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公開番号
2025105359
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223837
出願日
2023-12-30
発明の名称
給湯器
出願人
株式会社パロマ
代理人
個人
主分類
F24H
9/02 20060101AFI20250703BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】給湯器に関し、作業者が、給湯器の底面部に配線導入用の部材を容易に取り付けやすく、配線導入用の部材を介して配線を導入する作業も行いやすい技術を提供する。
【解決手段】給湯器は、給湯回路2と、筐体本体102と筐体本体102を前側から開閉する前側カバー101とを有する筐体100と、を備える。案内部材80は、筐体100の外側から筐体本体102の底面部110の孔部112に挿し通された構成で固定される。案内部材80において孔部112よりも前側には挿通路82内から配線部Lを導出するための導出口82Bが設けられる。挿通路82内は、底面部110よりも下位置に設けられた導入口82Aから導出口82Bへと配線部Lを通す挿通空間83が続く。挿通路82は、底面部110よりも上位置に上側内壁部84が設けられる。上側内壁部84は、挿通空間83を上側から覆い、孔部112よりも前側に続く構成をなす。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ガスを燃焼させて給湯動作を行う給湯回路と、
前端側が開放した筐体本体と、前記筐体本体を前側から開閉する前側カバーと、を有し、前記給湯回路を収容する筐体と、
前記筐体本体の内部と外部とに跨るように取り付けられる配線部と、
前記配線部を挿通させる挿通路を有し、前記筐体本体に固定される案内部材と、
を備え、
前記筐体本体の底面部には、貫通した孔部が設けられ、
前記案内部材は、前記筐体の外側から前記孔部に挿し通された構成で固定され、
前記案内部材において前記孔部よりも前側には前記挿通路内から前記配線部を導出するための導出口が設けられ、
前記挿通路内は、前記底面部よりも下位置に設けられた導入口から前記導出口へと前記配線部を通す挿通空間が続いており、
前記挿通路は、前記底面部よりも上位置に上側内壁部が設けられ、
前記上側内壁部は、前記挿通空間を上側から覆うとともに前記孔部よりも前側に続く
給湯器。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記上側内壁部の内壁面は、上側となるにつれて前位置となるように傾斜している
請求項1に記載の給湯器。
【請求項3】
前記前側カバーは、開口部を有するとともに前記筐体本体に対して着脱される本体部と、前記本体部の前記開口部を閉塞するように取り付けられる閉塞部と、を有し、
前記開口部は、前記本体部の下端部寄りの位置に設けられ、
前記本体部から前記閉塞部が取り外された状態において前記前側カバーの前側の外部空間と前記筐体本体内の内部空間とが前記開口部を介して連通する構成をなし、
前記案内部材は、前記開口部の後方側において前記底面部の前端寄りの位置に取り付けられる
請求項1又は請求項2に記載の給湯器。
【請求項4】
前記底面部には、固定部材が固定され、
前記固定部材において前記孔部よりも前位置には、前記配線部を取り付ける取付部が設けられ、
前記取付部は、ねじ部材を取り付ける取付面が前側かつ上側を向いて配置され、
前記配線部が前記取付面に接触しつつ前記ねじ部材によって前記配線部が前記取付部に取り付けられる
請求項3に記載の給湯器。
【請求項5】
上下方向と直交する仮想平面に対して前記孔部の内周面を投影した投影図形の外形の大きさより、前記案内部材における前記孔部よりも上位置の部分を前記仮想平面に対して投影した投影図形の外形の大きさのほうが大きい
請求項1又は請求項2に記載の給湯器。
【請求項6】
前記案内部材は、前記底面部の下面における前記孔部の周縁部に対向する対向部と、前記対向部から上側に延びる一対の側壁部と、を有し、
一対の前記側壁部の各々の上端部側に前記上側内壁部が連結され、
各々の前記側壁部は、上側に延びる上側延出部と、前記上側延出部の上端側から折れ曲がって前側に延びる前側延出部と、を有し、前記上側延出部の前側縁部と当該前側縁部から続く前記前側延出部の下側縁部とによって凹部が形成されている
請求項1又は請求項2に記載の給湯器。
【請求項7】
前記案内部材は、前記底面部の下面における前記孔部の周縁部に対向する対向部と、前記対向部から上側に延びる一対の側壁部と、を有し、
一対の前記側壁部の各々の上端部側に前記上側内壁部が連結され、
一対の前記側壁部及び前記対向部の少なくともいずれかにおいて、前記孔部の前側の縁部が嵌まり込む切り欠き部が設けられ、
前記対向部における前記孔部よりも後方側の第1部位には、前記底面部における前記孔部よりも後方側の第2部位に対して連結部材によって固定される被固定部が設けられている
請求項1又は請求項2に記載の給湯器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、給湯器に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、給湯器内に端子を取り付ける取付構造の一例が開示されている。特許文献1の給湯器は、開口部が設けられた底板と、底板に取り付けられる接続ユニットとを備える。接続ユニットは、底板に対し開口部を開閉する構成で取り付けられる開閉部材と、開閉部材に組み付けられる端子台と、を有する。そして、接続ユニットは、本体部が開口部を閉塞しつつ弾性変形部が被作用部に引っ掛かる第1姿勢と、本体部が開口部を開放しつつ被作用部に対する弾性変形部の引っ掛かりが解除された第2姿勢と、に切り替わる。そして、第2姿勢のときに端子台が底板の下側で露出した露出状態となり、第1姿勢のときに端子台が露出状態ではない非露出状態となるように構成される。特許文献1の給湯器は、このような構成により、底板の開口部の開閉を可能とし、端子台を露出状態に切り替える操作が容易に行われやすくなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-196099公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の構成を必須とすると又は多用すると、装置工程の大型化又は複雑化を招きやすいという問題がある。一方、特許文献1の構成以外では、例えば、筐体内外の空間を連通させる管が筐体底面部に設けられ、この管を介して導入された配線が筐体内の所定位置にねじ等によって固定されるものが挙げられる。しかし、このような管が筐体内部から取り付けられる構造のものでは、作業者が管を筐体底面部に取り付ける作業を行いにくく、筐体内に導入された配線を適正位置(ねじ等によって固定する位置)に導く作業を行いにくいという問題がある。
【0005】
本開示の目的の一つは、給湯器に関し、作業者が、給湯器の底面部に配線導入用の部材を容易に取り付けやすく、配線導入用の部材を介して配線を導入する作業も行いやすい技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一つである給湯器は、
ガスを燃焼させて給湯動作を行う給湯回路と、
前端側が開放した筐体本体と、前記筐体本体を前側から開閉する前側カバーと、を有し、前記給湯回路を収容する筐体と、
前記筐体本体の内部と外部とに跨るように取り付けられる配線部と、
前記配線部を挿通させる挿通路を有し、前記筐体本体に固定される案内部材と、
を備え、
前記筐体本体の底面部には、貫通した孔部が設けられ、
前記案内部材は、前記筐体の外側から前記孔部に挿し通された構成で固定され、
前記案内部材において前記孔部よりも前側には前記挿通路内から前記配線部を導出するための導出口が設けられ、
前記挿通路内は、前記底面部よりも下位置に設けられた導入口から前記導出口へと前記配線部を通す挿通空間が続いており、
前記挿通路は、前記底面部よりも上位置に上側内壁部が設けられ、
前記上側内壁部は、前記挿通空間を上側から覆うとともに前記孔部よりも前側に続く。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る技術が採用されると、作業者が、給湯器の底面部に配線導入用の部材を容易に取り付けやすく、配線導入用の部材を介して配線を導入する作業も行いやすい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る給湯器としての給湯暖房機を概略的に例示する概略回路図である。
図2は、図1の給湯暖房機の正面図である。
図3は、図1の給湯暖房機から前側カバーを外した状態を部分的に示す斜視図である。
図4は、図1の給湯暖房機から閉塞部を外した状態を部分的に示す斜視図である。
図5は、図1の給湯暖房機を上下逆にした状態を示す斜視図である。
図6は、図1の給湯暖房機の筐体本体、案内部材、固定部材等を示す斜視図である。
図7は、図6の状態から固定部材を取り外した状態を示す斜視図である。
図8は、図1の給湯暖房機に用いられる固定部材を示す斜視図である。
図9は、図1の給湯暖房機に用いられる筐体の底面部を平面視した図である。
図10は、図9の底面部に対して案内部材が取り付けられた構成を平面視した図である。
図11は、図10の構成を正面側から見た図である。
図12は、図10の構成を側方から見た図である。
図13は、図10の構成を下面側から見た図である
図14は、筐体の底面部から案内部材を取り外した状態を示す斜視断面図である。
図15は、筐体の底面部に対し案内部材を挿入し始めた状態を示す斜視断面図である。
図16は、筐体の底面部に対し案内部材の挿入がある程度進行した状態を示す斜視断面図である。
図17は、筐体の底面部に対し案内部材が正規位置に配置された状態を示す斜視断面図である。
図18は、図17の状態を下面側から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下の〔1〕~〔7〕の各々は、本開示に含まれる給湯器の一例である。
【0010】
〔1〕 ガスを燃焼させて給湯動作を行う給湯回路と、
前端側が開放した筐体本体と、前記筐体本体を前側から開閉する前側カバーと、を有し、前記給湯回路を収容する筐体と、
前記筐体本体の内部と外部とに跨るように取り付けられる配線部と、
前記配線部を挿通させる挿通路を有し、前記筐体本体に固定される案内部材と、
を備え、
前記筐体本体の底面部には、貫通した孔部が設けられ、
前記案内部材は、前記筐体の外側から前記孔部に挿し通された構成で固定され、
前記案内部材において前記孔部よりも前側には前記挿通路内から前記配線部を導出するための導出口が設けられ、
前記挿通路内は、前記底面部よりも下位置に設けられた導入口から前記導出口へと前記配線部を通す挿通空間が続いており、
前記挿通路は、前記底面部よりも上位置に上側内壁部が設けられ、
前記上側内壁部は、前記挿通空間を上側から覆うとともに前記孔部よりも前側に続く
給湯器。
(【0011】以降は省略されています)
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