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公開番号2025089960
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204963
出願日2023-12-04
発明の名称表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06T 19/00 20110101AFI20250609BHJP(計算;計数)
要約【課題】 ユーザにより仮想空間上の仮想視点の注視点の位置の把握を容易にする技術を提供すること。
【解決手段】 表示制御装置130は、第1仮想視点の位置から注視点の位置までの距離が第1の距離である場合の注視点を示すオブジェクトのサイズより、第1仮想視点の位置から注視点の位置までの距離が第1の距離より長い第2の距離である場合の注視点を示すオブジェクトのサイズを大きく決定し、第1仮想視点と異なる第2仮想視点であり、第1仮想視点の位置から第2仮想視点の位置までの距離が所定の距離である第2仮想視点に対応する第2仮想視点画像であって、決定したサイズの注視点を示すオブジェクトと第1仮想視点を示すオブジェクトとを含む第2仮想視点画像を表示する制御を行う。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数の撮像装置の撮像により得られた複数の撮像画像に基づいて生成される第1仮想視点画像に対応する第1仮想視点の位置を示す情報と、前記第1仮想視点に対応する注視点の位置を示す情報を取得する取得手段と、
前記第1仮想視点の位置から前記注視点の位置までの距離に基づいて、前記注視点を示すオブジェクトのサイズを決定する決定手段と、
前記第1仮想視点に基づいて決定される第2仮想視点に対応する第2仮想視点画像であって、決定したサイズを有する前記注視点を示すオブジェクトと、前記第1仮想視点を示すオブジェクトとを含む前記第2仮想視点画像を表示する制御を行う表示制御手段と、を有し、
前記決定手段は、前記第1仮想視点の位置から前記注視点の位置までの距離が第1の距離である場合の前記注視点を示すオブジェクトのサイズより、前記第1仮想視点の位置から前記注視点の位置までの距離が前記第1の距離より長い第2の距離である場合の前記注視点を示すオブジェクトのサイズを大きく決定すること
を特徴とする表示制御装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記注視点を示すオブジェクトのサイズは、前記第1仮想視点の位置から前記注視点の位置までの距離と比例するように決定されることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記注視点を示すオブジェクトのサイズは、前記第1仮想視点の位置から前記注視点の位置までの距離が閾値未満の場合、所定の大きさに決定され、前記第1仮想視点の位置から前記注視点の位置までの距離が閾値以上の場合、当該距離が大きいほど大きく決定されることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記第1仮想視点を示すオブジェクトおよび前記注視点を示すオブジェクトは、三次元モデルであることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項5】
前記第2仮想視点の位置は、前記第1仮想視点の位置から所定の距離の位置であることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項6】
複数の撮像装置の撮像により得られた複数の撮像画像に基づいて生成される仮想視点画像に対応する第1仮想視点に対応する注視点の位置を示す情報を取得する取得手段と、
前記第1仮想視点と異なる第2仮想視点の位置から前記注視点の位置までの距離が第1の距離である場合の前記第2仮想視点に対応する第2仮想視点画像上の前記注視点を示すオブジェクトのサイズより、前記第2仮想視点の位置から前記注視点の位置までの距離が前記第1の距離より長い第2の距離である場合の前記第2仮想視点画像上の前記注視点を示すオブジェクトのサイズを大きく決定する決定手段と、
前記第1仮想視点と異なる第2仮想視点に対応する第2仮想視点画像であって、決定したサイズの前記注視点を示すオブジェクトを含む第2仮想視点画像を表示する制御を行う表示制御手段と、
を有することを特徴とする表示制御装置。
【請求項7】
前記決定手段は、前記第1仮想視点と異なる第2仮想視点の位置から前記注視点の位置までの距離が第1の距離である場合の前記第2仮想視点に対応する第2仮想視点画像上の前記注視点を示すオブジェクトのサイズと、前記第2仮想視点の位置から前記注視点の位置までの距離が前記第1の距離より長い第2の距離である場合の前記第2仮想視点画像上の前記注視点を示すオブジェクトのサイズとが、同じサイズになるように前記注視点を示すオブジェクトのサイズを決定することを特徴とする請求項6に記載の表示制御装置。
【請求項8】
複数の撮像装置の撮像により得られた複数の撮像画像に基づいて生成される第1仮想視点画像に対応する第1仮想視点の位置を示す情報と、前記第1仮想視点に対応する注視点の位置を示す情報を取得する取得工程と、
前記第1仮想視点の位置から前記注視点の位置までの距離が大きいと、前記注視点を示すオブジェクトのサイズを大きく決定する決定工程と、
前記第1仮想視点と異なる第2仮想視点に対応する第2仮想視点画像であって、決定したサイズの前記注視点を示すオブジェクトを含む第2仮想視点画像を表示する制御を行う表示制御工程と、
を有することを特徴とする表示制御方法。
【請求項9】
複数の撮像装置の撮像により得られた複数の撮像画像に基づいて生成される仮想視点画像に対応する第1仮想視点に対応する注視点の位置を示す情報を取得する取得工程と、
前記第1仮想視点と異なる第2仮想視点の位置から前記注視点の位置までの距離が第1の距離である場合の前記第2仮想視点に対応する第2仮想視点画像上の前記注視点を示すオブジェクトのサイズより、前記第2仮想視点の位置から前記注視点の位置までの距離が前記第1の距離より長い第2の距離である場合の前記第2仮想視点画像上の前記注視点を示すオブジェクトのサイズを大きく決定する決定工程と、
前記第1仮想視点と異なる第2仮想視点に対応する第2仮想視点画像であって、決定したサイズの前記注視点を示すオブジェクトを含む第2仮想視点画像を表示する制御を行う表示制御工程と、
を有することを特徴とする表示制御方法。
【請求項10】
コンピュータに、請求項1乃至7の何れか1項に記載の表示制御装置を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示制御装置、表示制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、複数の物理カメラを異なる位置に設置して同期撮影し、撮影により得られた複数の画像を用いて、仮想的なカメラ視点から仮に撮影したとした場合の仮想視点画像を生成する技術が注目されている。特許文献1では、被写体を取り囲むように複数のカメラを配置して被写体を撮影した画像を用いて、仮想視点画像を生成する技術が開示されている。また、特許文献1には、ユーザにより仮想的なカメラの位置や仮想的なカメラから見たときにどこを注視しているかを示す注視点の位置が指定されることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-215828号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、ユーザが、仮想空間上の注視点の位置を直感的に把握しにくいという課題があった。
【0005】
そこで本開示は、上記の問題点を鑑み、ユーザにより仮想空間上の仮想視点の注視点の位置の把握を容易にする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の表示制御装置の一態様は、複数の撮像装置の撮像により得られた複数の撮像画像に基づいて生成される第1仮想視点画像に対応する第1仮想視点の位置を示す情報と、前記第1仮想視点に対応する注視点の位置を示す情報を取得する取得手段と、前記第1仮想視点の位置から前記注視点の位置までの距離が第1の距離である場合の前記注視点を示すオブジェクトのサイズより、前記第1仮想視点の位置から前記注視点の位置までの距離が前記第1の距離より長い第2の距離である場合の前記注視点を示すオブジェクトのサイズを大きく決定する決定手段と、前記第1仮想視点と異なる第2仮想視点であり、前記第1仮想視点の位置から前記第2仮想視点の位置までの距離が所定の距離である前記第2仮想視点に対応する第2仮想視点画像であって、決定したサイズの前記注視点を示すオブジェクトと前記第1仮想視点を示すオブジェクトとを含む第2仮想視点画像を表示する制御を行う表示制御手段と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ユーザが仮想空間上の仮想視点の注視点の位置を容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係る画像処理システムの構成例を示す。
実施形態1に係る撮像装置の設置例を示す。
実施形態1に係るハードウェア構成を示す。
実施形態1に係る表示制御装置の機能構成を示す。
実施形態1に係る表示部に第2仮想視点画像を表示した例を示す。
実施形態1に係る表示制御装置の動作を示すフローチャートを示す。
実施形態1に係る表示制御装置で制御する第1仮想視点から注視点までの距離と注視点オブジェクトの大きさ係数の関係を表すグラフを示す。
実施形態2に係る表示制御装置の機能構成を示す。
実施形態2に係る表示制御装置の動作を示すフローチャートを示す。
実施形態3に係る表示制御装置の機能構成を示す。
実施形態4に係る表示制御装置の機能構成を示す。
実施形態4に係るガイドオブジェクトの表示例を示す。
実施形態5に関わる表示制御装置の機能構成を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態に記載される構成要素は、実施の形態の一例を示すものであり、本開示をそれらのみに限定するものではない。
【0010】
仮想視点画像とは、ユーザ及び/又は専任のオペレータ等が自由に仮想カメラの位置及び姿勢を操作することによって生成される画像であり、自由視点画像や任意視点画像などとも呼ばれる。また、本開示では仮想視点の指定がユーザ操作により行われる場合を中心に説明するが、仮想視点の指定が画像解析の結果等に基づいて自動で行われてもよい。また、特に断りが無い限り、画像という文言が動画と静止画の両方の概念を含むものとして説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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