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公開番号
2025090341
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205523
出願日
2023-12-05
発明の名称
表示装置
出願人
シャープディスプレイテクノロジー株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
G09F
9/00 20060101AFI20250610BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】簡素な構造及び制御機構でありながら、非発光型及び自発光型の両方で表示品質を高めることができる表示装置を提供する。
【解決手段】ディスプレイ部と、前記ディスプレイ部の出光面側に配置された調光部と、を備え、前記調光部は、前記ディスプレイ部から入射する可視光の強度が大きくなるほど、可視光の透過率が大きくなる表示装置。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ディスプレイ部と、前記ディスプレイ部の出光面側に配置された調光部と、を備え、
前記調光部は、前記ディスプレイ部から入射する可視光の強度が大きくなるほど、可視光の透過率が大きくなる表示装置。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記ディスプレイ部は、一対の偏光板と、前記一対の偏光板に挟まれた液晶層と、を有する液晶ディスプレイである、請求項1記載の表示装置。
【請求項3】
前記ディスプレイ部は、自発光型ディスプレイである、請求項1記載の表示装置。
【請求項4】
前記調光部は、フォトクロミック材料を含有するフォトクロミック材層と、前記フォトクロミック材層上に配置される紫外線フロントライトと、を備え、
前記フォトクロミック材料は、前記ディスプレイ部から可視光が入射すると可視光を透過する状態となり、前記紫外線フロントライトから紫外線が入射すると可視光を遮断する状態となる、
請求項1記載の表示装置。
【請求項5】
前記フォトクロミック材料は、前記フォトクロミック材層において一定方向に配向し、
前記フォトクロミック材層は、前記ディスプレイ部の出射光の偏光軸に平行な吸収軸を有する、請求項4記載の表示装置。
【請求項6】
前記調光部は、TFT基板を備えるノーマリーホワイト型の表示素子であり、
前記TFT基板は、ドレイン電極と、ソース電極と、前記ディスプレイ部からの可視光が入射する位置に配置された光抵抗器又はフォトダイオードと、を有し、
前記光抵抗器又は前記フォトダイオードは、前記ドレイン電極と、前記ドレイン電極に隣接する前記ソース電極の一方と、を接続し、
前記光抵抗器又は前記フォトダイオード上に配置された遮光層を有する、
請求項1記載の表示装置。
【請求項7】
前記調光部は、TFT基板を備えるノーマリーホワイト型の表示素子であり、
前記TFT基板は、前記ディスプレイ部からの可視光が入射する位置に配置された半導体層と、前記半導体層を介して接続されたソース電極及びドレイン電極と、を有し、
前記半導体層上に配置された遮光層を有する、
請求項1記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
以下の開示は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
表示装置は、テレビジョン、スマートフォン、タブレット端末、カーナビゲーション等の電子機器に広く利用されており、近年用いられている表示装置は、液晶ディスプレイ等の表示素子自体は発光せずにバックライトの光源を制御する非発光型表示装置と、有機ELディスプレイ等の表示素子自体が発光する自発光型表示装置に大別される。
【0003】
表示装置は表示形式によって表示品質に関する問題を有している。例えば、液晶ディスプレイ等の非発光型表示装置は、表示素子が発光しないことからバックライト等の光源が必要であり、光源の光漏れが原因でコントラストが低くなるという問題がある。この問題に対して、バックライトと液晶パネルの間に調光用の液晶パネルを配置したデュアルセルが提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010―015117号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、デュアルセルは画素単位の調光を行うために複雑な構造や制御を必要とするためコストが増大するという問題があった。
一方で、有機ELディスプレイ等の自発光型表示装置は、非発光型表示装置と比較して高いコントラストの表示が可能であるものの、黒表示が第0階調である場合の第1階調を表示した時(グレースケール(GL)=1)には輝度が出すぎてしまい、階調に応じた透過率変化(ガンマカーブ)の調整が難しいという問題があった。この問題に対しても、デュアルセルと同様に画素単位の調光を行うことが考えらえるが、複雑な構造や制御を必要となる。そのため、より簡素な構造や制御で非発光型、自発光型両方の表示装置の表示品質を高める方法が求められている。
【0006】
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、簡素な構造及び制御機構でありながら、非発光型及び自発光型の両方で表示品質を高めることができる表示装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、以下の開示1~7から構成される。以下、本開示について詳説する。
[開示1]
ディスプレイ部と、前記ディスプレイ部の出光面側に配置された調光部と、を備え、
前記調光部は、前記ディスプレイ部から入射する可視光の強度が大きくなるほど、可視光の透過率が大きくなる表示装置。
[開示2]
前記ディスプレイ部は、一対の偏光板と、前記一対の偏光板に挟まれた液晶層と、を有する液晶ディスプレイである、開示1記載の表示装置。
[開示3]
前記ディスプレイ部は、自発光型ディスプレイである、開示1記載の表示装置。
[開示4]
前記調光部は、フォトクロミック材料を含有するフォトクロミック材層と、前記フォトクロミック材層上に配置される紫外線フロントライトを備え、
前記フォトクロミック材料は、前記ディスプレイ部から可視光が入射すると可視光を透過する状態となり、前記紫外線フロントライトから紫外線が入射すると可視光を遮断する状態となる、
開示1、2又は3記載の表示装置。
[開示5]
前記フォトクロミック材料は、前記フォトクロミック材層において一定方向に配向し、
前記フォトクロミック材層は、前記ディスプレイ部の出射光の偏光軸に平行な吸収軸を有する、開示4記載の表示装置。
[開示6]
前記調光部は、TFT基板を備えるノーマリーホワイト型の表示素子であり、
前記TFT基板は、ドレイン電極と、ソース電極と、前記ディスプレイ部からの可視光が入射する位置に配置された光抵抗器又はフォトダイオードと、を有し、
前記光抵抗器又は前記フォトダイオードは、前記ドレイン電極と、前記ドレイン電極に隣接する前記ソース電極の一方と、を接続し、
前記光抵抗器又は前記フォトダイオード上に配置された遮光層を有する、
開示1、2又は3記載の表示装置。
[開示7]
前記調光部は、TFT基板を備えるノーマリーホワイト型の表示素子であり、
前記TFT基板は、前記ディスプレイ部からの可視光が入射する位置に配置された半導体層と、前記半導体層を介して接続されたソース電極及びドレイン電極と、を有し、
前記半導体層上に配置された遮光層を有する、
開示1、2又は3記載の表示装置。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、簡素な構造及び制御機構でありながら、非発光型及び自発光型の両方で表示品質を高めることができる表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る表示装置の模式図である。
実施形態1に係る表示装置におけるディスプレイ部の表示と調光部の表示の例を表した模式図である。
実施形態1に係る表示装置の調光部の透過率特性について説明するグラフである。
実施形態2に係る表示装置におけるディスプレイ部の表示と調光部の表示の例を表した模式図である。
実施形態3に係る表示装置における調光部の上面図である。
図5のX-X’方向の断面図である。
図5のY-Y’方向の断面図である。
実施形態3に係る表示装置における調光部の等価回路図である。
実施形態3に係る表示装置におけるディスプレイ部の表示と調光部の表示の例を表した模式図である。
実施形態3に係る表示装置の調光部の制御を表したタイミングチャートである。
実施形態4に係る表示装置における調光部の上面図である。
図11のX-X’方向の断面図である。
図11のY-Y’方向の断面図である。
実施形態4に係る表示装置におけるディスプレイ部の表示と調光部の表示の例を表した模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態に係る表示装置について説明する。本発明は、以下の実施形態に記載された内容に限定されるものではなく、本発明の構成を充足する範囲内で、適宜設計変更を行うことが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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