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公開番号2025082651
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-29
出願番号2023196129
出願日2023-11-17
発明の名称電子機器
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類H05K 5/00 20250101AFI20250522BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】絶縁シートの取付後、絶縁シートが外れるのを防ぐ。
【解決手段】電子基板を有する電子機器が、前記電子基板を設置する設置部と、前記電子基板と前記設置部の間に設置され、かつ、前記電子基板と前記設置部を電気的に絶縁する絶縁シートと、締結部材の第1部分を通過させて前記締結部材の姿勢を変更可能な状態にし、かつ、前記設置部に前記絶縁シートを保持する前記設置部に形成される穴部とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電子基板を有する電子機器であって、
前記電子基板を設置する設置部と、
前記電子基板と前記設置部の間に設置され、かつ、前記電子基板と前記設置部を電気的に絶縁する絶縁シートと、
締結部材の第1部分を通過させて前記締結部材の姿勢を変更可能な状態にし、かつ、前記設置部に前記絶縁シートを保持する前記設置部に形成される穴部と
を備える電子機器。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記穴部は、
前記設置部の一辺の中央部分に形成される
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記電子基板は、
重力方向に対して立つ姿勢となるように設置され、
前記穴部は、
前記設置部において前記電子基板の設置範囲外の位置に形成される
請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記締結部材は、
ハーネスを保持する保持機構を備える
請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記保持機構は、
前記ハーネスを挟んで保持する機構であって、
前記締結部材は、
前記保持機構の長手方向が前記ハーネスの配線方向に対して直交する向きとなる
請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
前記設置部は、
金属であり、
前記絶縁シートは、
0.1乃至0.3ミリメートルの厚みであり、
前記締結部材は、
第2部分が前記穴部より大きい外形であって、前記穴部への通過が止まり、
前記穴部に設置された後、回転して第1姿勢、又は、第2姿勢に姿勢変更され、
前記第1姿勢であると前記絶縁シートを保持し、
前記第2姿勢であると前記絶縁シートが前記第2部分を通過して取り外し可能となる
請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
記録媒体に対して画像形成を行う画像形成装置である
請求項1に記載の電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
電子機器において、絶縁シートを用いることで、配線基板と金属等の導体とを電気的に絶縁する技術が知られている。
【0003】
具体的には、まず筐体が、基板を固定するための複数の凸部を備える。次に、複数の凸部のうち、第1の凸部に、切欠き孔の内部に突出した舌片部を有する第1の保持部が形成される。また、複数の凸部のうち、第2の凸部に、端部が当接可能に切り欠かれた切欠き部を有する第2の保持部が形成される。さらに、第3の凸部に、端部が当接可能に切り欠かれた切欠き部を有する第3の保持部が形成される。そして、第1の凸部の鉤形状の内側面と筐体の所定面との間に舌片部が挿入され、かつ、第2の凸部の側面に第2の保持部の端面が当接して絶縁シートが筐体に保持される。このように、絶縁シートを容易に取り付ける取付構造の技術が知られている(例えば、特許文献1等である)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術は、絶縁シートが変形することを考慮していない。例えば、絶縁シートは、製造上の影響で変形する場合がある。このような変形があると、絶縁シートの取付後、絶縁シートが外れやすい課題がある。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みて、絶縁シートの取付後、絶縁シートが外れるのを防ぐことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、電子機器は、
電子基板を有する電子機器であって、
前記電子基板を設置する設置部と、
前記電子基板と前記設置部の間に設置され、かつ、前記電子基板と前記設置部を電気的に絶縁する絶縁シートと、
締結部材の第1部分を通過させて前記締結部材の姿勢を変更可能な状態にし、かつ、前記設置部に前記絶縁シートを保持する前記設置部に形成される穴部と
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、絶縁シートの取付後、絶縁シートが外れるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成装置の例を示す図である。
電子基板の設置例を示す図である。
設置部の例、及び、電子基板の設置例を示す図である。
電子基板を保持する機構の例を示す図である。
絶縁シートの例を示す図である。
カールの例を示す図である。
締結部材の例を示す図である。
第1姿勢の例を示す図である。
第2姿勢の例を示す図である。
保持機構の例を示す図である。
ハーネスの保持例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付する図面を参照し、具体例を説明する。なお、実施形態は、以下に説明する具体例に限られない。
【0010】
[電子機器の例]
以下、電子機器が画像形成装置である例で説明する。ただし、電子機器は、電子基板を備える装置であればよい。例えば、電子機器は、Personal Computer(PC)等でもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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