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公開番号
2025090252
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205375
出願日
2023-12-05
発明の名称
タイヤ
出願人
TOYO TIRE株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60C
13/00 20060101AFI20250610BHJP(車両一般)
要約
【課題】パターン領域をより黒くする。
【解決手段】タイヤは、サイドウォールの外表面の一部に、当該一部の周囲とは異なる部分として視認可能なパターン領域を備える。パターン領域には、曲面状に凹む湾曲凹部と、湾曲凹部の中央部から突出する中央突起とを含む集光形状が、複数形成されている。湾曲凹部の内周面に反射した光は、中央突起に集められる。このタイヤによれば、パターン領域に入射した光は、パターン領域から出射するまでに、湾曲凹部の内周面と中央突起の外周面とに続けて当たり易くなる。つまり、パターン領域に入射した光は、出射するまでに、計2回以上反射し易くなる。それらの反射の度に、当該反射前の光の大部分が吸収される。そのため、光をより吸収し易くなり、パターン領域がより黒くなる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
サイドウォールの外表面の一部に、当該一部の周囲とは異なる部分として視認可能なパターン領域を備えるタイヤであって、
前記パターン領域には、曲面状に凹む湾曲凹部と、前記湾曲凹部の中央部から突出する中央突起と、を含む集光形状が複数形成されており、
前記湾曲凹部の内周面に反射した光が、前記中央突起に集められる、
タイヤ。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記湾曲凹部の断面形状は、楕円および長円を含む形状としてのオーバルの一部状である、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記湾曲凹部の開口の半径よりも、当該湾曲凹部の深さの方が大きい、
請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記湾曲凹部は、前記外表面に沿って所定方向に見た断面視において楕円弧状であって、
前記中央突起は、前記楕円における少なくとも一方の焦点よりも突出してる、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記中央突起は、前記湾曲凹部の開口よりも突出している、
請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記集光形状は、前記パターン領域内においてハニカム形状における各セルの配置状に配置されている、
請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記湾曲凹部は、前記外表面に沿って所定方向に見た断面視および前記外表面に沿って前記所定方向に直交する方向に見た断面視のいずれにおいても、曲線状に凹んでおり、
前記パターン領域は、前記所定方向寄りに見た場合および前記所定方向に直交する方向寄りに見た場合のいずれの場合においても、同様に黒く見える、
請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記湾曲凹部は、前記外表面に沿って所定方向に延在し、且つ前記所定方向に見た断面視において曲線状に凹んでおり、
前記中央突起は、前記所定方向に延在する板状であって、
前記パターン領域は、前記所定方向寄りに見た場合よりも、前記所定方向に直交する方向寄りに見た場合の方が黒く見える、
請求項1又は2に記載のタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、サイドウォールの外表面の一部に、例えば標章や模様等を表示するためのパターン領域を備えたタイヤと、そのタイヤを成形するためのタイヤ成形金型に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、タイヤのサイドウォールの一部に、多数の微細な突起が集合したパターン領域を設けたタイヤが知られている(例えば、特許文献1等)。このようなパターン領域は、入射する光が突起間で反射を繰り返すことにより光の吸収作用が生じ、これにより周囲のサイドウォールの外表面よりも、より黒く視認されてコントラストが向上するものとなる。この種のパターン領域を備えることにより、そのタイヤは、例えば意匠効果や外観性の向上が図られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-1440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
多数の突起による高コントラスト化は、塗装等による手段よりも経年変化が生じ難く、長期にわたってその効果が発揮されるという利点がある。そこで、従来よりも、より黒色濃度が高まって高コントラスト化が進み、意匠効果や外観性のさらなる向上が図られるような突起によるパターン領域の形成が求められてきている。
【0005】
本発明は、パターン領域をより黒くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るタイヤは、
サイドウォールの外表面の一部に、当該一部の周囲とは異なる部分として視認可能なパターン領域を備えるタイヤであって、
前記パターン領域には、曲面状に凹む湾曲凹部と、前記湾曲凹部の中央部から突出する中央突起と、を含む集光形状が複数形成されており、
前記湾曲凹部の内周面に反射した光が、前記中央突起に集められる。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るタイヤによれば、パターン領域に入射した光は、パターン領域から出射するまでに、湾曲凹部の内周面と中央突起の外周面とに続けて当たり易くなる。つまり、パターン領域に入射した光は、パターン領域から出射するまでに、計2回以上反射し易くなる。それらの反射の度に、当該反射前の光の大部分が吸収される。そのことから、光をより吸収し易くなり、パターン領域がより黒くなる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態のタイヤを示す側面図である。
タイヤを加硫成形するタイヤ成形金型の一例を示す断面図である。
タイヤのパターン領域を示す斜視図である。
図3のfg4-fg4線の断面を示す図である。
図3のfg5-fg5線の断面を示す図である。
集光形状を示す斜視図である。
タイヤ成形金型におけるパターン領域を成形する部分を示す断面図である。
第2実施形態のパターン領域を示す側面図である。
図8のfg9-fg9線の断面を示す図である。
図8のfg10-fg10線の断面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。ただし、本発明は、以下の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できる。
【0010】
[第1実施形態]
図1は、実施形態に係るタイヤ1の側面図である。タイヤ1は、その内腔に所定の空気圧が充填されるいわゆる空気入りタイヤである。実施形態のタイヤ1は、軽自動車やSUV等を含む乗用車用の空気入りタイヤである。なお、実施形態のタイヤ1の構成は、例えばライトトラック、トラック、バス等の他の車種用の空気入りタイヤにも適用できる。
(【0011】以降は省略されています)
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