記第2の光信号を受信する第2の受信部と、を備える、
光トランシーバ。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記判断手段は、前記所定の条件を満たすか否かの判断として、前記第1の光信号を受信する光トランシーバとして前記判断手段が設けられる当該光トランシーバが指定されているか否かを判断する、
請求項1に記載の光トランシーバ。
【請求項3】
前記第1の光信号及び第2の光信号を含む第3の光信号を、前記第1の受信手段と前記波長フィルタとへ分岐する光分岐手段をさらに備える、
請求項1又は2に記載の光トランシーバ。
【請求項4】
前記第3の光信号は、前記第2の光信号を含む光信号を変調することで前記第1の光信号を重畳した光信号である、
請求項3に記載の光トランシーバ。
【請求項5】
前記第1の光信号と前記第2の光信号とは異なるタイミングで入力され、
前記第1の受信手段は、入力されるタイミングに応じて、前記第1の光信号を受信する、
請求項1又は2に記載の光トランシーバ。
【請求項6】
前記第1の光信号の波長は、前記第2の光信号の波長とは異なり、
前記第1の光信号及び前記第2の光信号を含む第3の光信号から、前記第1の光信号を波長分離して前記第1の受信手段へ出力し、前記第1の光信号以外の光信号を前記波長フィルタへ出力する波長分離手段をさらに備える、
請求項1又は2に記載の光トランシーバ。
【請求項7】
波長可変光源と、
外部からのデータ信号に応じて駆動信号を出力する駆動手段と、
前記波長可変光源から出力される光を前記駆動信号に応じて変調し、変調された第4の光信号を出力する変調器と、をさらに備え、
前記第1の光信号は、送信波長情報をさらに含み、
前記識別情報が前記所定の条件を満たすと前記判断手段が判断した場合、前記指示手段は、前記送信波長情報に基づいて、前記波長可変光源に出力する前記光の波長を指示する、
請求項1又は2に記載の光トランシーバ。
【請求項8】
入力される光信号を、前記第1の受信手段と前記波長フィルタとへ分岐する光分岐手段と、
前記第1の光信号及び第2の光信号を含む第3の光信号が、通信相手と接続される入出力ポートを介して入力され、前記第3の光信号を前記光分岐手段へ出力し、前記変調器から出力された前記第4の光信号を前記入出力ポートへ出力する光分配手段と、をさらに備える、
請求項7に記載の光トランシーバ。
【請求項9】
それぞれ複数の光トランシーバが設けられた第1及び第2の通信装置を備え、
前記第1の通信装置の複数の光トランシーバのうちの少なくとも1つは、
前記第2の通信装置の前記複数の光トランシーバのいずれかが出力する識別情報及び受信波長情報を含む第1の光信号を受信する第1の受信手段と、
前記識別情報が所定の条件を満たすか否かを判断する判断手段と、
透過波長が可変であり、入力される光信号のうちで前記透過波長の第2の光信号を透過する波長フィルタと、
前記識別情報が前記所定の条件を満たすと前記判断手段が判断した場合、前記受信波長情報に基づいて前記透過波長を前記波長フィルタに指示する指示手段と、
前記第2の光信号を受信する第2の受信部と、を備える、
光通信システム。
【請求項10】
識別情報及び受信波長情報を含む第1の光信号を受信し、
前記識別情報が所定の条件を満たすか否かを判断し、
前記識別情報が前記所定の条件を満たすと判断した場合、透過波長が可変であり、入力される光信号のうちで前記透過波長の第2の光信号を透過する波長フィルタに、前記受信波長情報に基づいて、前記透過波長を前記波長フィルタに指示し、
前記第2の光信号を受信する、
光信号の受信方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光トランシーバ、光通信システム及び光信号の受信方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的な光通信システムにおいては、送信側の光トランシーバからの光信号が受信側の光トランシーバで受信できるように、波長多重フィルタ又は波長スイッチなどの波長分離手段が設けられる。これにより、例えば、特許文献1のように、送信側の光トランシーバからの波長多重光信号が、受信側の波波長分離手段によって、受信側の光トランシーバへ波長ごとに分配される。
【0003】
波長分離手段を用いる一般的なシステムにおいては、波長分離手段の各ポートの透過波長の設定により、受信側の光トランシーバの受信波長が決定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-324456号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
これに対して、近年の光通信システムにおいては、低消費電力化のために、受信側の光トランシーバが受信する光信号の波長を柔軟に変更できることが好ましい。
【0006】
しかし、上記のように透過波長が固定された波長分離手段を用いる構成においては、透過波長を変更することは困難である。そのため、受信側の光トランシーバが受信する光信号の波長を柔軟に変更することができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様にかかる光トランシーバは、識別情報及び受信波長情報を含む第1の光信号を受信する第1の受信手段と、前記識別情報が所定の条件を満たすか否かを判断する判断手段と、透過波長が可変であり、入力される光信号のうちで前記透過波長の第2の光信号を透過する波長フィルタと、前記識別情報が前記所定の条件を満たすと前記判断手段が判断した場合、前記受信波長情報に基づいて前記透過波長を前記波長フィルタに指示する指示手段と、前記第2の光信号を受信する第2の受信部と、を備えるものである。
【0008】
本開示の一態様にかかる光通信システムは、それぞれ複数の光トランシーバが設けられた第1及び第2の通信装置を備え、前記第1の通信装置の複数の光トランシーバのうちの少なくとも1つは、前記第2の通信装置の前記複数の光トランシーバのいずれかが出力する識別情報及び受信波長情報を含む第1の光信号を受信する第1の受信手段と、前記識別情報が所定の条件を満たすか否かを判断する判断手段と、透過波長が可変であり、入力される光信号のうちで前記透過波長の第2の光信号を透過する波長フィルタと、前記識別情報が前記所定の条件を満たすと前記判断手段が判断した場合、前記受信波長情報に基づいて前記透過波長を前記波長フィルタに指示する指示手段と、前記第2の光信号を受信する第2の受信部と、を備えるものである。
【0009】
本開示の一態様にかかる光信号の受信方法は、識別情報及び受信波長情報を含む第1の光信号を受信し、前記識別情報が所定の条件を満たすか否かを判断し、前記識別情報が前記所定の条件を満たすと判断した場合、透過波長が可変であり、入力される光信号のうちで前記透過波長の第2の光信号を透過する波長フィルタに、前記受信波長情報に基づいて、前記透過波長を前記波長フィルタに指示し、前記第2の光信号を受信するものである。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、光トランシーバが受信する光信号の波長を容易に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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