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公開番号
2025089702
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204485
出願日
2023-12-04
発明の名称
光学系及びそれを備える撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
13/04 20060101AFI20250609BHJP(光学)
要約
【課題】環境温度が変動した場合でも良好な光学性能を維持することが可能な光学系を提供する。
【解決手段】光学系(100)は、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ(L11)、負の屈折力の第2レンズ(L12)、負の屈折力の第3レンズ(L13)、正の屈折力の第4レンズ(L14)、開口絞り(S1)、正の屈折力の第5レンズ(L15)、負の屈折力の第6レンズ(L16)、および第7レンズ(L17)を有し、第4レンズおよび第5レンズの少なくとも一方のd線に対する屈折率の温度係数の符号は負であり、第3レンズおよび第6レンズの少なくとも一方のd線に対する屈折率の温度係数の符号は正である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ、負の屈折力の第2レンズ、負の屈折力の第3レンズ、正の屈折力の第4レンズ、開口絞り、正の屈折力の第5レンズ、負の屈折力の第6レンズ、および第7レンズを有し、
前記第4レンズおよび前記第5レンズの少なくとも一方の20℃~40℃におけるd線に対する屈折率の温度係数の符号は負であり、
前記第3レンズおよび前記第6レンズの少なくとも一方の20℃~40℃におけるd線に対する屈折率の温度係数の符号は正であることを特徴とする光学系。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第5レンズの20℃~40℃におけるd線に対する屈折率の温度係数をdndt5[10
-6
/℃]、前記第6レンズの20℃~40℃におけるd線に対する屈折率の温度係数をdndt6[10
-6
/℃]とするとき、
1.1<dndt6-dndt5<11.4
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記第3レンズの20℃~40℃におけるd線に対する屈折率の温度係数をdndt3、前記第4レンズの20℃~40℃におけるd線に対する屈折率の温度係数をdndt4とするとき、
-3.3<dndt3-dndt4<8.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項4】
前記第5レンズの焦点距離をf5、前記第6レンズの焦点距離をf6とするとき、
-1.5<f5/f6<-0.9
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項5】
前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第4レンズの焦点距離をf4とするとき、
-1.1<f4/f3<-0.6
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項6】
前記第4レンズの焦点距離をf4、前記光学系の焦点距離をfとするとき、
0.4<f4/f<2.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項7】
前記第5レンズの焦点距離をf5、前記光学系の焦点距離をfとするとき、
0.5<f5/f<1.9
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項8】
前記第2レンズは非球面レンズであり、
前記第2レンズの焦点距離をf2、前記光学系の焦点距離をfとするとき、
-4.0<f2/f<-1.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項9】
前記第1レンズの焦点距離をf1、前記光学系の焦点距離をfとするとき、
-13.7<f1/f<-6.8
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項10】
前記第2レンズは、非球面レンズであることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は光学系に関し、例えばデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、車載カメラ、携帯電話用カメラ、監視カメラ、ウェアラブルカメラ、医療用カメラ等の撮像装置に好適なものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
撮像装置に用いられる光学系として、環境温度によらず高い光学性能を有するものが求められている。特許文献1には、環境温度の変化に起因する焦点位置の変動を補正する光学系が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-114648号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された光学系では、光学系の仕様によっては、環境温度の変化に起因する焦点位置の変動の補正と諸収差の補正とを両立することが困難になる可能性がある。
【0005】
本発明は、環境温度が変動した場合でも良好な光学性能を維持することが可能な光学系を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての光学系は、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ、負の屈折力の第2レンズ、負の屈折力の第3レンズ、正の屈折力の第4レンズ、開口絞り、正の屈折力の第5レンズ、負の屈折力の第6レンズ、および第7レンズを有し、前記第4レンズおよび前記第5レンズの少なくとも一方の20℃~40℃におけるd線に対する屈折率の温度係数の符号は負であり、前記第3レンズおよび前記第6レンズの少なくとも一方の20℃~40℃におけるd線に対する屈折率の温度係数の符号は正である。
【0007】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、環境温度が変動した場合でも良好な光学性能を維持することが可能な光学系を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1に係る光学系の要部概略図である。
実施例1に係る光学系の各温度でのMTF図である。
実施例1に係る光学系を備えた撮像装置の概略構成図である。
実施例2に係る光学系の要部概略図である。
実施例2に係る光学系の各温度でのMTF図である。
実施例3に係る光学系の要部概略図である。
実施例3に係る光学系の各温度でのMTF図である。
実施例4に係る光学系の要部概略図である。
実施例4に係る光学系の各温度でのMTF図である。
実施例5に係る光学系の要部概略図である。
実施例5に係る光学系の各温度でのMTF図である。
実施形態に係る撮像装置の模式図である。
実施形態に係る移動装置の模式図と光学系の光学特性を示す図である。
実施形態に係る車載システムの構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図面は、便宜的に実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。また、各図面において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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