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公開番号2025087415
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023202060
出願日2023-11-29
発明の名称画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人MIP
主分類G03G 21/00 20060101AFI20250603BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 画像不良を発生させる原因を特定し、その原因を取り除くように装置内で調整することができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 画像形成装置は、電子写真方式であって、所定数の記録媒体に画像形成を行う毎に、像担持体の表面に付着した付着物を非接触で分析する分析手段と、分析手段の分析結果に応じて、像担持体の表面の状態を調整する調整手段とを含む。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
電子写真方式の画像形成装置であって、
像担持体の表面に付着した付着物を非接触で分析する分析手段と、
前記分析手段の分析結果に応じて、前記像担持体の表面の状態を調整する調整手段と
を含む、画像形成装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記分析手段は、蛍光X線を利用して分析を行う蛍光X線分析装置、もしくはラマン散乱光を利用して分析を行うラマン分光装置、またはその両方である、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記像担持体は、所定方向に回転する感光体であり、
前記分析手段は、前記感光体の表面を帯電させる帯電手段と、帯電した前記感光体の表面を露光し、現像し、転写体に転写された後の前記表面を清掃する第1の清掃手段との間に、前記感光体から離間した位置に設置される、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記像担持体は、感光体の表面に形成された像が転写される、所定方向に回転する転写体であり、
前記分析手段は、前記転写体に転写された像が記録媒体に転写された後の該転写体の表面を清掃する第2の清掃手段と、前記感光体との間に、前記転写体から離間した位置に設置される、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記分析手段は、前記画像形成装置の電源が投入されたときに前記付着物の分析を行う、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記分析手段は、前記画像形成装置の電源を切断する指示を受け、該電源を切断する前に前記付着物の分析を行う、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記蛍光X線分析装置は、前記分析結果として、原子%で表した特性値を検出する、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記蛍光X線分析装置は、前記像担持体から5mm~200mm離間した位置に設置される、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記ラマン分光装置は、前記分析結果として、ピーク強度(Abs.)で表した特性値を検出する、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記ラマン分光装置は、前記像担持体から5mm~200mm離間した位置に設置される、請求項2に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置は、感光体等の像担持体の表面を帯電し、帯電した像担持体の表面に露光して静電潜像を形成し、現像剤としてトナーを付着させて現像し、得られたトナー像を紙等の記録媒体に転写し、熱および圧力を加えて記録媒体にトナー像を定着させて画像形成を行う。
【0003】
良質な画像を大量に且つ永続的に得ることが可能な画像形成装置として、補充容器に収容されるトナーの構成無機成分元素の種類と量を測定する蛍光X線分析装置を備えた画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この画像形成装置は、測定結果に基づき、補充容器中のトナーの供給を実施または停止するように制御している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来の画像形成装置では、画像不良の発生原因を特定することができず、その原因を取り除くように装置内で調整することができないという問題があった。
【0005】
そこで、画像不良の発生原因を特定することができ、その原因を取り除くように装置内で調整することができる画像形成装置の提供が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題に鑑み、電子写真方式の画像形成装置であって、
像担持体の表面に付着した付着物を非接触で分析する分析手段と、
分析手段の分析結果に応じて、像担持体の表面の状態を調整する調整手段と
を含む、画像形成装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、画像不良を発生させる原因を特定することができ、その原因を取り除くように装置内で調整することができる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の電子写真方式の画像形成装置の構成例を示した図。
画像形成装置が備える定着ユニットの構成例を示した図。
画像形成部の構成例を示した図。
画像形成部が備える分析装置の構成例を示した図。
像担持体の表面を分析し、該表面の状態を調整する動作の第1の例を示した図。
像担持体の表面を分析し、該表面の状態を調整する動作の第2の例を示した図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本実施形態の電子写真方式の画像形成装置の構成例を示した図である。画像形成装置10は、例えばカラーの画像形成を行う画像形成装置であり、4つの色の画像を作像するための4つの作像ユニット11~14を備える。4つの色は、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックである。なお、画像形成装置は、色が1色で、ブラックのみのモノクロの画像形成を行う画像形成装置であってもよい。また、カラー画像形成装置の場合、作像する画像の色は、上記の4色に限定されるものではなく、シアン、マゼンタ、イエローの3色であってもよいし、その他の色を追加して5色以上のものとしてもよい。
【0010】
各作像ユニット11~14はそれぞれ、ドラム状の感光体15と、感光体15の表面を帯電させる帯電手段として帯電ユニット16と、感光体15の表面に現像剤としてトナーを供給して可視化した顕像(トナー像)を形成する現像手段として現像ユニット17と、感光体15の表面を清掃(クリーニング)する清掃手段としてクリーニングユニット18とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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