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公開番号2025091031
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023205987
出願日2023-12-06
発明の名称スパイラルプロテクタ巻付装置
出願人株式会社ニチリン
代理人弁理士法人ATEN
主分類B29C 63/14 20060101AFI20250611BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】ゴムホースにスパイラルプロテクタを自動で簡易に整然と巻き付ける装置を提供する。
【解決手段】スパイラルプロテクタ巻付装置100は、マンドレル1と、マンドレル駆動装置2と、溝体3と、プロテクタガイド4と、プロテクタガイド駆動装置5とを有する。マンドレル1は、ゴムホース120を保持している。マンドレル駆動装置2は、マンドレル1を回転させる。溝体3に、スパイラルプロテクタ130が収容されている。プロテクタガイド4は、スパイラルプロテクタ130をガイドする。プロテクタガイド駆動装置は、マンドレル1の回転に同期して、プロテクタガイド4を、軸方向のうちのスパイラルプロテクタ130の未装着側へ移動させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ゴムホースが挿入されることで当該ゴムホースを保持するマンドレルと、
前記マンドレルを回転させるマンドレル駆動装置と、
前記マンドレルの軸方向に沿って前記マンドレルの側方に配置され、樹脂チューブを螺旋状に切った形状のスパイラルプロテクタを収容する溝体と、
前記マンドレルと前記溝体との間に配置され、前記ゴムホースに巻き付けられていく前記スパイラルプロテクタのガイドとなるプロテクタガイドと、
前記軸方向のうちのスパイラルプロテクタ未装着側方向へ前記マンドレルの回転に同期して、前記プロテクタガイドを移動させるプロテクタガイド駆動装置と、
を備える、スパイラルプロテクタ巻付装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記プロテクタガイド駆動装置は、前記マンドレルの1回転につき、前記ゴムホースに巻き付けられた前記スパイラルプロテクタの前記軸方向の1ピッチ分、前記プロテクタガイドを移動させる、
請求項1に記載のスパイラルプロテクタ巻付装置。
【請求項3】
前記プロテクタガイドは、前記スパイラルプロテクタの側辺部をガイドする側辺ガイドを有し、
前記側辺ガイドは、水平方向における前記軸方向に対する角度が調整可能とされている、
請求項1または2に記載のスパイラルプロテクタ巻付装置。
【請求項4】
前記プロテクタガイドは、前記マンドレルに保持された前記ゴムホースの上面レベルよりも低い位置に配置されて、前記スパイラルプロテクタの上面をガイドするガイドローラをさらに有する、
請求項3に記載のスパイラルプロテクタ巻付装置。
【請求項5】
前記プロテクタガイドは、前記溝体に収容された筒状形態の前記スパイラルプロテクタに挿入されることで、当該スパイラルプロテクタを回転可能に支持する支持棒を有する、
請求項1または2に記載のスパイラルプロテクタ巻付装置。
【請求項6】
前記プロテクタガイド駆動装置は、前記マンドレルと前記溝体との間に配置されたベルトを有し、
前記ベルトに前記プロテクタガイドが固定されている、
請求項1または2に記載のスパイラルプロテクタ巻付装置。
【請求項7】
前記マンドレルは、前記ゴムホースを固定するテーパ形状の固定部を有する、
請求項1または2に記載のスパイラルプロテクタ巻付装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴムホースにスパイラルプロテクタを巻き付けるスパイラルプロテクタ巻付装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ゴムホースにスパイラルプロテクタを巻き付ける装置が記載されている。特許文献1に記載された装置は、スパイラルプロテクタを支持する支持棒と、ゴムホースを保持するマンドレルと、マンドレルを回転させる回転駆動装置とを備えている。支持棒5は、「基台3に立設した支柱4に他端で固定されている」(特許文献1の〔実施例〕および第1図など参照)。特許文献1に記載された装置では、「支持棒に支持されたスパイラルプロテクタの辺がマンドレルに保持されたゴムホースの長さ方向に対して、ほぼ直角になるように、支持棒とマンドレルとが同一平面上において相対的に傾けて設け」られている(特許文献1の〔実用新案登録請求の範囲〕など参照)。これにより、「回転駆動モーター8を駆動させてマンドレル6とゴムホース2を回転させると、マンドレル6に保持されたゴムホース2が回転し、スパイラルプロテクタ1が先端部1aから順次引き出され、ゴムホース2の外周に隙間なくしかも重複することなく自動的に巻き付けられる」(特許文献1の〔作用〕参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第2031661号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された装置では、「支持棒とマンドレルとが同一平面上において相対的に傾けられている」。しかし、特許文献1に記載された効果、つまり「ゴムホース2の外周に隙間なくしかも重複することなく自動的に巻き付けられる」効果が得られるように、支持棒とマンドレルとの傾きを調整することは難しい。
【0005】
本発明の目的は、ゴムホースにスパイラルプロテクタを自動で簡易に整然と巻き付けることが可能な装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書に開示されるスパイラルプロテクタ巻付装置は、ゴムホースが挿入されることで当該ゴムホースを保持するマンドレルと、前記マンドレルを回転させるマンドレル駆動装置と、前記マンドレルの軸方向に沿って前記マンドレルの側方に配置され、樹脂チューブを螺旋状に切った形状のスパイラルプロテクタを収容する溝体と、前記マンドレルと前記溝体との間に配置され、前記ゴムホースに巻き付けられていく前記スパイラルプロテクタのガイドとなるプロテクタガイドと、前記軸方向のうちのスパイラルプロテクタ未装着側方向へ前記マンドレルの回転に同期して、前記プロテクタガイドを移動させるプロテクタガイド駆動装置と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
ゴムホースにスパイラルプロテクタを自動で簡易に整然と巻き付けることができるスパイラルテープ巻付装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るスパイラルプロテクタ巻付装置を上方からみた斜視図であり、ゴムホースにスパイラルプロテクタを巻き付けているときの図である。
実施形態に係るスパイラルプロテクタ巻付装置を上方からみた斜視図であり、ゴムホースおよびスパイラルプロテクタを示していない図である。
実施形態に係るスパイラルプロテクタ巻付装置を上方からみた斜視図であり、ケース内の構成を示した図である。
実施形態に係るスパイラルプロテクタ巻付装置の上方からみた図である。
図4に示すプロテクタガイドおよびその周辺の拡大図である。
実施形態に係るスパイラルプロテクタ巻付装置の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の好適な実施形態について説明する。
【0010】
図1および図2に、スパイラルプロテクタ巻付装置100を示している。図1および図2では、スパイラルプロテクタ巻付装置100が架台110に配置されている。図1には、ゴムホース120にスパイラルプロテクタ130が巻き付けられているときを示している。図2には、図1に示すゴムホース120およびスパイラルプロテクタ130を図示していない。
(【0011】以降は省略されています)

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