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公開番号
2025088558
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203335
出願日
2023-11-30
発明の名称
綴じ装置および画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
A61J
1/03 20230101AFI20250604BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】綴じ媒体の束を積み重ねたときの嵩張りを抑制することができる装置を提供する。
【解決手段】綴じ装置たる薬包綴じ機は、凹凸形状を有する一対の圧着部材たる第一ギヤ4aと第二ギヤ4bとを有し、第一ギヤ4aと第二ギヤ4bとの噛み合い部で綴じ媒体である薬包の束を圧着綴じする。この薬包綴じ機は、第一ギヤ4aの歯幅を第二ギヤ4bの歯幅よりも狭くし、薬包束の綴じ部の両側の折れ癖の方向を下方とし、折れ癖の方向を揃えている。
【選択図】図21
特許請求の範囲
【請求項1】
凹凸形状を有する一対の圧着部材を有し、一方の圧着部材の凸部を他方の圧着部材の凹部に入り込ませて複数の綴じ媒体を圧着綴じする綴じ装置において、
一方の圧着部材の凸部の少なくとも先端の前記圧着部材の凹凸の並び方向に直交する直交方向の長さが、他方の圧着部材の凸部の先端の前記直交方向の長さよりも短いことを特徴とする綴じ装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の綴じ装置において、
前記一方の圧着部材側に前記綴じ媒体を押さえる押さえ部材を設けたことを特徴とする綴じ装置。
【請求項3】
請求項2に記載の綴じ装置において、
前記押さえ部材は、一対の圧着部材により圧着綴じを行う綴じ処理部へ前記綴じ媒体の束をガイドするガイド部材であることを特徴とする綴じ装置。
【請求項4】
請求項3に記載の綴じ装置において、
前記ガイド部材のガイド面は、前記一対の圧着部材の凸部の先端よりも一方の圧着部材側に位置することを特徴とする綴じ装置。
【請求項5】
請求項2に記載の綴じ装置において、
前記押さえ部材の少なくとも装置本体の奥側に、前記綴じ媒体の前記奥側への移動を規制する規制部材を有することを特徴とする綴じ装置。
【請求項6】
請求項1に記載の綴じ装置において、
一対の圧着部材により圧着綴じを行う綴じ処理部へ前記綴じ媒体の束をガイドするガイド部材を備え、
一対の圧着部材うち、前記ガイド部材側に配置された圧着部材の凸部の先端は、前記ガイド部材のガイド面から突出するように設けられていることを特徴とする綴じ装置。
【請求項7】
請求項1に記載の綴じ装置において、
前記綴じ媒体は、薬包であることを特徴とする綴じ装置。
【請求項8】
請求項1に記載の綴じ装置において、
前記一対の圧着部材は、回転するギヤであることを特徴とする綴じ装置。
【請求項9】
一対の回転体を有し、一対の回転体のニップ部で複数の綴じ媒体を圧着綴じする綴じ装置において、
少なくとも一方の回転体の他方の回転体に圧接する圧接部の幅が、他方の回転体の圧接部の幅に比べて狭いことを特徴とする綴じ装置。
【請求項10】
媒体上に画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段によって画像が形成された媒体の束に対して綴じ処理を施す綴じ装置とを備えた画像形成装置において、
前記綴じ装置として、請求項1の綴じ装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、綴じ装置および画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、凹凸形状を有する一対の圧着部材を有し、一方の圧着部材の凸部を他方の圧着部材の凹部に入り込ませて複数の綴じ媒体を圧着綴じする綴じ装置が知られている。
【0003】
特許文献1は、上記綴じ装置として、回転可能な一対のギヤにより綴じ媒体たる薬包の束を圧着綴じするものが記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、圧着綴じされた綴じ媒体の束を積み上げたときに嵩張るという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、凹凸形状を有する一対の圧着部材を有し、一方の圧着部材の凸部を他方の圧着部材の凹部に入り込ませて複数の綴じ媒体を圧着綴じする綴じ装置において、一方の圧着部材の凸部の少なくとも先端の前記圧着部材の凹凸の並び方向に直交する直交方向の長さが、他方の圧着部材の凸部の先端の前記直交方向の長さよりも短いことを特徴とする綴じものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、綴じ媒体の束を積み重ねたときの嵩張りを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態の薬包綴じ機の外観斜視図。
薬包綴じ機の内部構成を示す図。
綴じ機構の概略構成図。
綴じ機構を左右方向から見た概略構成図。
加圧機構の周辺を示す拡大構成図。
第一ギヤホルダーの周囲を上から見た概略構成図。
第二ギヤホルダーの周囲を上から見た概略構成図。
第二ギヤが加圧位置に位置する状態を示す概略図。
第二ギヤが圧解除位置に位置する状態を示す概略図。
駆動伝達機構の概略図。
操作部の概略平面図。
薬包検知センサについて説明する図。
サイドガイド、上ガイド周りの要部の側面図。
図7の正面図。
薬包綴じ機のエレキ構成を示すブロック図。
従来の第一ギヤと第二ギヤとで綴じた場合の不具合を説明する図。
従来構成で綴じられた薬包束を示す図。
第一ギヤの歯幅および第二ギヤの歯幅を、歯先に向かうに連れて徐々に狭くした従来例を示す図。
図18に示す従来構成で綴じられた薬包束を示す図。
従来構成で綴じられた薬包束を積み上げた一例を示す図。
本実施形態の第一ギヤと第二ギヤとを示す概略図。
4枚の薬包を綴じたときの薬包束の綴じ部付近の断面を撮像した図。
(a)は、本実施形態の薬包綴じ機で綴じられた薬包束を示す図であり、(b)は、本実施形態の薬包綴じ機で綴じられた薬包束を積み合上げた一例を示す図。
第一ギヤおよび第二ギヤの歯先が、薬包ガイドのガイド面よりも下方に位置する場合の不具合について説明する図。
第二ギヤの歯先のみ薬包ガイドのガイド面よりも下方に位置する場合の不具合について説明する図。
第二ギヤの歯幅を、第一ギヤの歯幅よりも狭くした実施例を示す図。
第一ギヤの歯を先端に行くに従って歯幅が狭くなるように構成して、第一ギヤの歯先の歯幅を第二ギヤの歯先の歯幅よりも狭くした実施例を示す図。
第二ギヤの歯幅を、第一ギヤの歯幅よりも狭くした実施例において、上ガイドで折れ曲がりを押さえる様子を示す図。
第二ギヤの歯幅を、第一ギヤの歯幅よりも狭くした実施例において、装置手前側のサイドガイドに押さえ部を設けた例を示す図。
第二ギヤの歯幅を、第一ギヤの歯幅よりも狭くした実施例において、装置奥側のサイドガイドから手前側サイドまで押さえ部を設けた例を示す図。
手前側のサイドガイドを無くした例を示す図。
第二ギヤの歯幅を、第一ギヤの歯幅よりも狭くした実施例において、上ガイドがない場合を示す図。
薬包束の奥側端部が、奥側のサイドガイドを乗り越えたときの不具合について説明する図。
第一ギヤの歯幅を第二ギヤの歯幅よりも狭くした実施例において、上ガイドを無くした場合について説明する図。
(a)は、薬包綴じ機の変形例を示す概略正面図であり、図35(b)は、この変形例の薬包綴じ機により綴じられた薬包束を示す図。
(a)は、画像形成装置の胴内排紙部に綴じ装置を配設した例を示す図であり、図(b)は、画像形成装置の側面排紙部に綴じ装置を配設した例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0009】
本発明の一実施形態に係る綴じ装置としての薬包綴じ機の要部の構成を説明する。
図1は薬包綴じ機1の外観斜視図、図2は図1の薬包綴じ機1の内部構成を示す図である。
なお、以下においては、薬包綴じ機1の左右方向ないし横方向(幅方向でもある)をX方向、前後方向ないしは奥行方向をY方向、上下方向ないしは縦方向(鉛直方向でもある)をZ方向とする。
【0010】
図1、図2に示すように、綴じ装置たる薬包綴じ機1は、本体2と、薬包ガイド3と、フットスイッチ6と、操作部16と、綴じ機構70とを備えている。
薬包綴じ機1の本体2は、図1、図2に示すように、ベース板7(図2参照)と、側板8と、右側板カバー9(図1参照)と、左側板カバー10(図1参照)と、前側板カバー8aを備えている。また、本体2は、綴じ機構70の圧調整部61(図2参照)を覆う圧調整部カバー61aを備えている。
右側板カバー9には、電源スイッチ91と、外部電力に接続するための電源コネクタ92とが設けられている。
薬包ガイド3は、前後方向(Y方向)の両端に設けられたサイドガイド3a,3cと、装置の後側に設けられた上ガイド3bとを備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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