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公開番号
2025090308
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205477
出願日
2023-12-05
発明の名称
化粧料
出願人
岩瀬コスファ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
8/73 20060101AFI20250610BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】べたつき感の少ない新規な化粧料の提供。
【解決手段】被覆粒子(A)を含む化粧料であって、
前記被覆粒子(A)が、セルロース粒子及び前記セルロース粒子の表面の少なくとも一部を覆う被覆層を有し、
前記被覆層が、2個以上の単糖が結合してなる糖化合物と炭素数8~28の脂肪酸とのエステル化合物を含んでなる、化粧料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
被覆粒子(A)を含む化粧料であって、
前記被覆粒子(A)が、セルロース粒子及び前記セルロース粒子の表面の少なくとも一部を覆う被覆層を有し、
前記被覆層が、2個以上の単糖が結合してなる糖化合物と炭素数8~28の脂肪酸とのエステル化合物を含んでなる、化粧料。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記化粧料が、融点が25℃以下の液状油(B)を含有する、請求項1に記載の化粧料。
【請求項3】
前記液状油(B)が、天然動植物油、炭化水素油、エステル油、シリコーン油、高級アルコール、及び高級脂肪酸からなる群から選択される少なくとも一種である、請求項2に記載の化粧料。
【請求項4】
前記液状油(B)が、エステル油を含む、請求項2又は3に記載の化粧料。
【請求項5】
前記液状油(B)の量が、化粧料中、1%以上90%以下である、請求項2又は3に記載の化粧料。
【請求項6】
前記被覆粒子(A)の量が、化粧料中、0.1%以上20%以下である、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項7】
前記糖化合物がデキストリン及びイヌリンからなる群から選択される少なくとも一種である、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項8】
前記脂肪酸が飽和脂肪酸である、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項9】
前記エステル化合物の置換度が1.5以上である、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項10】
前記エステル化合物の量が、前記セルロース粒子に対して、0.01%以上10%以下である、請求項1又は2に記載の化粧料。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は化粧料に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
化粧料に対して、美粧効果や紫外線防御効果等を付与するために種々の粉体原料(ナイロンやシリコーンといった石油由来の合成樹脂ビーズ、及び天然由来の粉体原料等)が用いられている。
【0003】
そして、化粧料の使用感を向上させる目的で用いられている天然由来の粉体原料として、金属石鹸系処理剤によって被覆して疎水化した酢酸セルロース粒子が開発されている(特許文献1)。また、シリコーン油や炭化水素油、エステル油等への分散性を考慮してデキストリン脂肪酸エステルで表面処理した化粧料粉体が知られている(特許文献2及び3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-99605号公報
特公平5-3844号公報
特開2011-213662号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には、セルロースを主成分とする樹脂で形成されたコアビーズを表面処理剤で表面処理して得られる樹脂ビーズ、及びこの樹脂ビーズを含有する、化粧料、外皮用薬、塗料、成形体、フィルム、コーティング剤、及び樹脂組成物が開示されている。
【0006】
特許文献2には、デキストリン脂肪酸部分エステルによって表面を被覆されてなることを特徴とする化粧料用粉体が開示されている。
【0007】
特許文献3には、デキストリンと脂肪酸とのエステル化物であって、デキストリンのグルコースの平均重合度が3~150であり、脂肪酸が炭素数12~22の分岐飽和脂肪酸の1種又は2種以上を全脂肪酸に対して20mol%~100mol%を含有し、グルコース単位当たりの脂肪酸の置換度が1.0~3.0のデキストリン脂肪酸エステルで粉体の表面を被覆処理してなることを特徴とする表面処理粉体及びその用途が開示されている。
【0008】
特許文献1、特許文献2、及び特許文献3のいずれも、化粧料に配合したときのべたつき感による使用感の悪化については記載していない。
【0009】
そこで本開示では、べたつき感の少ない新規な化粧料を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の一例は次のとおりである:
[項1]
被覆粒子(A)を含む化粧料であって、
前記被覆粒子(A)が、セルロース粒子及び前記セルロース粒子の表面の少なくとも一部を覆う被覆層を有し、
前記被覆層が、2個以上の単糖が結合してなる糖化合物と炭素数8~28の脂肪酸とのエステル化合物を含んでなる、化粧料。
[項2]
前記化粧料が、融点が25℃以下の液状油(B)を含有する、項1に記載の化粧料。
[項3]
前記液状油(B)が、天然動植物油、炭化水素油、エステル油、シリコーン油、高級アルコール、及び高級脂肪酸からなる群から選択される少なくとも一種である、項2に記載の化粧料。
[項4]
前記液状油(B)が、エステル油を含む、項2又は3に記載の化粧料。
[項5]
前記液状油(B)の量が、化粧料中、1%以上90%以下である、項2~4のいずれか一項に記載の化粧料。
[項6]
前記被覆粒子(A)の量が、化粧料中、0.1%以上20%以下である、項1~5のいずれか一項に記載の化粧料。
[項7]
前記糖化合物がデキストリン及びイヌリンからなる群から選択される少なくとも一種である、項1~6のいずれか一項に記載の化粧料。
[項8]
前記脂肪酸が飽和脂肪酸である、項1~7のいずれか一項に記載の化粧料。
[項9]
前記エステル化合物の置換度が1.5以上である、項1~8のいずれか一項に記載の化粧料。
[項10]
前記エステル化合物の量が、前記セルロース粒子に対して、0.01%以上10%以下である、項1~9のいずれか一項に記載の化粧料。
[項11]
前記セルロース粒子の個数平均粒子径が、1μm以上10μm以下である、項1~10のいずれか一項に記載の化粧料。
[項12]
前記糖化合物がデキストリン及びイヌリンからなる群から選択される少なくとも一種であり、
前記脂肪酸が飽和脂肪酸であり、
前記エステル化合物の置換度が1.5以上3.0以下であり、
前記エステル化合物の量は、前記セルロース粒子に対して、0.1%以上8%以下であり、
前記被覆粒子(A)の量は、化粧料中、0.1%以上20%以下であり、
前記化粧料が、融点が25℃以下の液状油(B)を含み、
前記液状油(B)が天然動植物油、炭化水素油、エステル油、シリコーン油、高級アルコール、及び高級脂肪酸からなる群から選択される少なくとも一種であり、
前記液状油(B)の量が、化粧料中、1%以上70%以下である、項1~11のいずれか一項に記載の化粧料。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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