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公開番号2025090115
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2023205141
出願日2023-12-05
発明の名称薪グリル及びその使用方法
出願人誠伸工業株式会社
代理人個人
主分類F24B 1/191 20060101AFI20250610BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】薪又は炭への空気供給量を均一に調節することができ、もって煙と煤がほとんど発生しないような調節も可能にして、調理器への煤の付着や人体や環境への影響を低減する。さらに燻煙も可能にする。
【解決手段】
薪又は炭を載せる底壁3と筒形の側壁4とを含み、底壁3と側壁4とに空気穴7,8がある燃焼容器2と、側壁4を間隙をおいて覆う筒形のカバ-10と、カバー10の下端周囲又は上端周囲からカバー10内に空気を流入させる環状口13と、環状口13の高さを変えて前記空気の流入量を調節する空気調節機構20とを備える薪グリル1である。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
薪又は炭を載せる底壁と筒形の側壁とを含み、底壁と側壁とに空気穴がある燃焼容器と、
前記側壁を間隙をおいて覆う筒形のカバ-と、
前記カバーの下端周囲又は上端周囲からカバー内に空気を流入させる環状口と、
前記環状口の高さを変えて前記空気の流入量を調節する空気調節機構と
を備える薪グリル。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記環状口が、前記カバーの下端と該下端に下から対向する受け皿との間にある請求項1記載の薪グリル。
【請求項3】
前記環状口が、前記カバーの上端と前記側壁の上部の拡径部との間にある請求項1記載の薪グリル。
【請求項4】
前記カバーは、下端から内側へ曲がったリング状壁を備える請求項1記載の薪グリル。
【請求項5】
空気調節機構は、前記燃焼容器と共にネジを回転させて前記環状口の高さを変えるネジ式機構である請求項1~4のいずれか一項に記載の薪グリル。
【請求項6】
前記燃焼容器に係脱可能に係合させる手動回転治具を備える請求項6記載の薪グリル。
【請求項7】
前記燃焼容器に被せる穴あき蓋を備える請求項1~4のいずれか一項に記載の薪グリル。
【請求項8】
薪又は炭を載せる底壁と筒形の側壁とを含み、底壁と側壁とに空気穴がある燃焼容器と、
前記側壁を間隙をおいて覆う筒形のカバ-と、
前記カバーの下端周囲又は上端周囲からカバー内に空気を流入させる環状口と、
前記環状口の高さを変えて前記空気の流入量を調節する空気調節機構と
を備える薪グリルを使用し、
空気調節機構により前記環状口の高さを変えて前記空気の流入量を調節することにより、底壁と側壁の両方の空気穴から燃焼容器内への空気供給量を同時に調節する薪グリルの使用方法。
【請求項9】
前記空気供給量を調節することにより、熾火を作る請求項8記載の薪グリルの使用方法。
【請求項10】
前記燃焼容器に穴あき蓋を被せることにより、薪から燻煙を発生させる請求項8記載の薪グリルの使用方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、薪又は炭を燃焼させる調理器具である薪グリルに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
薪又は炭を燃料として使用することができる調理器具として、例えば特許文献1には、焚口を設けた角錐台形状の側板と、多数の通気孔を設けた薪載置用の底板とからなり、側板には、底板取付位置より下方に多数の通気孔を設けてなる簡易コンロが記載されている。薪を底板に載せて燃焼させ、側板の多数の通気孔から外部の空気がコンロ本体内に十分に供給され、薪の燃焼を効果的に行えるとされている。しかし、薪への空気供給量を調節することについては記載されていない。
【0003】
よって、薪を燃焼させて調理したときに、空気の供給量によっては煙と煤が多量に発生して、調理器に煤が付着したり、人体に影響を及ぼしたり、環境を汚染したりするという問題がある。
【0004】
また、特許文献2には、有底筒状の本体と、本体の底よりも上方に位置し、本体の壁面との間に隙間を有するように内側に固定された燃焼室筒と、燃焼室筒の内側下部に支持された底網とを備え、本体の側壁には、底網よりも低い部位に、吸気口とそれを開閉自在に覆う扉が設けられた調理等用の燃焼器具が記載されている。薪を底網に載せて燃焼させ、吸気口の開閉量の調節により、燃料の種類によって異なる酸素量の調整ができるとされている。
【0005】
しかし、側壁の1箇所に設けられた吸気口の開閉量を扉の移動によって調節する機構では、吸気口のある方向からしか薪への空気供給量を調節操作することができないとか、気流が偏るため底網上の薪への空気供給量を均一に調節することが難しいとか、という問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実用新案登録第3177784号公報
特開2018-40559号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明の目的は、薪又は炭への空気供給量を均一に調節することができ、もって煙と煤がほとんど発生しないような調節も可能にして、調理器への煤の付着や人体や環境への影響を低減することにある。また、薪グリルのどの方向からでも薪又は炭への空気供給量の調節操作を可能にすることにある。さらに、所定の蓋により燻煙も可能にすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は、上記課題を解決する手段を開発する途中での失敗から、従来の延長線上の改善では煙と煤の両方を減らすことができなかったため、従来とは全く異なる手段を種々検討し、次の本発明に至った。
【0009】
[1]薪又は炭を載せる底壁と筒形の側壁とを含み、底壁と側壁とに空気穴がある燃焼容器と、
前記側壁を間隙をおいて覆う筒形のカバ-と、
前記カバーの下端周囲又は上端周囲からカバー内に空気を流入させる環状口と、
前記環状口の高さを変えて前記空気の流入量を調節する空気調節機構と
を備える薪グリル。
【0010】
[2]前記環状口が、前記カバーの下端と該下端に下から対向する受け皿との間にある[1]記載の薪グリル。
(【0011】以降は省略されています)

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