TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025089959
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204962
出願日2023-12-04
発明の名称画像処理装置、画像処理方法、撮像装置、及び、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06T 7/174 20170101AFI20250609BHJP(計算;計数)
要約【課題】 撮像領域の状態の変化に応じた通知の設定を容易に行うことができるようにする。
【解決手段】 画像処理装置120は、撮像画像を取得する画像取得部401と、第1の状態である撮像領域が撮像された第1の撮像画像に基づいて、撮像領域が撮像された他の撮像画像において第1の状態から変化した変化領域を検出する検出部404と、第2の状態である撮像領域が撮像された第2の撮像画像に対して検出される変化領域の大きさに基づいて、第1の閾値を設定する設定部405と、第3の撮像画像に対して検出される変化領域の大きさと第1の閾値との比較結果に応じて、撮像領域の変化を通知するか否かを判定する判定部406とを有する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
撮像画像を取得する取得手段と、
第1の状態である撮像領域が撮像された第1の撮像画像に基づいて、前記撮像領域が撮像された他の撮像画像において前記第1の状態から変化した変化領域を検出する検出手段と、
前記取得手段により取得される第2の撮像画像であって、第2の状態である前記撮像領域が撮像された前記第2の撮像画像に対して前記検出手段により検出される前記変化領域の大きさに基づいて、第1の閾値を設定する設定手段と、
前記取得手段により取得される第3の撮像画像に対して前記検出手段により検出される前記変化領域の大きさと前記設定手段により設定される前記第1の閾値との比較結果に応じて、前記撮像領域の変化を通知するか否かを判定する判定手段と
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記検出手段は、前記第1の撮像画像の画素値と他の撮像画像の画素値との差分に基づいて、前記変化領域を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記検出手段は、前記第1の撮像画像が複数ある場合、複数の前記第1の撮像画像の画素値の平均値に基づいて、前記変化領域を検出することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記検出手段は、前記第1の撮像画像に基づいて学習される機械学習モデルであって、撮像画像が入力されることにより撮像画像における変化領域を表す情報が出力されるように学習された前記機械学習モデルに基づいて、前記変化領域を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記設定手段は、前記第2の撮像画像に対して前記検出手段により検出される前記変化領域に対応する画素の数に基づいて、前記第1の閾値を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記設定手段は、前記第2の撮像画像において前記検出手段により前記変化領域の検出処理が実行される所定の領域の大きさに対する前記変化領域の大きさに基づいて、前記第1の閾値を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記設定手段は、前記第2の撮像画像が複数ある場合、複数の前記第2の撮像画像のそれぞれにおける前記変化領域の大きさの最小値に基づいて、前記第1の閾値を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記設定手段は、前記第1の状態からの変化の有無を判定するための第2の閾値を設定し、
前記検出手段は、前記設定手段により設定される前記第2の閾値を用いて、他の撮像画像において変化の有無を判定することにより、前記変化領域を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記設定手段は、前記第2の撮像画像に基づいて取得される前記第1の状態からの変化の度合いを示す情報に基づいて、前記第2の閾値を設定することを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記設定手段は、前記第1の状態からの変化の度合いを示す情報として、前記第1の撮像画像の画素値と前記第2の撮像画像の画素値との各位置における差分値を取得し、前記差分値を二値化するための閾値を前記第2の閾値として設定することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像領域の変化を検知する技術に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、監視カメラ等の撮像装置により撮像された撮像画像を用いて画像解析を行う技術が様々な場面で使用されている。
【0003】
特許文献1には、基準となる画像に基づいて、撮像領域を撮像した撮像画像における変化を検出し、ユーザに通知するシステムについて記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-211495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には、基準となる画像からの撮像画像の変化量が所定の条件を満たす場合に通知がされることが記載されている。しかしながら、撮像領域において通知すべき状態の変化は様々なパターンが考えられ、通知がされるための条件をユーザが適切に設定することは困難であった。
【0006】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものである。その目的は、撮像領域の状態の変化に応じた通知の設定を容易に行えるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る画像処理装置は、撮像画像を取得する取得手段と、第1の状態である撮像領域が撮像された第1の撮像画像に基づいて、前記撮像領域が撮像された他の撮像画像において前記第1の状態から変化した変化領域を検出する検出手段と、前記取得手段により取得される第2の撮像画像であって、第2の状態である前記撮像領域が撮像された前記第2の撮像画像に対して前記検出手段により検出される前記変化領域の大きさに基づいて、第1の閾値を設定する設定手段と、前記取得手段により取得される第3の撮像画像に対して前記検出手段により検出される前記変化領域の大きさと前記設定手段により設定される前記第1の閾値との比較結果に応じて、前記撮像領域の変化を通知するか否かを判定する判定手段とを有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、撮像領域の状態の変化に応じた通知の設定を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像処理システムにおける処理を説明するための図である。
画像処理システムの構成を説明するための図である。
画像処理システムにおける各装置のハードウェア構成を説明するための図である。
画像処理システムにおける各装置の機能構成を説明するための図である。
閾値の設定処理を説明するためのフローチャートである。
ユーザに撮像領域の変化を通知する処理を説明するためのフローチャートである。
ユーザに提示される表示の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態に記載される構成要素は、本発明の実施の形態の一例を示すものであり、本開示をそれらのみに限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
対話装置
5日前
個人
物品給付年金
1か月前
個人
情報処理装置
5日前
個人
政治のAI化
28日前
個人
人物再現システム
2か月前
個人
在宅介護システム
1か月前
個人
RFタグ読取装置
1か月前
個人
情報処理装置
1日前
個人
プラグインホームページ
19日前
個人
AI飲食最適化プラグイン
1か月前
個人
情報入力装置
5日前
キヤノン株式会社
通信装置
1か月前
個人
物価スライド機能付生命保険
5日前
個人
マイホーム非電子入札システム
5日前
個人
電話管理システム及び管理方法
1か月前
個人
全アルゴリズム対応型プログラム
29日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
26日前
シャープ株式会社
電子機器
28日前
大同特殊鋼株式会社
輝線検出方法
28日前
個人
日誌作成支援システム
2か月前
サクサ株式会社
カードの制動構造
7日前
株式会社CROSLAN
支援装置
1か月前
個人
決済手数料0%のクレジットカード
8日前
ミサワホーム株式会社
宅配ロッカー
25日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
11日前
パテントフレア株式会社
交差型バーコード
21日前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
1か月前
長屋印刷株式会社
画像形成システム
1か月前
村田機械株式会社
割当補助システム
11日前
トヨタ自動車株式会社
欠け検査装置
28日前
株式会社アジラ
データ転送システム
28日前
ひびきの電子株式会社
認証システム
1か月前
オベック実業株式会社
端末用スタンド
29日前
株式会社ユピテル
電子機器及びプログラム等
1か月前
トヨタ自動車株式会社
管理装置
25日前
オムロン株式会社
回転装置及びマウス
1か月前
続きを見る