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公開番号
2025088304
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202924
出願日
2023-11-30
発明の名称
画像形成装置、画像形成システム、残量導出方法、及びプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20250604BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】トナー残量を導出するにあたって、機械的な構成を簡略化すると共に製造コストを抑制することを目的とする。
【解決手段】本開示は、トナー容器内のトナー残量を導出する画像形成装置であって、補給モータがトナー搬送部材を回転駆動させる際の電流値に基づいて、前記トナー残量を導出する残量導出部を有する画像形成装置である。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
トナー容器内のトナー残量を導出する画像形成装置であって、
補給モータがトナー搬送部材を回転駆動させる際の電流値に基づいて、前記トナー残量を導出する残量導出部を有する画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記残量導出部は、前記電流値を示すデータを入力データとし、前記トナー残量を推論して出力データとする学習済み機械学習モデルを用い、前記電流値を示すデータに基づいて、前記トナー残量を推論することで、当該トナー残量を導出する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記入力データには、前記画像形成装置の内部又は周辺の温度及び湿度のうち少なくとも一方を示すデータが含まれ、
前記残量導出部は、更に前記温度及び湿度のうち少なくとも一方を示すデータに基づいて、前記トナー残量を推論する、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記入力データには、前記トナー容器の駆動履歴のデータが含まれ、
前記残量導出部は、更にトナー容器の駆動履歴のデータに基づいて、前記トナー残量を推論する、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記トナー容器の駆動履歴は、前記トナー容器を変更せずに同じ前記トナー容器の前回の駆動終了時からの放置時間、前記トナー容器を変更せずに同じ前記トナー容器の前回の回転量、及び前記トナー容器を変更せずに同じ前記トナー容器の所定時間内の累積回転量のうち少なくとも一つを示す、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記学習済み機械学習モデルの追加学習に用いられる学習データのうちのトナー残量の値が、前記トナー容器内の初期トナー重量として前記トナー容器に付けられているIDチップに記憶されている、請求項2乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記画像形成装置の出荷時にプリセット学習モデルとして前記学習済み機械学習モデルが含まれている、請求項2乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記残量導出部によって導出された前記トナー残量を示す情報を表示部に表示させる表示制御部を有する、画像形成装置。
【請求項9】
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記残量導出部によって導出された前記トナー残量に基づいて、前記トナー容器の自動発注を行なう送信部を有する、画像形成装置。
【請求項10】
請求項2乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置と、学習済み機械学習モデルを生成する機械学習サーバとによって構築された画像形成システムであって、
前記画像形成装置は、前記機械学習サーバに対して、前記学習済み機械学習モデルを追加学習するための学習データを送信し、
前記機械学習サーバは、前記画像形成装置を含む複数の装置から集められた学習データを用いて前記追加学習し、追加学習後の前記学習済み機械学習モデルのデータを前記画像形成装置に送信する、
画像形成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置、画像形成システム、残量導出方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、プリンタ、コピー機等のように印刷にトナーを用いる画像形成装置において、トナーボトル内のトナーが無くなる前にトナー残量を検知する技術が提案されている(特許文献1参照)。これにより、ユーザがその時々のトナー残量を把握して、交換用トナーを発注すべき時期を予測したり、トナー残量でどのくらい印刷できるかを予測したりすることができる。具体的に、従来の画像形成装置は、画像形成装置内でトナーボトルを覆うように配置された電極により静電容量を計測することで、トナーボトル内のトナー残量を検知している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来の画像形成装置は、トナーボトルを覆うように大掛かりな電極を配置することが必要であり、機械的な構成が複雑になると共に製造コストが高くなるという課題がある。
【0004】
本開示内容は上記事情に鑑みてなされたもので、トナー残量を導出するにあたって、機械的な構成を簡略化すると共に製造コストを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に係る発明は、トナー容器内のトナー残量を導出する画像形成装置であって、
補給モータがトナー搬送部材を回転駆動させる際の電流値に基づいて、前記トナー残量を導出する残量導出部を有する画像形成装置である。
【発明の効果】
【0006】
以上説明したように本開示内容によれば、トナー残量を導出するにあたって、機械的な構成を簡略化すると共に製造コストを抑制することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る通信システムの全体構成図である。
画像形成装置としての複合機の電気的なハードウェア構成図である。
エンジン制御装置の電気的なハードウェア構成図である。
機械学習サーバ、データ管理サーバ、及びユーザ端末の電気的なハードウェア構成図である。
学習フェーズにおける機械学習サーバの機能ブロック図である。
推論フェーズにおける画像形成装置の機能ブロック図である。
充填量が異なるボトルのデータを用いて推論値が補正される例を示す図である。
通信システムの処理を示すシーケンス図である。
学習フェーズにおける処理を示すフローチャートである。
推論フェーズにおける処理を示すフローチャートである。
推論フェーズにおける機械学習サーバ(推論サーバ)の他の機能ブロック図である。
通信システムの処理の他の例1を示すシーケンス図である。
学習フェーズにおける画像形成装置の他の機能ブロック図である。
通信システムの処理の他の例2を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。
【0009】
〔システムの全体構成〕
まずは、図1を用いて、本実施形態に係る通信システムの全体構成を説明する。図1は、実施形態に係る通信システムの全体構成図である。
【0010】
図1に示すように、本実施形態の通信システム1は、画像形成装置3、機械学習サーバ5、データ管理サーバ7、及びユーザ端末9によって構築されている。画像形成装置3、機械学習サーバ5、データ管理サーバ7、及びユーザ端末9は、インターネット、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワーク100を介して通信することができる。通信ネットワーク100への接続形態は、無線又は有線のいずれであっても良い。
(【0011】以降は省略されています)
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